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近代天皇制に関する思想史的研究ー「国体とデモクラシ―」に着目して

近代帝制的思想史研究：以“国家政体与民主”为中心

基本信息

批准号：
21H00480
负责人：
住友陽文
金额：
$ 7.16万
依托单位：
Osaka Metropolitan University (2022-2023)Osaka Prefecture University (2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00480/
关键词：
近代天皇制国体デモクラシー思想史君主制

项目摘要

2022年度も引き続き、各研究者は共通軸を見据えながら各自の分担研究を進め、その中間成果を「近代天皇制思想史研究会」として開催する公開研究会等での報告・議論を通じて共同研究にフィードバックした。公開研究会は9月・2月の2回開催した。9月の公開研究会では白井聡氏を招聘し、「『戦後の国体』とは何か」をテーマに白井氏による「近代天皇制＝国体は二度にわたって形成され崩壊する」という反復史観をめぐる議論を行い、「戦後の国体」概念について検討した。2月の公開研究会では、中澤達哉氏に「中世後期～近世ヨーロッパの選挙王政」をテーマに、「王のいる共和政」とも形容される「選挙王政」について「世襲王政」との対比の上で分析した研究報告をしていただき、その報告に対して研究代表者である住友と研究分担者である前川がコメントした。この研究会では主に中澤氏の「王のいる共和政」論をめぐる議論を行ない、「君主制とは何か」という本研究課題における核心的な問いに対し「共和政」という観点から深掘りすることができた。そのほか、たとえばフーコーの権力論について当時のフランスにおける絶対王政研究すなわちマルクス主義的歴史認識とその批判という文脈のなかに置いての再考などを行い、「移行論争」の再評価、絶対王政期における再宗教化についてなど近代天皇制研究における新たな視点を模索する上での手がかりを得ることができた。2023年度以降は、以上の観点を伸ばしつつ、継続して個別研究・共同研究に取り組み、近代天皇制イデオロギーや国家論などについての新たな理論構築を目指す。

In the 2022 fiscal year, researchers will see evidence on the common axis so that their respective shared research can progress. The interim results will be reported and discussed at public research meetings such as the "Research Society on the History of Modern Mikado System Thought" and the "Research Society on the History of Mikado System Thought". The Open Research Conference will be held in September and February. In September, the Open Research Conference held a discussion on Shirai's recruitment,"The National System of the Later Period" and "How to Form". In February, Tatsuya Nakazawa published a research report entitled "Late Middle Ages to Modern Times","Imperial Government" and "Imperial Government". This research association is mainly concerned with Nakazawa's "King's Republic" theory,"Monarchy and What", and the core of this research topic,"Republic". A re-examination of the historical understanding and criticism of imperial government, a re-evaluation of the "transition controversy," a re-religionization of imperial government, a re-study of modern imperial system, and a re-evaluation of the "transition controversy." In 2023, the above points were extended, individual research and joint research were conducted, and new theoretical construction was directed.

项目成果

期刊论文数量（22）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

中曽根康弘の天皇論と民主主義論

中曾根康弘的天皇论与民主论

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
長澤麻子;Kengo Miyazono;住友陽文
通讯作者：
住友陽文

〈書評〉中澤達哉編『王のいる共和政―ジャコバン再考』（岩波書店　2022年）

<书评>中泽达也主编《有王的共和国：雅各宾派的再思考》（岩波书店，2022年）

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
陶徳民;吾妻重二;黄東蘭;山田智;村田雄二郎;錢鴎;林少陽;羅コン;小嶋茂稔;石暁軍;朱琳;石永峰;高木智見;二ノ宮聡;呉偉明;高田時雄;平山惠美子;前川真行;伊藤　遼;山本浩之;Kengo Miyazono;岡田裕成;桂紹隆;竹田健二;伊藤聡;住友陽文
通讯作者：
住友陽文

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