債務引受の法的性質の再検討ードイツ法との比較研究を通じてー

债务承担法律性质的再审视——通过与德国法的比较研究——

• 批准号: 19K01409
• 负责人: 濱崎 智江
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Chukyo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K01409/
• 关键词: 債務引受; 併存的債務引受; 免責的債務引受; 第三者のためにする契約; 意思の解釈; 履行の引受け; 多数当事者間における債権債務関係

本研究は、債務引受と第三者のためにする契約との関係について明らかにすることであり、契約の成立要件および当事者の意思的関与の要否を踏まえつつ、債務引受という法制度を、より安定的に活用できるように検討することを目的とする。私が2022年度に取り組んだ点は主に２点である。第一点は、これまでの研究成果である、①債務引受と第三者のためにする契約との関係、②新設された債務引受の立法経緯についての分析、③債務引受の法的性質の再検討、④成立要件である当事者の意思の有無についての検討等の主たる論点を、研究会において発表する機会を得て、これまでの研究内容の方向性が適切であることを改めて確認するとともに、今後の展開に貴重かつ有益な示唆を受けた点である。第二点は、ドイツ法の分析である。本研究はドイツ民法における同種の問題点についても調査対象としており、日本法への示唆を得て、日本とドイツ法の比較を試みることも予定している。ドイツ法においても、債務引受と第三者のためにする契約との関係について、いくつかの先行研究があり、他方で同種の問題について関与する最高裁判所の判例も見受けられるため、目下、これらの翻訳及び分析に取り組んでいるところである。ドイツにおける「併存的債務引受と第三者のためにする契約との関係」についての最高裁判例はいずれも事実関係が複雑な事例が多く、翻訳と分析に難航している。これらの作業を通じて、契約当事者の一員である債権者の意思表示の存否、意思表示に至るまでのプロセス、意思の解釈を整理することで、債務引受制度・成立要件の望ましいあり方を示すことができると思われる。

这项研究旨在澄清债务承销与为第三方签订的合同之间的关系，其目的是考虑确定合同的要求，以及当事方是否需要参与故意参与。我在2022年进行了两个要点。第一点是我们有机会在研究小组中提出主要问题，包括先前的研究结果，包括：1）义务承保与第三方签订的合同之间的关系，2）对立法历史的分析，分析新建立的义务承销的立法历史，3）是否有任何义务的义务，3）是否有任何义务的义务，以及4）义务的责任。在结果中，我们能够确认以前的研究内容的方向是合适的，并且还为未来的发展获得了宝贵而有用的建议。第二点是对德国法律的分析。这项研究还调查了德国民法中的类似问题，并计划获得日本法律的建议，并试图比较日本和德国法律。在德国法律中，对债务承销与第三方合同之间的关系也进行了几项研究，另一方面，最高法院也涉及类似问题的先例，因此我们目前正在对这些问题进行翻译和分析。德国的所有最高法院案件涉及“共存承销与第三方合同之间的关系”都有许多复杂的事实案件，从而使翻译和分析变得困难。通过这些任务，人们相信，通过弄清债权人是合同一方的成员，导致其意图的过程以及对其意图的解释，可以证明债务承销系统的所需形式以及建立要求。