認知の歪みを定量化する：心理変数を含む状態空間モデルによるアノマリー採餌の解析

量化认知扭曲：使用状态空间模型（包括心理变量）分析异常觅食

基本信息

批准号：
19J40208
负责人：
川森愛
金额：
$ 1.58万
依托单位：
The Institute of Statistical Mathematics
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-25 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は動物行動を統計モデルから理解することを目的として研究を進めてきた．動物行動は内部で行われたはずの計算過程の最終結果の発露であり，その観測できない内部過程を明示的に仮定し検証できる統計モデルは有用なツールとなる．本研究では行動の発現には単純な確率構造だけを仮定し，過程モデルに焦点をあてることにより動物が持つ計算ルールの検証を可能とした．上記の統計モデルをヒヨコの採餌行動実験に当てはめた結果，個体ごとのパラメタライズの違い，内部における計算ルールモデルの違いがあることがわかり，個体によって行動戦略に違いがある可能性が示唆された．そこで，モデルごとに実現されうる採餌効率をシミュレーションにより計算したところ，ヒヨコから最も多く選ばれているモデルが最も効率の良い採餌となっていた．これは理論的な予測とは異なるのだが，データから最尤推定されたパラメータを使用したことから，その影響を受けていると考えられる．これらの結果を加味し，明確な結論はいまだ出せないものの，ヒヨコは少しでも採餌効率を高めるような行動を選択しているということが推測できる．本研究は，5月ポジティブ感情分科会，10月法政大学研究集会および成蹊大学シンポジウム， 1月の統計数理研究所研究集会において発表し，統計学，生態学の専門家を中心として広く議論を行なった．また，本研究結果を論文発表すべく執筆を進めた．発表には至っていないが，近く学術誌に投稿予定である．

这项研究的目的是通过统计模型理解动物行为。动物行为是应在内部进行计算过程的最终结果的表达，并且可以明确断言和验证未观察到的内部过程的统计模型是有用的工具。在这项研究中，我们仅假设了行为表现的简单随机结构，并且通过关注过程模型，我们可以验证动物持有的计算规则。将上述统计模型应用于雏鸡觅食行为实验，我们发现每个人的参数化存在差异，并且内部计算规则模型表明行为策略可能取决于个人。因此，当我们使用模拟计算每个模型可以实现的觅食效率时，从雏鸡中选择的模型是最有效的觅食。这与理论预测不同，但被认为是受数据估计的最大可能性的参数的影响。考虑到这些结果，尽管我们仍然无法得出明确的结论，但可以推测小鸡会选择将尽可能提高觅食效率的行动。这项研究于5月的积极情绪小组委员会，10月的Hosei大学研究会议和1月的Seikei University研讨会以及1月份的Seikei University研讨会介绍，并在1月份进行了统计数学研究会议，并与统计和生态学专家进行了广泛讨论。此外，我继续写这项研究的结果要发表。尽管尚未宣布，但它将很快发布在学术期刊上。