色素体核様体の膜アンカーポイントが司る核様体構造と色素体分化の制御
色素体核様体の膜アンカーポイントが司る核様体構造と色素体分化の制御
批准号:
20K15819
负责人:
藤井 祥
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
植物の色素体は,器官の発達や環境変化に応じて柔軟に分化する。緑化時にみられる未分化な色素体から葉緑体への分化は,チラコイド膜の形成や大規模な遺伝子発現変動を含むダイナミックな過程である。色素体のゲノムDNAは,多数のタンパク質とともに「核様体」という複合体を形成し,膜にアンカーされる。葉緑体分化時には核様体がチラコイド膜上に分散するが,その分子機構と生理学的機能には未解明の部分が多く残されている。本研究では,色素体核様体の膜アンカーポイントのダイナミクスとその生理学的意義の解明を目指している。2021年度までに,色素体核様体の代表的な膜アンカー因子であるMFP1が,葉緑体分化時の核様体の分散・表面積にの拡大に必須であり,ストレス条件下での色素体ゲノムにおける転写活性化にも必要であることを見出した。2022年度は,MFP1が膜上でどのような分子と相互作用するかを明らかにすることを目標とした。構造予測の結果からは,MFP1は可溶性タンパク質である可能性が高いとされた。しかしながら,細胞分画法を用いた実験から,MFP1自身が葉緑体の脂質二重膜と直接的に相互作用することを示唆するデータが得られた。さらに,膜アンカーポイントにおいてMFP1と協調的に機能する因子を突き止めるため,共免疫沈降-質量分析(CoIP-MS)法によるMFP1の相互作用因子の探索を行った。その結果,葉緑体においてDNAやRNAと結合することが知られている複数の因子が,MFP1と特異的に相互作用することが示唆された。これらの因子は,膜アンカーポイント近傍において,転写活性化や転写産物の安定化を担っている可能性が考えられる。
英文摘要
植物の色素体は,器官の発達や環境変化に応じて柔軟に分化する。緑化時にみられる未分化な色素体から葉緑体への分化は,チラコイド膜の形成や大規模な遺伝子発現変動を含むダイナミックな過程である。色素体のゲノムDNAは,多数のタンパク質とともに「核様体」という複合体を形成し,膜にアンカーされる。葉緑体分化時には核様体がチラコイド膜上に分散するが,その分子機構と生理学的機能には未解明の部分が多く残されている。本研究では,色素体核様体の膜アンカーポイントのダイナミクスとその生理学的意義の解明を目指している。2021年度までに,色素体核様体の代表的な膜アンカー因子であるMFP1が,葉緑体分化時の核様体の分散・表面積にの拡大に必須であり,ストレス条件下での色素体ゲノムにおける転写活性化にも必要であることを見出した。2022年度は,MFP1が膜上でどのような分子と相互作用するかを明らかにすることを目標とした。構造予測の結果からは,MFP1は可溶性タンパク質である可能性が高いとされた。しかしながら,細胞分画法を用いた実験から,MFP1自身が葉緑体の脂質二重膜と直接的に相互作用することを示唆するデータが得られた。さらに,膜アンカーポイントにおいてMFP1と協調的に機能する因子を突き止めるため,共免疫沈降-質量分析(CoIP-MS)法によるMFP1の相互作用因子の探索を行った。その結果,葉緑体においてDNAやRNAと結合することが知られている複数の因子が,MFP1と特異的に相互作用することが示唆された。これらの因子は,膜アンカーポイント近傍において,転写活性化や転写産物の安定化を担っている可能性が考えられる。
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ミシガン大学(米国)
密歇根大学(美国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
アカデミアシニカ(台湾)
中央研究院(台湾)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
八戸伝統野菜「糠塚きゅうり」の色変化メカニズム
八户传统蔬菜“糠冢黄瓜”的变色机理
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[馬渕 敦士, 門田 慧奈, 野田口 理孝, 筒井 大貴, 櫻庭 康仁, 祢冝 淳太郎, 阿部 光知, 柳澤 修一, 射場 厚, 武内秀憲,別所-上原奏子,長江拓也,井本美紀,内木希美,永原史織,水多陽子,東山哲也, 藤井祥,辻本侑生]
通讯作者:
藤井祥,辻本侑生
Galactolipids contribute to balancing two differential structures of etioplast membranes
半乳糖脂有助于平衡黄质体膜的两种不同结构
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤井 祥, 秋田 佳恵, 大目 歩果, 梶川 瑞恵, 和田 元, 永田 典子, 小林 康一]
通讯作者:
小林 康一
葉緑体分化時の核様体の分散にはMFP1 による色素体DNA の膜アンカーが必要である
叶绿体分化过程中,类核分散需要 MFP1 对质体 DNA 进行膜锚定。
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤井祥,鹿内利治,西村芳樹]
通讯作者:
藤井祥,鹿内利治,西村芳樹
共 15 条
葉緑体分化における膜脂質依存的な転写制御機構の解明
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批准号:24K18134
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2024
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负责人:藤井 祥
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依托单位:
葉緑体の内膜形成から迫る核様体ダイナミクスの制御機構
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批准号:19J01779
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2019
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负责人:藤井 祥
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依托单位:
脂質合成の人工制御が解き明かす葉緑体の形成機構
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批准号:16J10176
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2016
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负责人:藤井 祥
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依托单位:
海外基金