课题基金 / 基金详情

新規CAAC型ボリルアニオンの合成とその性質

新規CAAC型ボリルアニオンの合成とその性質
新型CAAC型硼基阴离子的合成及其性质
批准号:
19J15517
负责人:
木須 遥規
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
当初より予定していた新規CAAC型ボリルアニオンの合成では前駆体であるブロモボランを-78 °Cでリチウム粉末により還元することでボリルアニオンを発生させ、重水素クエンチ実験で重水素化ボランが生成、また、トリフルオロメタンスルホン酸メチルを用いたクエンチ実験ではメチルボランが生成することを確認した。このボリルアニオンを低温下で各種NMRスペクトル測定を行い、観測されたシグナルを理論計算と合わせてボリルアニオンに対応するシグナルと帰属した。さらに理論計算では新規ボリルアニオンのフロンティア軌道が従来のジアミノボリルアニオンと同様の形状をしており、ホウ素上には空の軌道および孤立電子対が存在していることを確認した。また、ジアミノボリルアニオンの窒素置換基の代わりに電気陽性の炭素置換基を持つCAAC型ボリルアニオンは大きくHOMOのエネルギーが上昇していることがわかった。以上の結果はChem. Lett. 誌に投稿し、Editor’s Choiceとして掲載された(Chem. Lett. 2021, 50, 293-296)。また、ボリルアニオンと同様に低酸化数のホウ素化合物であるテトラアリールジボラン(4)を用いたアルデヒドの求核的ボリル化反応の検討では、還元的カップリング反応が進行し、ピナコール誘導体を与えることをNMRおよびX線結晶構造解析によって確認した。本反応はルイス酸性の低いB2pin2では高温条件でも反応が進行しないことからテトラアリールジボランの高いルイス酸性が鍵となっていると予想される。また、ラジカル捕捉剤を共存させた場合でも反応は進行するため、ケチルラジカルは関与していないと考えられ、ジボラン(4)のジアリールボリル基がボリルアニオンとしてアルデヒドに付加した中間体を経由しているとカップリング反応が進行していると考えている。
英文摘要
当初より予定していた新規CAAC型ボリルアニオンの合成では前駆体であるブロモボランを-78 °Cでリチウム粉末により還元することでボリルアニオンを発生させ、重水素クエンチ実験で重水素化ボランが生成、また、トリフルオロメタンスルホン酸メチルを用いたクエンチ実験ではメチルボランが生成することを確認した。このボリルアニオンを低温下で各種NMRスペクトル測定を行い、観測されたシグナルを理論計算と合わせてボリルアニオンに対応するシグナルと帰属した。さらに理論計算では新規ボリルアニオンのフロンティア軌道が従来のジアミノボリルアニオンと同様の形状をしており、ホウ素上には空の軌道および孤立電子対が存在していることを確認した。また、ジアミノボリルアニオンの窒素置換基の代わりに電気陽性の炭素置換基を持つCAAC型ボリルアニオンは大きくHOMOのエネルギーが上昇していることがわかった。以上の結果はChem. Lett. 誌に投稿し、Editor’s Choiceとして掲載された(Chem. Lett. 2021, 50, 293-296)。また、ボリルアニオンと同様に低酸化数のホウ素化合物であるテトラアリールジボラン(4)を用いたアルデヒドの求核的ボリル化反応の検討では、還元的カップリング反応が進行し、ピナコール誘導体を与えることをNMRおよびX線結晶構造解析によって確認した。本反応はルイス酸性の低いB2pin2では高温条件でも反応が進行しないことからテトラアリールジボランの高いルイス酸性が鍵となっていると予想される。また、ラジカル捕捉剤を共存させた場合でも反応は進行するため、ケチルラジカルは関与していないと考えられ、ジボラン(4)のジアリールボリル基がボリルアニオンとしてアルデヒドに付加した中間体を経由しているとカップリング反応が進行していると考えている。
期刊论文(1)
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会议论文
Synthesis and Reduction of A Cyclic (Alkyl)(amino)bromoborane to Generate A Thermally Labile Cyclic (Alkyl)(amino)boryl Anion
环状(烷基)(氨基)溴硼烷的合成和还原生成热不稳定的环状(烷基)(氨基)硼基阴离子
DOI: 10.1246/cl.200749
发表时间: 2021
期刊: Chemistry Letters
影响因子: 1.6
作者: [Kisu, H.; Kosai, T.; Iwamoto, T.; Yamashita, M.]
通讯作者: M.
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