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極域の海氷下および浅海底における珪藻類生産の実態解明

阐明极地海冰下和浅海海底硅藻生产的实际状况

基本信息

批准号：
21H02263
负责人：
松野孝平
金额：
$ 10.82万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究は、海氷衰退が著しい北極海陸棚域において、海氷下と海底面での珪藻類による一次生産量と種組成を明らかにし、海氷分布と比較することで、海氷変動による珪藻類生産への影響を解明することを目的としている。令和4年度における本研究に関連する研究成果としては、査読付き論文4報、学会での口頭及びポスター発表を4件行った。令和４年度（2022年度）は、2021年のJAMSTEC海洋地球研究船みらい北極航海で取得した光合成活性パラメーターの解析を重点的に進めた。成果の概要として、海表面およびクロロフィルa最大層では、光合成活性が高い (最大量子収率が高い) が、海底付近では低く、これは死滅した細胞や休眠期細胞が沈降していたためと考えられる。また、表層であっても強光による光阻害は起きていなかったと判断できた。一方で、光以外の環境要因との関係を一般化加法モデルで解析したところ、水温と栄養塩の溶存態無機窒素が重要であることが明らかとなった。このことから、秋季の北極海陸棚域の植物プランクトンは、強光による光阻害よりも、低水温や低栄養塩環境によって光合成活性が変化すると考えられる。さらに、海氷縁近傍で採集した海氷とその周辺の海水試料の分析を行ったところ、植物プランクトンの組成が、海氷中と海水で全く異なることが明らかとなった。これは、海氷中に存在するアイスアルジーは、体外にゼラチン状細胞外高分子物質を排出し、粘着性が高いことで凝集態となり、速やかに海底へ沈降しているためと考えられる。一方、光合成活性では、海氷と海水間で大きく差があるわけではなかった。このことは、秋季であっても海氷中の植物プランクトンが一次生産に貢献していることを示唆している。これらの成果は、北極海陸棚域における海氷の存在が珪藻類生産に与える影響を評価する上で、重要な情報である。

This study demonstrates the primary production and species composition of algae under the sea ice and on the seafloor in the arctic sea shelf area where sea ice is declining.らかにし、Sea ice distribution and comparison することで、Sea ice movement による珪Algae production への Effect を Explain することをPurpose としている. This research is related to the research results of the 4th year of Reiwa 4th year, the 4th paper of the research paper, the oral and 4th paper of the society. In the fourth year of Reiwa (2022) and in 2021, the JAMSTEC Marine Earth Research Vessel Arctic Voyage obtained the key points of analyzing the photosynthetic activity of the ship. Outline of results, maximum layer of sea surface, maximum quantum yield, high photo-synthetic activityが, the bottom of the sea is close to では low く, これは dead cells や dormant cells が sedimentation していためと考えられる.また、The surface layer is strong light and the light is blocked. One side, environmental factors other than light, and generalized addition analysis of the relationship.ろ, water temperature is important for maintaining dissolved inorganic nutrients.このことから, plant プランクトンは in the arctic sea shelf area in autumn, strong light による light barrierよりも, low water temperature, low 栄nurturing environment, によってphotosynthetic activity, が変化すると考えられる.さらに、sea ice collected nearby したsea ice とそのweek 辺のsea water sample analysis を行ったところ, Plant プランクトンの consists of, sea ice and sea water are all different なることが明らかとなった.これは, するアイスアルジーは in sea ice, にゼラチン-like extracellular high molecular substances in vitro をし、High adhesiveness いことでCondensation となり、Speed やかにSea bottom へSettlement しているためと卡えられる. On the one hand, there is a large difference in photosynthetic activity between sea ice and sea water.このことは, autumn であっても in the sea ice, のplant プランクトンが primary production にcontribution していることをshows 唆している. Results of research, evaluation of the presence of sea ice in the Arctic sea shelf area, algae production and its impact, and important information.