細胞壁構成全成分の分子特性に関する統合的研究 -バイオマスの高機能化のために-

细胞壁各成分的分子特性综合研究 - 实现生物质的更高功能性 -

基本信息

批准号：
20H00433
负责人：
上高原浩
金额：
$ 24.04万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

1.カラマツ木材細胞壁中の主要ヘミセルロース成分であるO-アセチルグルコマンナン、アラビノ-4-O-メチル-グルクロノキシラン、セルロースを木材から直接単離し、その反応性を検討したところ、木材を直接反応させる場合と比較して、反応性が低いことがわかった。すなわち、木材を反応させる方が、個々の成分を誘導体化し易いことが明らかとなった。2.Cx, x=2のエーテル化物について、詳細な構造-物性相関に関する研究を推進した。エチル化反応生成物を三成分分離しその成分を詳細に検討した結果、リグニンフラクションに含まれているヘミセルロースはリグニンと共有結合している可能性が高く、リグニンと共有結合していないヘミセルロースは両親媒性の物質としてヘミセルロースフラクションとして単離されることが示唆された。これらの結果について特許を出願した。3.ヒノキ木材ブロックからリグニンを除去した材料を作成し、細胞壁中および、細胞内腔にミネラルを析出させた。続いて、圧縮したところ、透明な木質系無機-有機複合材料を作成することに成功した。得られた材料は非常に高強度である。これらの結果について特許を出願した。4.木質細胞壁成分由来ブロックコポリマーの高機能化を目指し、細胞接着因子含有温度応答性バイオマスヒドロゲルの合成を行なった。次いで、合成したヒドロゲル上で細胞培養実験を行ったところ、細胞をシート状に培養することに成功し、温度を下げることにより、細胞シートを培地から剥離することに成功した。これらの結果について特許出願準備中である。

1。当直接从木材中直接分离出落叶木木细胞壁中的主要半纤维素成分，从木材中分离出来，并发现其反应性比直接反应时，将其反应性直接从木材中分离出来时，将o-乙酰氯氯甘蓝，阿拉伯-4-o-甲基葡萄糖醛酸和纤维素直接分离出来。换句话说，已经表明，通过反应木材来衍生单个组件更容易。 2。我们促进了CX的结构和物理性质相关性的详细研究，x = 2醚。在将乙基化反应产物分为三个成分并详细检查成分之后，建议在木质素馏分中包含的半纤维素可能与木质素共价绑定，并且与木质素无关的半纤维素被隔离为木质硬脂蛋白作为半乳突性物质作为半纤维蛋白尿素。为这些结果申请了专利。 3。制备了从柏树木块中取出的木质素的材料，并将矿物沉积在细胞壁和细胞腔中。随后，当材料被压缩时，它成功地创建了透明的基于木材的无机有机复合材料。所得的材料具有极高的强度。为这些结果申请了专利。 4。旨在增强源自木质细胞壁成分的块共聚物的功能，我们合成了含有细胞粘附因子的温度响应性生物量水凝胶。接下来，在合成的水凝胶上进行了细胞培养实验，并将细胞成功培养为片段，并通过降低温度，将细胞片成功从培养基中脱离。为这些结果准备了专利申请。

项目成果

期刊论文数量（8）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

木材由来材料の製造方法

木材衍生材料的制造方法

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

Fabrication of wood-inspired high-performance composites through fermentation routes

DOI：
10.1007/s10570-021-04354-z
发表时间：
2022-01
期刊：
Cellulose
影响因子：
5.7
作者：
Prodyut Dhar;Kazuki Sugimura;M. Yoshioka;A. Yoshinaga;Hiroshi Kamitakahara
通讯作者：
Prodyut Dhar;Kazuki Sugimura;M. Yoshioka;A. Yoshinaga;Hiroshi Kamitakahara

鋸屑のエチル化・分画により得られる微量のリグニンを含むエチルセルロースの優れた熱特性

通过锯末乙基化和分馏获得的含有微量木质素的乙基纤维素具有优异的热性能