荷電粒子を伴う中性K中間子崩壊を通じた新物理探索のための検出器開発
荷電粒子を伴う中性K中間子崩壊を通じた新物理探索のための検出器開発
批准号:
20K14488
负责人:
清水 信宏
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2021-03-31
中文摘要
J-PARC KOTO実験は、標準理論で強く抑制されているK中間子の崩壊事象、KL→π0ννの観測を通じて,新物理の探索を行うことを目的としている。その中で、本採択課題の目的は、KOTO検出器を改良し、荷電粒子の精密測定を可能にすることである。その最初のステップとして、近年明らかになった荷電K中間子が引き起こす背景事象を削減する検出器開発を行った。KOTOビームラインは、電荷を帯びた粒子は、途中の磁石で除去されるようデザインされている。しかしながら、中性のKL中間子がビームラインの壁と相互作用することで、微量の荷電K中間子がKOTO検出器に入り、背景事象となる。令和二年度は、この背景事象を削減するため、KOTO検出器の入り口に設置する上流荷電Veto検出器(UCV)の開発・試験・運用を行った。UCVは、荷電粒子がシンチレーションファイバーを通過して生成した光子をMPPCで検出し、電気信号へと変換する仕組みをもつ。2019年に製作したプロトタイプで得た反省を踏まえ、7月にデザインを開始し、シンチレーションファイバーの性能評価、エレクトロニクス・メカニクスの開発を経て、11月に実機が完成した。12月は、東北大学の電子ビームを用いたテストを行い、性能検査を行った。予定していた荷電粒子の不感率として、5%未満が達成されることが示された。2021年2月には、J-PARCの実地での運用が始まり、KOTOビームラインの中で、想定していた性能が得られることが確認された。本検出器の開発により、既知の背景事象はついに抑え込める段階へ至った。
英文摘要
J-PARC KOTO実験は、標準理論で強く抑制されているK中間子の崩壊事象、KL→π0ννの観測を通じて,新物理の探索を行うことを目的としている。その中で、本採択課題の目的は、KOTO検出器を改良し、荷電粒子の精密測定を可能にすることである。その最初のステップとして、近年明らかになった荷電K中間子が引き起こす背景事象を削減する検出器開発を行った。KOTOビームラインは、電荷を帯びた粒子は、途中の磁石で除去されるようデザインされている。しかしながら、中性のKL中間子がビームラインの壁と相互作用することで、微量の荷電K中間子がKOTO検出器に入り、背景事象となる。令和二年度は、この背景事象を削減するため、KOTO検出器の入り口に設置する上流荷電Veto検出器(UCV)の開発・試験・運用を行った。UCVは、荷電粒子がシンチレーションファイバーを通過して生成した光子をMPPCで検出し、電気信号へと変換する仕組みをもつ。2019年に製作したプロトタイプで得た反省を踏まえ、7月にデザインを開始し、シンチレーションファイバーの性能評価、エレクトロニクス・メカニクスの開発を経て、11月に実機が完成した。12月は、東北大学の電子ビームを用いたテストを行い、性能検査を行った。予定していた荷電粒子の不感率として、5%未満が達成されることが示された。2021年2月には、J-PARCの実地での運用が始まり、KOTOビームラインの中で、想定していた性能が得られることが確認された。本検出器の開発により、既知の背景事象はついに抑え込める段階へ至った。
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Search for New Physics via the KL→π0νν decay at the J-PARC KOTO experiment
通过 J-PARC KOTO 实验中的 KL→π0νν 衰变寻找新物理
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasuhiro Yamaguchi, 小髙駿平, N. Shimizu]
通讯作者:
N. Shimizu
光学望遠鏡フォローアップ観測に向けた宇宙ニュートリノ観測装置IceCubeによるオンラインmultiplet信号の研究
利用宇宙中微子观测装置IceCube进行光学望远镜后续观测的在线多重信号研究
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水 信宏]
通讯作者:
清水 信宏
First search for KL → π0γ
首先搜索KL → π0γ
DOI:
10.1103/physrevd.102.051103
发表时间:
2020
期刊:
PHYSICAL REVIEW D
影响因子:
5
作者:
[N. Shimizu, et al.]
通讯作者:
et al.
Study of the K L → π 0 νν Decay at the J-PARC KOTO Experiment
J-PARC KOTO 实验中 KL → π 0 νν 衰变的研究
DOI:
10.1103/physrevlett.126.121801
发表时间:
2021
期刊:
Physical Review Letters
影响因子:
8.6
作者:
[J. K. Ahn, H.Nanjo, K.Shiomi et al]
通讯作者:
K.Shiomi et al
KOTOビームラインに含まれる荷電 K 中間子のフラックス測定
KOTO 光束线中包含的带电 K 介子的通量测量
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水 信宏]
通讯作者:
清水 信宏
IceCube-Gen2に向けた次世代光学モジュールの開発
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批准号:22K14048
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2022
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负责人:清水 信宏
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依托单位:
History of Stone Masonry Buildings in Tigray, Ethiopia, and Relationship with Coptic Church Buildings
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批准号:20J30003
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2020
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负责人:清水 信宏
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依托单位:
KOTO実験を利用したinvisible粒子の探索
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批准号:17J02178
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2017
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负责人:清水 信宏
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依托单位:
エチオピア・ティグレ州における建築的地域資源の成立とその活用(不)可能性
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批准号:16J06081
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2016
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负责人:清水 信宏
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依托单位:
Belle実験におけるタウ粒子の磁気異常能率の測定
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批准号:14J07744
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2014
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负责人:清水 信宏
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依托单位:
海外基金