「共助」の思想史的研究-公民の協働関係は上下か対等か?
「共助」の思想史的研究-公民の協働関係は上下か対等か?
批准号:
18K02117
负责人:
松山 毅
金额:
$2.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
共助の思想史研究として、本年度はボランタリズムの思想史的研究を行った。「あたらしい公共」の議論において、「公」と「私」、「官」と「民」を架橋する担い手の中心として、NPOやボランティア活動などのサードセクターが取り上げられて久しい。そのサードセクターの役割や機能については、従来からある「共助」との関係で論じられている。互助や共助は、ともに課題解決を志向している活動である。ただ、互助が個人の人間関係を前提とした助け合いの範囲(家族、友人、近隣など)であるのに対して、共助は支援の仕組みやシステムを前提とした助け合いの範囲(ボランティアやNPO活動など)であるということができる。本研究では、「主体性」を意識したボランタリズムについて考察した。なぜ活動に参加するのか、活動の社会的意義について考えるということは、自分の人間観・社会観など、自分なりの意思や思想に引きつけた行動を意識する必要があると考える。ボランタリズムの主体性を考察する素材として、17世紀イギリスにおいて活躍したピューリタンである水平派の思想を参考にした。水平派の主張する「信仰の自由」とは、「自分の信仰や良心の自由に対して何人も支配することは出来ない」ということであり、これはまた「他人の信仰の自由」についても同様に守られなければならない、という「権利」を主張し守るということであった。本研究で確認してきたボランタリズムは、自分自身の権利・自由をベースに相手の権利・自由を尊重することで、人と人とが対等に向き合う、互いの主体性を尊重するということを前提とする思想であり、それはあらゆる権力構造を離れて、個人・人間として向き合う態度であった。それは、「相手の主体性の尊重」という思想ということができる。これらから、共助の前提である「対等な個人による主体的な助け合い」の根底に、ボランタリズムの思想が必要であることを明らかにした。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
多文化共生を促進するボランタリズムの意義 ~「非権力性」「主体性」に着目したvoluntaryism
自愿主义对促进多元文化共存的意义——注重“非权威”与“独立”的自愿主义
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要
影响因子:
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作者:
[木村真理子, 松山毅]
通讯作者:
松山毅
多文化共生か共存か ボランタリズムの観点からの論点整理
多元文化共存还是从唯意志论的角度组织问题?
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tominaga Tetsuro, Nonaka Takashi, Shiraisi Toshio, Hamada Kiyoaki, Noda Keisuke, Takeshita Hiroaki, Maruyama Keizaburo, Fukuoka Hidetoshi, Wada Hideo, Hashimoto Shintaro, Sawai Terumitsu, Nagayasu Takeshi, 松山毅]
通讯作者:
松山毅
公民協働における公的責任の所在-補完性原理とイギリスの公私関係の歴史研究を通して
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批准号:21K02030
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2021
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负责人:松山 毅
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依托单位:
海外基金