古代アンデスの大型家畜利用の変遷とその社会的背景に関する生物考古学研究
古代アンデスの大型家畜利用の変遷とその社会的背景に関する生物考古学研究
批准号:
19K13398
负责人:
瀧上 舞
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本研究はアンデス地域における家畜化されたラクダ科動物(リャマとアルパカ)の伝播から古代アンデス社会の発展を考察する目的で、アンデス形成期(紀元前3000-前50年)に利用された神殿遺跡(祭祀建造物を伴う遺跡)において、ラクダ科動物の飼育導入時期の同定や、その飼育方法を調査している。骨コラーゲンの炭素・窒素同位体比分析から食性推定を、歯のエナメル質のストロンチウム同位体比から出身地推定を行う。2021年度までにクントゥル・ワシ遺跡出土動物骨の一部のデータの分析を終えていた。その結果からは、先行研究で報告しているパコパンパ遺跡と比較して、クントゥル・ワシ遺跡ではラクダ科動物の飼育の開始時期が遅い可能性があること、また飼育活動開始初期はトウモロコシの餌としての利用の方法が遺跡によって異なっていることが明らかになった。2022年度は、クントゥル・ワシ遺跡出土動物骨の飼育地推定のためにストロンチウム同位体比の分析を進め、分析可能な試料はすべて分析を終えることができた。その結果、クントゥル・ワシ遺跡から出土したラクダ科動物の大半は、遺跡周辺の飼育地で飼育されていたことが明らかになった。さらに、ラクダ科動物が登場するクントゥル・ワシ期(紀元前800-前500年)には限られた飼育地しか存在していなかったが、コパ期(紀元前500-前250年)に飼育地が増えたこと、またパコパンパ遺跡と同様に遠方の飼育地から連れてこられた個体が存在したことなどが示唆された。したがって、形成期後期(紀元前800-前250年)には、ペルー北部高地の複数の神殿において、独自のラクダ科動物飼育が開始されたことが明らかとなった。これらの結果は日本人類学会大会や古代アメリカ学会大会、また南米ラクダ科動物の国際ワークショップなどで成果報告を行った。現在は論文を執筆中である。
期刊论文(12)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Stable isotope analysis In: Shin, Dong Hoon, Bianucci, Raffaella (eds) The Handbook of Mummy Studies: New Frontiers in Scientific and Cultural Perspectives
稳定同位素分析见:Shin、Dong Hoon、Bianucci、Raffaella(编)《木乃伊研究手册:科学和文化视角的新前沿》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mai Takigami, Minoru Yoneda]
通讯作者:
Minoru Yoneda
A Comparative Study of Camelid Diets between Sites during the Formative Period in the Northern Highlands, Peru
秘鲁北部高地形成时期不同地点骆驼科动物饮食的比较研究
DOI:
10.15021/00010055
发表时间:
2023
期刊:
Senri Ethnological Studies
影响因子:
--
作者:
[Mai Takigami, Kazuhiro Uzawa]
通讯作者:
Kazuhiro Uzawa
国立科学博物館研究者紹介
国立科学博物馆研究员介绍
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Pacopampa and Kuntur Wasi : Regional Variations in the Process of Llama (Lama glama) Introduction
Pacopampa 和 Kuntur Wasi:骆驼 (Lama glama) 过程中的区域差异 简介
DOI:
10.15021/00010054
发表时间:
2023
期刊:
Senri Ethnological Studies
影响因子:
--
作者:
[Kazuhiro Uzawa, Mai Takigami, Yuji Seki]
通讯作者:
Yuji Seki
Investigation of geological Sr isotope ratio to confirm the camelid pastoralism at Pacomapma, Peru.
对地质 Sr 同位素比进行调查,以确认秘鲁帕科马马的骆驼畜牧业。
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mai Takigami, Kazuhiro Uzawa, Yuji Seki, Daniel Morales Chocano, Minoru Yoneda]
通讯作者:
Minoru Yoneda
共 12 条
生物考古資料にもとづく生業モデルの実証的研究とアンデス文明発展の機序解明
-
批准号:23H00023
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$29.95万
-
财政年份:2023
-
负责人:瀧上 舞
-
依托单位:
古代アンデス人の生活復元のための高精度なコカの葉利用の推定と産地同定
-
批准号:12J06868
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.53万
-
财政年份:2012
-
负责人:瀧上 舞
-
依托单位:
ミイラ体組織の代謝速度差を利用した同位体分析による生活復元法の確立
-
批准号:09J07140
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.79万
-
财政年份:2009
-
负责人:瀧上 舞
-
依托单位:
海外基金