A Comparative Study on the Competitiveness of Industrial Regions from the Perspective of Path Dependence of Industrial Technology

产业技术路径依赖视角下产业区域竞争力比较研究

• 批准号: 21H00635
• 负责人: 北川 博史
• 金额: $ 9.4万
• 依托单位: Okayama University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00635/
• 关键词: 経済地理学; 工業地域; 産業技術; 経路依存性; 競争力; 瀬戸内工業地域; 阪神工業地域

本研究は、産業技術の経路依存性に力点をおいて、日本の主要工業地域が有する産業技術の系譜と地域性を明らかにし、各工業地域が有する競争力の実態とその獲得過程について検討するものである。具体的な研究目的は次の3点である。一つは、主要工業地域において産業技術に関する資料を収集して経路依存的に確立された技術軌道を企業横断的ないしは産業横断的に捉え、定性的側面からも検討し、地域特有の産業技術の系譜を明確にする。二つは、各工業地域の工業化過程をふまえ、各地域が有する競争力の時期毎の実態を詳らかにする。三つは、工業地域固有の産業技術の系譜と当該地域のもつ競争力の変遷との相互関係性を工業地域間の比較をとおして探りつつ、それぞれ固有の産業技術の系譜に裏付けられた各地域特有の競争力の実態とその獲得過程を明確にする。2022年度は、研究対象地域を中京工業地帯と瀬戸内工業地域に加えて阪神工業地域とし、工業化ならびに産業技術に関する資料収集を行った。その上で、予察的な分析であるが、産業技術の導入や開発がいかに行われたのかを、それを担った主体間の関係性も含めて分析を行った。また、資料収集に平行して、産業技術に関する国内外の文献調査を行い、理論的な検討を行った。その結果、2022年度における研究業績は、代表者を含めて、北川（2022a）ほか14編の論文発表となった。そのうち、北川（2022a）、中島（2022）については地域特有の産業技術の系譜に注目しつつ、瀬戸内工業地域および阪神工業地帯における技術の軌道性の一端が詳らかになった。一方、水野（2022a）や塚本（2022）は阪神工業地帯および瀬戸内工業地域における工業化過程と競争力の獲得過程の一部を明らかにしている。さらに、與倉（2022）、鎌倉（2022a、b、ｃ、ｄ）など本研究課題に関する理論的な検討を行った研究成果も得られた。

This study focuses on the relationship between industrial technology and its route dependence, the relationship between industrial technology and its regional characteristics in Japan's major industrial regions, and the relationship between competitiveness and acquisition process in each industrial region. Specific research purposes are divided into three points. For example, the collection of industrial technology-related data in major industrial regions, the establishment of path-dependent technology tracks, the identification of cross-industry, and the identification of region-specific industrial technology pedigrees. Second, the industrialization process of each industrial region, the competitiveness of each region and the status of each region. Third, the pedigree of industrial technology inherent in industrial regions, the change of competitiveness of the regions, the interrelationship between industrial regions, the comparison between industrial regions, the exploration of the pedigree of inherent industrial technology, and the clarification of the acquisition process of competitiveness unique to each region. In 2022, the data collection of the research target area, the industrial area in Beijing and the industrial area in Kobe, the industrial area and the industrial technology was carried out. The analysis of the relationship between the introduction and development of industrial technology Research on literature and theoretical research on data collection and industrial technology at home and abroad Results, 2022 research results, representatives, Beichuan (2022a), 14 editions of papersそのうち、北川（2022a）、中岛（2022）については地域特有の产业技术の系谱に注目しつつ、瀬戸内工业地域および坂神工业地帯における技术の轨道性の一端が详らかになった。Ichikata, Mizuno (2022a) and Tsukamoto (2022) are part of the industrialization process and competitiveness acquisition process of Hanshin Industrial Area and Toseki Industrial Area. The research results of the theoretical research on this research topic were obtained in 2022, 2022a, b, c, d.

项目成果

コロナ禍による地方立地の行方 ポストコロナにおける製造業の地方立地 ―「国内回帰」との関係から―

冠状病毒大流行导致的区域布局的未来 后电晕时代制造业的区域布局 - 关于“回归日本” -

• 发表时间: 2021
• 期刊: 産業立地
• 作者: 辻本侑生; 倉田慧一;中川雅貴・小池司朗;鎌倉夏来
• 通讯作者: 鎌倉夏来

近代期大阪市における金属品加工業者の展開－錻力細工商組合文書の分析から－

近代大阪市金属制品加工企业的发展 - 从金属工匠协会的资料分析 -

• 发表时间: 2022
• 期刊: 『地域と生活Ⅲ』
• 作者: Kaihara;S.;Tadakuma;N.;Saito;H.;Nakaya;H.;青柳泰介;井上 希・小池司朗・井上 孝;中島茂
• 通讯作者: 中島茂

三備地域における繊維産業集積－倉敷・井原・福山を中心として－

以仓敷、井原、福山为中心的三备地区的纤维产业集中地

• 发表时间: 2022
• 期刊: 地理学報告
• 作者: Ohyama;M.;Yonenobu;H.;Suzuki;S.;Hoshino;Y.;石川義孝;北川博史
• 通讯作者: 北川博史

進化する産業集積とイノベーション－研究・政策動向に関する覚書

不断发展的产业集聚和创新——研究和政策趋势备忘录

• 发表时间: 2021
• 期刊: 経済学研究
• 作者: 倉持将也;植田宏昭;井上 希・小池司朗・井上 孝;門田岳久;山根拓;新井祥穂;堤 研二;與倉豊
• 通讯作者: 與倉豊

三備地域における繊維産業集積と産業発展の軌道性

米比地区纺织产业集中度及产业发展轨迹

• 发表时间: 2022
• 期刊: 文学部紀要
• 作者: 近藤康久;ハイン・マレー（編）;北川博史
• 通讯作者: 北川博史