推定問題への帰着とデータ集約的方法の適用に基づく非線形制御系設計法の研究
推定問題への帰着とデータ集約的方法の適用に基づく非線形制御系設計法の研究
批准号:
19J23306
负责人:
別府 啓史
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
従来の非線形系の制御においては,厳密な数理的解析が必要であるが,一般にはそのような解析が困難である場合が多い.一方で社会基盤を支える多くのシステムはより複雑化してきており,高度な非線形制御が求められる状況が増加している.このようなニーズに対して効果的な解決策を提示するため,本研究では大規模データを利用した推定手法を制御工学に応用することで,非線形制御問題を推定問題に置き換えて解く新たな手法を開発し,実用的な制御系設計手法の枠組みを確立することを目的とする.この目的のもと,本年度は前年度に提案したアルゴリズムの実用上の課題を解決するため,ニューラルネットワークに基づく新たなアルゴリズムの開発に関する研究に取り組んだ.前年度に提案したアルゴリズムの理論的保証はデータの数やネットワークの規模といった計算リソースが無限に利用できるという仮定のもとで成り立つものであったが,この仮定は現実的ではなかった.そこでまず,ニューラルネットワークのノード数が有限,つまり基底関数の数が有限である状況においても,ある程度の最適性を確保しつつ,漸近安定性といった所望の制御性能をもつ制御器が得られるようなアルゴリズムの開発に取り組んだ.このアルゴリズムでは従来の方策反復法に対して,学習に用いる損失関数として,従来用いるフィッティング誤差に加え,リアプノフ不等式や価値関数が満たすべき性質の違反度合を定量化した指標を新たに導入した.さらにある種の最適性の観点から,提案アルゴリズムにおいて反復計算毎に制御性能が改善する点について理論的考察を加えた.次に基底関数の数を制限した設定のもと,倒立振子の最適制御問題を解いた結果,従来の方策反復法で得られた制御器は失敗したが,提案アルゴリズムでは所望の制御性能を満たし,かつ一定の最適性を確保した制御器を得ることができ,提案アルゴリズムの有効性が確認された.
英文摘要
従来の非線形系の制御においては,厳密な数理的解析が必要であるが,一般にはそのような解析が困難である場合が多い.一方で社会基盤を支える多くのシステムはより複雑化してきており,高度な非線形制御が求められる状況が増加している.このようなニーズに対して効果的な解決策を提示するため,本研究では大規模データを利用した推定手法を制御工学に応用することで,非線形制御問題を推定問題に置き換えて解く新たな手法を開発し,実用的な制御系設計手法の枠組みを確立することを目的とする.この目的のもと,本年度は前年度に提案したアルゴリズムの実用上の課題を解決するため,ニューラルネットワークに基づく新たなアルゴリズムの開発に関する研究に取り組んだ.前年度に提案したアルゴリズムの理論的保証はデータの数やネットワークの規模といった計算リソースが無限に利用できるという仮定のもとで成り立つものであったが,この仮定は現実的ではなかった.そこでまず,ニューラルネットワークのノード数が有限,つまり基底関数の数が有限である状況においても,ある程度の最適性を確保しつつ,漸近安定性といった所望の制御性能をもつ制御器が得られるようなアルゴリズムの開発に取り組んだ.このアルゴリズムでは従来の方策反復法に対して,学習に用いる損失関数として,従来用いるフィッティング誤差に加え,リアプノフ不等式や価値関数が満たすべき性質の違反度合を定量化した指標を新たに導入した.さらにある種の最適性の観点から,提案アルゴリズムにおいて反復計算毎に制御性能が改善する点について理論的考察を加えた.次に基底関数の数を制限した設定のもと,倒立振子の最適制御問題を解いた結果,従来の方策反復法で得られた制御器は失敗したが,提案アルゴリズムでは所望の制御性能を満たし,かつ一定の最適性を確保した制御器を得ることができ,提案アルゴリズムの有効性が確認された.
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DOI:
10.1080/18824889.2021.1936817
发表时间:
2021-01
期刊:
SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration
影响因子:
--
作者:
[Hirofumi Beppu;I. Maruta;K. Fujimoto]
通讯作者:
Hirofumi Beppu;I. Maruta;K. Fujimoto
DOI:
10.1016/j.ifacol.2020.12.098
发表时间:
2020
期刊:
IFAC-PapersOnLine
影响因子:
--
作者:
[Hirofumi Beppu;I. Maruta;K. Fujimoto]
通讯作者:
Hirofumi Beppu;I. Maruta;K. Fujimoto
連続時間非線形システムに対するガウス過程を用いた近似動的計画法の実現とその収束性について
连续时间非线性系统高斯过程近似动态规划的实现及其收敛性
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirofumi Beppu, Ichiro Maruta, and Kenji Fujimoto, 別府 啓史]
通讯作者:
別府 啓史
非線形最適制御のための新たな緩和方策反復法とニューラルネットワークによる実装
一种新的非线性最优控制松弛策略迭代方法及其神经网络实现
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirofumi Beppu, Ichiro Maruta, and Kenji Fujimoto, 別府啓史,丸田一郎,藤本健治]
通讯作者:
別府啓史,丸田一郎,藤本健治
On Value Iteration with Deep Neural Networks for Input-Affine Nonlinear Systems
输入仿射非线性系统的深度神经网络值迭代
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirofumi Beppu, Ichiro Maruta, and Kenji Fujimoto]
通讯作者:
and Kenji Fujimoto
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