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平安末期本文の復元と遡及に関する研究―『狭衣物語』の鎌倉期書写本を利用して―

平安末期本文の復元と遡及に関する研究―『狭衣物語』の鎌倉期書写本を利用して―
平安后期文本的修复与回顾研究——利用镰仓时代手稿《佐子物语》
批准号:
19J11542
负责人:
小林 理正
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
鎌倉写本群の本文に着目し、『狭衣物語』の本文について検討を試みてきた。以下、既発表論文で得られた研究成果について示す。(1)「深川本狭衣物語・巻一論―系統論の再吟味におよぶ―」では、深川本巻一・四九丁表にみえる七行相当の空白を取りあげ、この空白を境に、当該本の本文が異なる素姓の本文となっていることを明らかにした。従来、深川本は一貫して「第一系統本文」(=深川本系本文)を備えるとされてきたが、実は伝本全体のレベルで異なる本文を接ぎ継ぎした混態本であったのである。特定伝本の本文を基準とし、他系本文との違いを精査することで数多の伝本の系統分類を行う既存の系統論が万能なものではないことが本研究から判明した。これまで巻全体にかかる「系統」を念頭に置きながら行われてきた本文分析ではなく、個別的な本文吟味をつうじて『狭衣物語』本文を検討する必要性も合わせて指摘した。(2)「『狭衣物語』出典未詳表現覚書―「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」を取りあげて―」では、巻三にみえる「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」は長らく出典未詳とされてきた表現である。出典未詳表現は、典拠が不明であることもあってか、その解釈が定まらず、本文にいくつかのヴァリエーションを獲得しているケースがある。「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」も例外ではない。多様な異文は『狭衣物語』研究上のネックと考えられがちである。けれども、ヴァリアントの諸相を整理したうえで本文分析を行えば、検討本文の揺れ動かない箇所、すなわち、当該本文の基本型が浮かびあがるから、出典未詳表現を考究するうえで、有益な本文理解を得ることが可能である。このほか、2020年度中古文学会秋季大会、第五七回中古文学会関西部会、第310回大阪大学古代中世文学研究会にて本文研究および出典未詳表現の典拠をめぐる検討を行ってきた。
英文摘要
鎌倉写本群の本文に着目し、『狭衣物語』の本文について検討を試みてきた。以下、既発表論文で得られた研究成果について示す。(1)「深川本狭衣物語・巻一論―系統論の再吟味におよぶ―」では、深川本巻一・四九丁表にみえる七行相当の空白を取りあげ、この空白を境に、当該本の本文が異なる素姓の本文となっていることを明らかにした。従来、深川本は一貫して「第一系統本文」(=深川本系本文)を備えるとされてきたが、実は伝本全体のレベルで異なる本文を接ぎ継ぎした混態本であったのである。特定伝本の本文を基準とし、他系本文との違いを精査することで数多の伝本の系統分類を行う既存の系統論が万能なものではないことが本研究から判明した。これまで巻全体にかかる「系統」を念頭に置きながら行われてきた本文分析ではなく、個別的な本文吟味をつうじて『狭衣物語』本文を検討する必要性も合わせて指摘した。(2)「『狭衣物語』出典未詳表現覚書―「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」を取りあげて―」では、巻三にみえる「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」は長らく出典未詳とされてきた表現である。出典未詳表現は、典拠が不明であることもあってか、その解釈が定まらず、本文にいくつかのヴァリエーションを獲得しているケースがある。「こゑの秋のかせは月みつことしきりなり」も例外ではない。多様な異文は『狭衣物語』研究上のネックと考えられがちである。けれども、ヴァリアントの諸相を整理したうえで本文分析を行えば、検討本文の揺れ動かない箇所、すなわち、当該本文の基本型が浮かびあがるから、出典未詳表現を考究するうえで、有益な本文理解を得ることが可能である。このほか、2020年度中古文学会秋季大会、第五七回中古文学会関西部会、第310回大阪大学古代中世文学研究会にて本文研究および出典未詳表現の典拠をめぐる検討を行ってきた。
期刊论文(11)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
深川本狭衣物語・巻一論―系統論の再吟味におよぶ―
深川本子物语 第 1 卷 - 系统学的重新审视 -
DOI: --
发表时间: 2020
期刊: 國語國文
影响因子: --
作者: [Yonemaru Naoyuki, Takahashi Keitaro, Kumamoto Hiroki, Dai Shi, Yoshiura Shintaro, Ideguchi Shinsuke, Naoyuki Yonemaru, 米丸直之, 米丸直之, 織茂悠貴, 織茂悠貴, 小林理正, 小林理正, 小林理正]
通讯作者: 小林理正
『狭衣物語』の本文点描(1) : 引歌表現の本文異同雑考
《左物物语》文本中的点画法(一):对文本中“hikika”表达变化的杂项研究
DOI: 10.18910/73436
发表时间: 2019
期刊: 詞林
影响因子: --
作者: [Yonemaru Naoyuki, Takahashi Keitaro, Kumamoto Hiroki, Dai Shi, Yoshiura Shintaro, Ideguchi Shinsuke, Naoyuki Yonemaru, 米丸直之, 米丸直之, 織茂悠貴, 織茂悠貴, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正]
通讯作者: 小林理正
狭衣物語(巻三)不審本文考―出典未詳表現の典拠を探る―
Sagoromo Monogatari(第三卷)可疑文本检查 - 探索来源不明的表达的权威 -
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [Yonemaru Naoyuki, Takahashi Keitaro, Kumamoto Hiroki, Dai Shi, Yoshiura Shintaro, Ideguchi Shinsuke, Naoyuki Yonemaru, 米丸直之, 米丸直之, 織茂悠貴, 織茂悠貴, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正]
通讯作者: 小林理正
狭衣物語・深川本系本文享受の一様相―為明本における「九重の」歌およびその周辺本文を例として―
欣赏深川本《左子物语》文本的一个方面:以为秋版《近卫之歌》及其周边文本为例。
DOI: --
发表时间: 2020
期刊:
影响因子: --
作者: [Yonemaru Naoyuki, Takahashi Keitaro, Kumamoto Hiroki, Dai Shi, Yoshiura Shintaro, Ideguchi Shinsuke, Naoyuki Yonemaru, 米丸直之, 米丸直之, 織茂悠貴, 織茂悠貴, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正, 小林理正]
通讯作者: 小林理正
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    『狭衣物語』本文の再検証―平安文学の享受史という観点から―
    • 批准号:
      23KJ1989
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $2.75万
    • 财政年份:
      2023
    • 负责人:
      小林 理正
    • 依托单位:
    海外基金