病原性T細胞に着目したシェーグレン症候群病態形成機序の解析
病原性T細胞に着目したシェーグレン症候群病態形成機序の解析
批准号:
20K18296
负责人:
井上 彰子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
これまで我々は、T細胞分化に重要な働きをする核内転写制御因子Special AT-rich sequence binding protein-1 (SATB1)を血球系細胞特異的に欠損する SATB1cKOマウスを用いて、免疫寛容成立のメカニズムを解析してきた。SATB1cKOマウスは胸腺での中心性免疫寛容の破綻がおこり、生後早期からシェーグレン症候群(Sjogren's syndrome; SS)様の唾液腺炎、涙腺炎を呈し、加齢と共に全身性エリテマトーデス(SLE)様の全身性自己免疫疾患を発症することが明らかとなっている。本研究では、SATB1cKOマウスを用いて、SS発症初期病態形成機序を明らかにすることを目的とした。SATB1cKOマウス頸部リンパ節T細胞を、リンパ球が欠損するRag2ノックアウト(Rag2-/-)マウスに移入すると、SS様の唾液腺分泌機能障害が発症する。唾液腺炎を起こした唾液腺には、CD4CD8共陽性T細胞が最も多く検出されたことから、病原性T細胞がどの細胞であるか明らかにするため、抗CD4抗体、または抗CD8抗体をSATB1cKOマウスの腹腔内へ投与しこれらの細胞を除去した。その結果、抗CD4抗体投与群において唾液分泌機能障害の有意な改善が認められた。一方、抗CD8抗体投与群では、唾液分泌機能障害の発症が遅延する結果が得られた。これらの結果より、SATB1cKOマウスのSS発症にはCD4陽性T細胞が重要な働きをする可能性が示唆された。さらに、SS病態形成にかかわるT細胞の機能解析を行うために、SATB1cKOマウス頸部リンパ節T細胞をマウス胸腺腫細胞(BW5147)と細胞融合し、T細胞ハイブリドーマを作成し、CD4陽性、CD8陽性、CD4CD8共陽性のT細胞ハイブリドーマが得られた。
英文摘要
これまで我々は、T細胞分化に重要な働きをする核内転写制御因子Special AT-rich sequence binding protein-1 (SATB1)を血球系細胞特異的に欠損する SATB1cKOマウスを用いて、免疫寛容成立のメカニズムを解析してきた。SATB1cKOマウスは胸腺での中心性免疫寛容の破綻がおこり、生後早期からシェーグレン症候群(Sjogren's syndrome; SS)様の唾液腺炎、涙腺炎を呈し、加齢と共に全身性エリテマトーデス(SLE)様の全身性自己免疫疾患を発症することが明らかとなっている。本研究では、SATB1cKOマウスを用いて、SS発症初期病態形成機序を明らかにすることを目的とした。SATB1cKOマウス頸部リンパ節T細胞を、リンパ球が欠損するRag2ノックアウト(Rag2-/-)マウスに移入すると、SS様の唾液腺分泌機能障害が発症する。唾液腺炎を起こした唾液腺には、CD4CD8共陽性T細胞が最も多く検出されたことから、病原性T細胞がどの細胞であるか明らかにするため、抗CD4抗体、または抗CD8抗体をSATB1cKOマウスの腹腔内へ投与しこれらの細胞を除去した。その結果、抗CD4抗体投与群において唾液分泌機能障害の有意な改善が認められた。一方、抗CD8抗体投与群では、唾液分泌機能障害の発症が遅延する結果が得られた。これらの結果より、SATB1cKOマウスのSS発症にはCD4陽性T細胞が重要な働きをする可能性が示唆された。さらに、SS病態形成にかかわるT細胞の機能解析を行うために、SATB1cKOマウス頸部リンパ節T細胞をマウス胸腺腫細胞(BW5147)と細胞融合し、T細胞ハイブリドーマを作成し、CD4陽性、CD8陽性、CD4CD8共陽性のT細胞ハイブリドーマが得られた。
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More severe ECRS patients produce more TSLP in the paranasal sinus mucosa
更严重的 ECRS 患者在鼻旁窦粘膜中产生更多的 TSLP
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Akiko Inoue, Yuriko Tanaka, Motonari Kondo, Hidehito Matsui, Takara Nakazawa, Shinya Ohira, Hiroshi Osafune, Kota Wada]
通讯作者:
Kota Wada
シェーグレン症候群における自己抗体産生機構の解明
阐明干燥综合征自身抗体产生机制
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井上彰子, 大平真也]
通讯作者:
大平真也
シェーグレン症候群疾患モデルマウスにおけるB細胞 活性化機構の解析
干燥综合征疾病模型小鼠B细胞激活机制分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中ゆり子, 井上彰子, 近藤元就]
通讯作者:
近藤元就
研修医が身につけておきたい耳鼻咽喉科診察のキホン
见习医生应该学习的耳鼻喉科检查基础知识
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
レジデントノート増刊
影响因子:
--
作者:
[神山 和久, 井上 彰子]
通讯作者:
井上 彰子
シェーグレン症候群疾患モデルマウス病原性T細胞による唾液腺組織障害機構の解析
致病性T细胞对干燥综合征疾病模型小鼠唾液腺组织损伤的机制分析
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中ゆり子, 井上彰子, 近藤元就]
通讯作者:
近藤元就
共 10 条
シェーグレン症候群モデルマウスにおける病原性T細胞活性化機構の解析
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批准号:23K15874
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:井上 彰子
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依托单位:
難治性急性前骨髄性白血病に対する新規レチノイド化合物探索法に関する研究
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批准号:18790739
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2006
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负责人:井上 彰子
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依托单位:
海外基金