Studies on Restoration and Promotion of Coating and Polychromy on Heritage Architecture

文物建筑涂料彩绘修复与推广研究

• 批准号: 19H02334
• 负责人: 北野 信彦
• 金额: $ 11.48万
• 依托单位: Ryukoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19H02334/
• 关键词: 塗装彩色材料の手板試料; 紫外線曝露試験; Py-GC/MS分析; スマルト; 文化財建造物; 塗装彩色材料; 生物劣化; 鉛系顔料; 紫色系彩色材料; 有機染料系彩色材料; 手板作成; 手板試料の曝露試験; 分光光度計調査; ハイパースペクトルカメラ撮影; 塗装彩色材料・技術; 乾性油塗料; 紫外線曝露促進実験; カビなど生物劣化; 防カビ剤; 胡粉膠塗装; 水溶性アクリル樹脂; レーキ顔料; 手板作製; 手板曝露劣化試験; 三次元計測; 復元; 膠材

申請者らによるこれまでの文化財建造物の塗装彩色材料に関する研究では、歴史的もしくは伝統的な材料は、問題が生じても除去が容易である乾性油・膠材料・漆塗料・柿渋塗料などを単体もしくは複合して使用するなど、それぞれの環境に適応した繊細な技術が存在したことがわかってきた。その一方で、変・退色が著しい有機染料系材料の調査方法の確立や劣化メカニズムの解明、凹凸のある欄間彩色・桐油彩色などの劣化状態には不明な点が多く、これらの正統な調査・保存・修理・資料活用は急務である。さらに近代建造物の造営や修復に使用された塗装彩色材料や接着材料などについては不明な点が多い。本研究では、各種文化財建造物における伝統的な塗装彩色材料・技術の正当な再評価を行った。そのうえでこれらを修理に応用した場合でも施工可能な方法の策定、これらの長所を生かした新塗料開発に向けての基礎資料の蓄積を図ることなどを目的とした調査研究を進めてきた。その結果、これまで無機顔料を使用した塗装彩色や金箔仕様、さらには乾性油系塗料（チャン塗や唐油蒔絵）などについては一定の歴史的変遷なども含めた成果が上がった。その一方で、吉野山金峯山寺蔵王堂内保管の紀年銘から江戸時代前期に作成されたことがわかる大船絵馬の彩色箇所のうち、無機分析では銅（Cu）のピークが強く検出される彩色箇所と、銅（Cu）と亜鉛（Zn）のピークが共存する箇所では双方ともに黒化劣化が著しかったがこれは昭和期の燻蒸処理による変色の可能性が指摘された。さらにわずかに色相が確認される顔料粒子の拡大観察の結果、前者は緑青（マラカイト）、後者は群青（アズライト）の岩絵具顔料の使用が想定されたが、それ以外の若干色相の異なる銅（Cu）と亜鉛（Zn）の両者のピークが検出される彩色箇所は、群青の青色色相に赤色顔料もしくは赤色の有機染料の赤色色相を混和して紫色彩色を獲得した可能性が指摘された。

Applicant: Research on painting color materials for cultural heritage buildings , the history of the history of the material, the problem is that it is easy to remove, dryness Oil, glue material, lacquer coating, Kaki渋 paint, single body, compound, use, etc. , the environment is suitable and the technology is fine and the technology is there.その方で、変・Fading がしいEstablishment of the investigation method for organic dye-based materials のdegradation メカニズムの明、 uneven のある马色Color・Tung oil colorなどのDeterioration conditionにはUnidentifiedなpointが多く、これらの正なInvestigation, preservation, repair, and utilization of data are urgent tasksである.さらにModern buildings were built and repaired using されたpainting colored materials and the following materials were unidentified and the points were many. This study is a re-evaluation of the traditional painting materials and techniques for various cultural properties and buildings. The construction method is determined according to the occasion and the construction method is possible, and the director is born and raised. The purpose of the new paint development is to accumulate basic information and to conduct research and research.その Results, これまでInorganic pigments を Use したpainting color やGold leaf paint, さらには dry oil-based paint (などについては Certain の歴 History's change of なども炁たachievement が上がった. This is a chronological inscription kept in the Zoou Hall of Yoshinoyama Kinhozanji Temple. It was written in the early Edo period.とがわかる大fun絵马の色箇所のうち, inorganic analysis では copper (Cu) のピークが强く検出される色箇所と, copper (Cu) and 亜 lead (Zn) のピークが coexist する箇所 ではboth sides ともThe fumigation treatment during the Showa period and the possible color change of the blackening and deterioration are not possible.さらにわずかにHueがConfirmationされるpigment particle の拡大観Observation results, the former はGreen Blue (マラカイト), The latter is the use of ultramarine (アズライト), a rock-based tool pigment. Copper (Cu) and lead (Zn) の両者のピークが検出される色箇所は, Ultramarine の青色に红色The pigment is a red color and the organic dye is a red color and the color is a purple color.

