標高帯モデルに基づく山地農業に対する気候変動の影響解明と計画的適応策の構築

阐明气候变化对山区农业的影响并根据高程带模型制定有计划的适应措施

• 批准号: 19K06253
• 负责人: 山口 哲由
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Hokusei Gakuen University (2022)Kyoto University (2019-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K06253/
• 关键词: 山地; オオムギ栽培; 積算温度; RGBVI; 地球温暖化; 気候変動; 山地農業; チベット; 温暖化適応策; SDGs; 標高帯モデル; 適応策; インド

今年度はインド北西部の山岳地域であるラダックに設置していた自動温度計と自動カメラによる気温データと圃場写真を用いて，同地域における地球温暖化と農業生産との関係を明らかにするための分析をおこなった。これらの機器は，ラダック西部の1つの調査村を対象として，そのなかの標高が異なる4つの集落（標高3000m，3300m，3700m，4000m）に設置し，2012年から2018年までのデータを収集できている。集落間の差異や圃場写真に基づいて年ごとの播種や灌漑，収穫の期日を把握しながら，オオムギ栽培における積算温度の計算をおこなった。その結果，オオムギの栽培期間は積算温度に基づいて調整される傾向が見られた。一方で，もっと標高が高い集落では明らかに収穫までの積算温度が異なっており，特に高い標高の寒冷な環境に対応したオオムギ品種が導入されている可能性が考えられた。さらに圃場写真に関してはRGBVIという指標を用いた分析をおこなった。衛星画像などから植生の活性を測る時にはNDVIと呼ばれる指標が用いられるが，NDVIの計算には近赤外画像が必要なため，JPG画像などから植生の活性を測る場合には，近赤外画像を用いないRGBVIが用いられることが多い。自動カメラの圃場写真を用いて播種以降のRGBVI値を経時的にプロットすることで，オオムギの生育ステージである穂孕み期や出穂期を推定できる可能性が示された。これらの成果を2023年3月に日本地理学会大会にて発表した。

This year, the relationship between the global warming and agricultural production in the northern and western mountain areas was analyzed. This machine is set up for 1 survey village in the west, 4 colonies with different elevations (elevations 3000m, 3300m, 3700m, 4000m), 2012 to 2018. The difference between the colonies and the field photo is calculated according to the time of planting and irrigation. The harvest date is determined according to the time of planting. As a result, there was a tendency to adjust the cumulative temperature during the cultivation period. On the one hand, the possibility of introducing high altitude colonies into the cold environment is examined. RGBVI is the most important indicator of the market. Satellite images are used to measure plant activity. NDVI is used to calculate NDVI. Near-infrared images are necessary. JPG images are used to measure plant activity. Near-infrared images are used to measure plant activity. The possibility of estimating the fertility date of a child is shown in the following table. The results were presented at the Japan Geographical Society Conference in March 2023.

项目成果

ベトナム ・ メコンデルタにおける節水型稲作灌漑技術の普及状況に関する空間自己相関分析

越南湄公河三角洲节水水稻灌溉技术传播现状空间自相关分析

• 发表时间: 2020
• 作者: 丹波 史紀;安本 真也;静間 健人;関谷 直也;小山 良太;服部 正幸;荒幡克己;山口哲由
• 通讯作者: 山口哲由

採用過程における農業技術の変容と技術効果の関係

采用过程中农业技术变化与技术效果之间的关系

• 发表时间: 2021
• 作者: 荒幡克己;中原尚知;Jun Takada and Hisato Shuto;野見山敏雄;中原尚知;山口哲由，竹田晋也;伏屋 玲子・ 玉城 泉也・林原 毅・ 加藤 雅也・清水 弘文;SHUTO Hisato;荒幡克己;山口哲由
• 通讯作者: 山口哲由

節水型稲作灌漑技術AWDの普及過程における技術変容

水稻节水灌溉技术AWD传播过程中的技术变革

• 发表时间: 2020
• 作者: 荒幡克己;中原尚知;Jun Takada and Hisato Shuto;野見山敏雄;中原尚知;山口哲由，竹田晋也;伏屋 玲子・ 玉城 泉也・林原 毅・ 加藤 雅也・清水 弘文;SHUTO Hisato;荒幡克己;山口哲由;佐藤忠恭・野見山敏雄;上田 賢悦;山口哲由
• 通讯作者: 山口哲由

山地農業における気温と作物栽培の関係 －標高帯モデルを考慮した基礎的分析－

山地农业温度与作物种植的关系-考虑高程带模型的基础分析-

• 发表时间: 2023
• 作者: 山口 哲由;竹田 晋也
• 通讯作者: 竹田 晋也

'Dissemination of a water-saving irrigation technique for sustainable rice farming in the Mekong River basin' in "From Mekong Commons to Mekong Community"

“湄公河流域可持续水稻种植节水灌溉技术的传播”，《从湄公河公地到湄公河共同体》

• 发表时间: 2021
• 作者: Takayoshi Yamaguchi;Luu Minh Tuan
• 通讯作者: Luu Minh Tuan