線維筋痛症モデルにおけるミクログリアを介したリゾホスファチジン酸分子機構の解明
線維筋痛症モデルにおけるミクログリアを介したリゾホスファチジン酸分子機構の解明
批准号:
20K16511
负责人:
根山 広行
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、線維筋痛症マウスモデルにおいて、脳内のリゾホスファチジン酸(LPA)がどのように慢性疼痛形成に関与しているか、メカニズムの解明を目的としている。これまでに線維筋痛症マウスモデルにおいて、ミクログリア阻害剤であるミノサイクリンが病態モデルの痛みを改善することが分かっており、脳内LPAとミクログリアの関係について着目して研究を進めている。当初の予定では、線維筋痛症マウスモデルのミクログリア活性化領域をPETで検証する予定であったが、免疫染色で顕著なミクログリアの活性化を検出できないこと、マウスモデルによるPET解析の空間解像度の問題からうまく検出できなかった。そこで、脳内LPAとミクログリアの関係を調査するために、脳内ミクログリアを誘発するPolyI:Cを用いた。PolyI:Cは腹腔内に投与すると1時間を超えたあたりから痛みを誘発し、その痛みは1日後まで持続する、さらに、PolyI:C投与1日後にPET撮像を行うと、痛みに関与するいくつかの脳領域で活性型ミクログリアの集積が増加していることが分かった。今年度は、実際に活性化領域でLPA受容体がミクログリアに存在するかを検証するため、RNAscopeを用いて検証したが、LPA受容体は一部の発現の多い領域で検出できたが、目的の領域では発現が弱いもしくは存在しないため検出できなかった。そのため、次年度はRNAscopeの条件を再設定する。加えて、PolyI:Cモデルの痛みにLPAが関与しているかについて、LPA産生についても検証する予定である。
英文摘要
本研究は、線維筋痛症マウスモデルにおいて、脳内のリゾホスファチジン酸(LPA)がどのように慢性疼痛形成に関与しているか、メカニズムの解明を目的としている。これまでに線維筋痛症マウスモデルにおいて、ミクログリア阻害剤であるミノサイクリンが病態モデルの痛みを改善することが分かっており、脳内LPAとミクログリアの関係について着目して研究を進めている。当初の予定では、線維筋痛症マウスモデルのミクログリア活性化領域をPETで検証する予定であったが、免疫染色で顕著なミクログリアの活性化を検出できないこと、マウスモデルによるPET解析の空間解像度の問題からうまく検出できなかった。そこで、脳内LPAとミクログリアの関係を調査するために、脳内ミクログリアを誘発するPolyI:Cを用いた。PolyI:Cは腹腔内に投与すると1時間を超えたあたりから痛みを誘発し、その痛みは1日後まで持続する、さらに、PolyI:C投与1日後にPET撮像を行うと、痛みに関与するいくつかの脳領域で活性型ミクログリアの集積が増加していることが分かった。今年度は、実際に活性化領域でLPA受容体がミクログリアに存在するかを検証するため、RNAscopeを用いて検証したが、LPA受容体は一部の発現の多い領域で検出できたが、目的の領域では発現が弱いもしくは存在しないため検出できなかった。そのため、次年度はRNAscopeの条件を再設定する。加えて、PolyI:Cモデルの痛みにLPAが関与しているかについて、LPA産生についても検証する予定である。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Lysophosphatidic acid receptor type‐1 mediates brain activation in micro‐positron emission tomography analysis in a fibromyalgia‐like mouse model
纤维肌痛样小鼠模型中微正电子发射断层扫描分析中溶血磷脂酸受体 1 型介导大脑激活
DOI:
10.1111/ejn.15729
发表时间:
2022
期刊:
European Journal of Neuroscience
影响因子:
3.4
作者:
[Neyama Hiroyuki, Nishiyori Michiko, Cui Yilong, Watanabe Yasuyoshi, Ueda Hiroshi]
通讯作者:
Ueda Hiroshi
条件付け誘発性のプラセボ鎮痛はmedial prefrontal cortex-ventrolateral periaqueductal gray回路の活性化を介する
条件诱导的安慰剂镇痛是通过内侧前额皮质-腹外侧导水管周围灰质回路的激活介导的
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[根山広行, 武玉萍, 清水朋子, 加藤成樹, 井上美智子, 渡辺恭良, 小林和人, 崔翼龍]
通讯作者:
崔翼龍
急性及び慢性疼痛におけるmPFC-vlPAG回路を介した下行性疼痛調節機構
mPFC-vlPAG环路介导的急慢性疼痛的下行疼痛调节机制
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[根山広行, 武玉萍, 清水朋子, 加藤成樹, 渡辺恭良, 小林和人, 崔翼龍]
通讯作者:
崔翼龍
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