项目成果

「狩野祐清英信金地著色屏風」の狩野派絵画に 関する文化財科学的調査

嘉纳派绘画《嘉纳幸代秀信金地彩屏》文化财产的科学考察

• 发表时间: 2021
• 作者: WAKITA Yoshihisa;SHIRAISHI Hideo;KUSAKABE Megumi;白石 英巨 / 脇田 祥尚 / 中山 莉奈;中山 莉奈 / 脇田 祥尚;阪本 昂遥 / 脇田 祥尚 / 竹内 泰;張漢賢;Gregorius Agung Setyonugroho;有年秀介;川端歩実;北野信彦;北野信彦;北野信彦;北野信彦・本多貴之;北野信彦;北野信彦;北野信彦;北野信彦;山田卓司・前川美穂・北野信彦;北野信彦・杉山洋・加茂竜一・中山香一郎;北野信彦・大栗宗太郎・大久保治・佐藤則武・本多貴之・山田卓司
• 通讯作者: 北野信彦・大栗宗太郎・大久保治・佐藤則武・本多貴之・山田卓司

出土土器壺片に付着した黒漆様樹脂に関する基礎調査

出土陶罐残片附着黑漆树脂的基础研究

• 发表时间: 2020
• 期刊: ベトナム・ホイアン考古学調査報告書 昭和女子大学国際文化研究所紀要
• 作者: WAKITA Yoshihisa;SHIRAISHI Hideo;KUSAKABE Megumi;白石 英巨 / 脇田 祥尚 / 中山 莉奈;中山 莉奈 / 脇田 祥尚;阪本 昂遥 / 脇田 祥尚 / 竹内 泰;張漢賢;Gregorius Agung Setyonugroho;有年秀介;川端歩実;北野信彦;北野信彦;北野信彦;北野信彦・本多貴之;北野信彦
• 通讯作者: 北野信彦

第３節 旧塗装の顔料調査

第三节 旧油漆的颜料调查

• 发表时间: 2019
• 期刊: 国宝 光明寺二王門主修理工事報告書
• 作者: WAKITA Yoshihisa;SHIRAISHI Hideo;KUSAKABE Megumi;白石 英巨 / 脇田 祥尚 / 中山 莉奈;中山 莉奈 / 脇田 祥尚;阪本 昂遥 / 脇田 祥尚 / 竹内 泰;張漢賢;Gregorius Agung Setyonugroho;有年秀介;川端歩実;北野信彦;北野信彦;北野信彦;北野信彦・本多貴之;北野信彦;北野信彦;北野信彦;北野信彦
• 通讯作者: 北野信彦

文化財建造物に使用された金箔の種類と生産体制

用于文化财产建筑和生产系统的金箔类型

• 发表时间: 2023
• 期刊: 縁付金箔調査研究報告書
• 作者: WAKITA Yoshihisa;SHIRAISHI Hideo;KUSAKABE Megumi;白石 英巨 / 脇田 祥尚 / 中山 莉奈;中山 莉奈 / 脇田 祥尚;阪本 昂遥 / 脇田 祥尚 / 竹内 泰;張漢賢;Gregorius Agung Setyonugroho;有年秀介;川端歩実;北野信彦
• 通讯作者: 北野信彦

旧井伊神社社殿の塗装彩色材料・技法に関する調査

旧井伊神社建筑绘画材料与技法调查

• 发表时间: 2023
• 期刊: 彦根市指定文化財 旧井伊神社社殿調査報告書
• 作者: WAKITA Yoshihisa;SHIRAISHI Hideo;KUSAKABE Megumi;白石 英巨 / 脇田 祥尚 / 中山 莉奈;中山 莉奈 / 脇田 祥尚;阪本 昂遥 / 脇田 祥尚 / 竹内 泰;張漢賢;Gregorius Agung Setyonugroho;有年秀介;川端歩実;北野信彦;北野信彦;北野信彦
• 通讯作者: 北野信彦