「家」なき現代社会における墓の建立・継承の意味の解明――不死性の社会学からの展開

阐释无“家”的现代社会中建造和继承坟墓的意义——来自永生社会学的发展

• 批准号: 19J10038
• 负责人: 辻井 敦大
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: Tokyo Metropolitan University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-25 至 2021-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J10038/
• 关键词: 公営墓地; 都市計画; ニュータウン; 先祖祭祀; 不死性; 家; 死者; 墓制; 寺院; 骨仏; 無縁仏

本年度では、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大状況を鑑みて、研究計画を一部変更し、（1）公営墓地の管理・経営主体である地方公共団体へのインタビュー調査と資料収集、（2）不死性に関する社会理論と先祖祭祀に関する社会学的研究の検討を中心に研究に取り組んだ。その詳細は以下となる。（1）多摩ニュータウン開発の一環として造成された公営墓地である南多摩都市霊園の開発経緯と現在の管理・経営の実践を分析した。その結果から、多摩ニュータウン開発の構想では、墓地開発を「人間尊重の精神的表示の上からも極めて有意義」と位置づけていたが、資金回収の問題から十分に墓地を造成できなかった点が明らかになった。そして、この理由には、都市計画において墓地供給を「福祉」として意味づける論理や制度が不在であった点が関係していたことを知見として示した。（2）ジグムント・バウマンによる不死性に関する社会理論が先祖祭祀研究に持つ意義について検討した。その結果から、先祖祭祀研究上の課題として、「家」とは異なる社会的アクターが、死者に対しての連続性、すなわち不死性を保証する意味を解明する必要があることが明らかとなった。以上の本年度の研究が明らかにした知見については、（1）来年度における地域社会学会大会での学会報告を予定しているほか、（2）2020年8月に出版された『風土的環境倫理と現代社会』の第4章として出版した。

This year, we will review some of our research plans to identify the prevalence of COVID-19 infection,(1) collect data on the management of public cemeteries, and (2) conduct research on social theories and ancestral sacrifices related to immortality. The details are as follows. (1) Analysis of the management and implementation of the development of Tama City Park As a result, the development of the cemetery is "meaningful to the expression of the spirit of human respect." The position of the cemetery is very important. The problem of capital recovery is very important. The reason for this is that the city plans to supply "well-being" and "knowledge" to the system. (2) The significance of social theory in the study of ancestor sacrifice The results of the study of ancestral sacrifices, the "home" and the social differences, the continuity of the dead, the guarantee of immortality, the need to explain This year's research is based on knowledge,(1) the report of the regional society conference in the coming year is scheduled,(2) the fourth chapter of "environmental ethics of the environment and modern society" is published in August 2020.

项目成果

「墓と死と共同性──現代社会における〈不死性の保証〉」 亀山純生（監修）・増田敬祐（編集） 『風土的環境倫理と現代社会──〈環境〉を生きる人間存在のあり方を問う』

《坟墓、死亡和社区：保证现代社会的不朽》龟山纯夫（监督）、增田启介（编辑）《问》

• 发表时间: 2020
• 作者: 荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;辻井 敦大;辻井敦大;辻井敦大;辻井敦大;辻井 敦大;辻井敦大;辻井 敦大
• 通讯作者: 辻井 敦大

都市計画における墓地開発の構想と現実──多摩ニュータウン開発を事例として

城市规划中公墓开发的理念与现实——以多摩新城开发为例

• 发表时间: 2021
• 作者: 荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;辻井 敦大;辻井敦大;辻井敦大;辻井敦大;辻井 敦大
• 通讯作者: 辻井 敦大

墓地行政における福祉的観点の成立と課題──コミュニティに生き貢献したことの証としての墓地

墓地管理中福利视角的建立和挑战：墓地作为生活和对社区贡献的证明

• 发表时间: 2020
• 期刊: 地方議会人
• 作者: 荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;辻井 敦大
• 通讯作者: 辻井 敦大

現代社会における骨仏造立と安心感――永続性と無縁化の防止への希求

骨佛的建造与现代社会的安全感：对永恒的渴望和防止无关紧要的事情

• 发表时间: 2020
• 期刊: 共生社会システム研究
• 作者: 荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;辻井 敦大;辻井敦大
• 通讯作者: 辻井敦大

寺院永代供養墓のための社会学的考察（2）

寺庙永久坟墓的社会学考量（2）

• 发表时间: 2020
• 期刊: 月刊住職
• 作者: 荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;荒井 悠太;辻井 敦大;辻井敦大;辻井敦大
• 通讯作者: 辻井敦大