自閉スペクトラムがある人の会話と対人関係の特性とその発達過程
自閉スペクトラムがある人の会話と対人関係の特性とその発達過程
批准号:
19K03236
负责人:
浅田 晃佑
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本年度も、自閉スペクトラム児者と定型発達児者を対象に、ユーモアについて調査した。本年度も当初計画していた対面の心理実験ではなく、オンライン調査に方法を変更して行った。ユーモアの中には、自虐的ユーモア(自分の失敗談、自分の欠点・弱点を笑い話にするユーモア)があり、その動機には、①自己支援動機(「共感して笑い飛ばしてほしいため」・「困った状況を切り抜けるため」など自己を支援や援助するための動機)、②他者支援動機(「相手の笑顔を見るため」・「相手の不安を下げるため」など他者を支援や援助するための動機)、③印象操作動機(「会話を自分のペースにするため」・「自分のイメージをやわらかくするため」など他者の自分に対する印象を操作するための動機)があるとされる。自虐的ユーモアを用いる場合を思い浮かべてもらい、自虐的ユーモアの動機をどの程度用いるか検討した。その結果、定型発達児者は自閉スペクトラム児者よりも全体的に自虐的ユーモアをよく用い、特に、定型発達児者は自閉スペクトラム児者よりも他者支援動機・印象操作動機の自虐的ユーモアをよく用いることが分かった。また、その他の研究実績としては、会話評価課題の発達変化について、以前行った研究が論文として出版された。その論文では、5歳から9歳の定型発達児と自閉スペクトラム児を対象とし、グライスの格率に基づいた会話の理解を検討した。グライスの格率の中には、例えば、関連性の格率(話題に関連的であること)などがある。定型発達児は自閉スペクトラム児よりも会話におけるグライスの格率の違反を検出する課題において課題成績が良いことを明らかにした。加えて、自閉スペクトラム児の結果において、年齢が上がるほど会話におけるグライスの格率の違反を検出する課題の成績が上がることも明らかにした。
英文摘要
本年度も、自閉スペクトラム児者と定型発達児者を対象に、ユーモアについて調査した。本年度も当初計画していた対面の心理実験ではなく、オンライン調査に方法を変更して行った。ユーモアの中には、自虐的ユーモア(自分の失敗談、自分の欠点・弱点を笑い話にするユーモア)があり、その動機には、①自己支援動機(「共感して笑い飛ばしてほしいため」・「困った状況を切り抜けるため」など自己を支援や援助するための動機)、②他者支援動機(「相手の笑顔を見るため」・「相手の不安を下げるため」など他者を支援や援助するための動機)、③印象操作動機(「会話を自分のペースにするため」・「自分のイメージをやわらかくするため」など他者の自分に対する印象を操作するための動機)があるとされる。自虐的ユーモアを用いる場合を思い浮かべてもらい、自虐的ユーモアの動機をどの程度用いるか検討した。その結果、定型発達児者は自閉スペクトラム児者よりも全体的に自虐的ユーモアをよく用い、特に、定型発達児者は自閉スペクトラム児者よりも他者支援動機・印象操作動機の自虐的ユーモアをよく用いることが分かった。また、その他の研究実績としては、会話評価課題の発達変化について、以前行った研究が論文として出版された。その論文では、5歳から9歳の定型発達児と自閉スペクトラム児を対象とし、グライスの格率に基づいた会話の理解を検討した。グライスの格率の中には、例えば、関連性の格率(話題に関連的であること)などがある。定型発達児は自閉スペクトラム児よりも会話におけるグライスの格率の違反を検出する課題において課題成績が良いことを明らかにした。加えて、自閉スペクトラム児の結果において、年齢が上がるほど会話におけるグライスの格率の違反を検出する課題の成績が上がることも明らかにした。
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Understanding of the Gricean maxims in children with autism spectrum disorder: Implications for pragmatic language development
对自闭症谱系障碍儿童格莱斯格言的理解:对语用语言发展的影响
DOI:
10.1016/j.jneuroling.2022.101085
发表时间:
2022
期刊:
Journal of Neurolinguistics
影响因子:
2
作者:
[Asada Kosuke, Itakura Shoji, Okanda Mako, Moriguchi Yusuke, Yokawa Kaori, Kumagaya Shinichiro, Konishi Kaoru, Konishi Yukuo]
通讯作者:
Konishi Yukuo
自閉スペクトラム児・者の社会性と身体感覚
自闭症谱系儿童/人的社交技能和身体感觉
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[木村亮, 鈴木志穂, 西村泰生, 前川真吾, 萩原正敏, 浅田晃佑]
通讯作者:
浅田晃佑
発達障害の心理学
发育障碍心理学
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北 洋輔, 平田 正吾]
通讯作者:
平田 正吾
ウィリアムズ症候群児者におけるコミュニケーションの特徴:自閉スペクトラム症との対比
威廉姆斯综合征儿童的沟通特征:与自闭症谱系障碍的对比
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Asada Kosuke, Itakura Shoji, Okanda Mako, Moriguchi Yusuke, Yokawa Kaori, Kumagaya Shinichiro, Konishi Kaoru, Konishi Yukuo, 平井美佳, 高橋雄介・星野崇宏, 庄司一子・高橋智子, 河野理恵・中島紀子・河野保子・大羽詩織・青井みどり・奥田泰子, 中道圭人・中道直子・中澤 潤, 浅田晃佑]
通讯作者:
浅田晃佑
自閉スペクトラム者における他者の発言の真偽への評価
评估自闭症患者他人陈述的真实性
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kinoshita, M., 木下まゆみ, 浅田晃佑・明地洋典・板倉昭二・大神田麻子・森口佑介・計野浩一郎・東條吉邦・長谷川寿一]
通讯作者:
浅田晃佑・明地洋典・板倉昭二・大神田麻子・森口佑介・計野浩一郎・東條吉邦・長谷川寿一
コミュニケーションの発達と障害のメカニズムの解明
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批准号:11J01645
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.02万
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财政年份:2011
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负责人:浅田 晃佑
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依托单位:
ウィリアムズ症候群児のコミュニケーション特性及び社会性に関する研究
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批准号:07J05368
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2007
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负责人:浅田 晃佑
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依托单位:
海外基金