アジアの冷戦と女性たちの経験ー転換期における地域・アクターの視点から

亚洲冷战和妇女经历：从转型时期的地区和行动者的角度来看

• 批准号: 18K11904
• 负责人: 朴 正鎮
• 金额: $ 2.91万
• 依托单位: Tsuda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K11904/
• 关键词: ジェンダー; アジア; 移動; 冷戦; 国際関係

本研究は、冷戦初期のアジア各地域(沖縄、朝鮮半島、中国、日本、ミャンマー)の女性たちの経験に焦点を当て、各地域・地域間での国境を越える移動を伴った生活史・実態について、個人史、インタビューを通じて明らかにしようとするものである。2022年度は、研究期間を延長し研究を総合的にまとめる予定であったが、COVID-19の感染状況により、計画されていた研究調査、研究会、公開シンポジウムなどを予定通りに行うことができなかった。年度中に計画した調査が、VISAの発行遅れなどにより、断念せざるを得ないこともあった。しかし、メールによる調査の準備や、オンラインを通して研究会を行うことができた。特に、(1)冷戦の形成が、アジアにおける女性たちの移動の経験、その地域における国際関係とどのような関わりを持ったのか。(2)冷戦初期における女性たちの経験は、それぞれの地域のジェンダー認識にどのような影響を及ぼしたのか。(3)それぞれの地域の文脈と比較の視点を活かし、地域的特徴を横断的に分析・議論する上で、どのような方法論的課題・可能性があるのか。(4)国際関係とジェンダーの視点より、女性たちの経験を証言・映像などから確認し、共有し、記録していく上で、どのような課題があるのか。(5)移動によって生じた女性たちの課題が、冷戦初期のそれぞれの地域における政治・経済・社会の課題とどのように関わっていたのか。(6)アジアという地域横断的に考えた場合に、各課題がどのように有機的に連関しているのか。(7)その後の国際関係の課題とどのように結びついているのか。という全体的論点に向けての認識を深めることができた。また、関連する他の研究会との共催による研究会や研究発表の機会を持つことによって、課題を整理し、調査・分析・考察上の論点を明確化しながら、分析および考察を進めることができた。

This study focuses on women's life history, status, personal history, communication, and movement across borders in various regions (Korea, Korea, China, Japan, and Japan) during the early stages of the Cold War. In 2022, the study period was extended, and the study was integrated. The COVID-19 infection status was planned, and the study was conducted. The annual survey, VISA and the development of the project The preparation of the survey, the communication of information and the conduct of research meetings Special,(1) Cold war formation, loss, women's movement, geographical, international relations, relations and development. (2)In the early stages of the cold war, women's minds were divided into different parts. (3)The analysis of geographical context and comparative viewpoint, geographical characteristics, cross-section, discussion, methodological issues and possibilities (4)International relations: viewpoint, testimony, reflection, recognition, record, topic, etc. (5)Social issues and political issues (6)In the case of cross-section, each topic is connected organically. (7)The topic of international relations in the future The whole argument is to be understood deeply. The opportunity of research and development should be maintained, the topic should be sorted out, the arguments on investigation, analysis and investigation should be clarified, and the progress should be made.

项目成果

哲学と翻訳ー中国近代から考えて

哲学与翻译：现代中国视角下的思考

• 发表时间: 2022
• 期刊: 未来哲学
• 作者: 長妻三佐雄;植村和秀;昆野伸幸;望月詩史;林葉子;他;Kae Ishii;坂元ひろ子
• 通讯作者: 坂元ひろ子

戦後沖縄問題を巡るハワイの「沖縄系移民」に関する国際社会学的研究 ー日本とアメリカの狭間で「オキナワン」であるということー

关于战后冲绳问题的夏威夷“冲绳移民”国际社会学研究——日美差距中的“冲绳”意味着什么。

• 发表时间: 2022
• 期刊: 博士論文
• 作者: 林葉子;天羽道子;横田千代子;木原活信;レギーネ・ディート;水野礼;山下靖子
• 通讯作者: 山下靖子

近代沖縄における女性と書くことー宮城文『八重山生活誌』をめぐる一考察(2)ー

现代冲绳的女性与写作：宫城文《八重山生活志》研究（2）

• 发表时间: 2022
• 期刊: IICS Monograph Series
• 作者: 森裕子・石丸径一郎;森下直貴;水谷 明子
• 通讯作者: 水谷 明子

琉球弧における女性の移動経験─沖縄戦と奄美女性史の視点から─

琉球群岛妇女的迁徙经历：从冲绳之战和奄美妇女史看

• 发表时间: 2021
• 期刊: 総合研究（津田塾大学 国際関係研究所）
• 作者: 石丸径一郎;小島敬裕;村瀬雅俊・村瀬智子;Nozomi Mizushima;石原圭子;大槻香子・山本孝子・浦家淳博・阿部恵・角谷秀則・谷口亜紀子・三橋和彦・内田由理子;大槻香子・山本孝子・浦家淳博・阿部恵・角谷英則・谷口亜紀子・三橋和彦・内田由理子;大槻香子・・山本孝子・浦家淳博・阿部恵・角谷英則・谷口亜紀子・三橋和彦・内田由理子;日比野由利;水谷明子
• 通讯作者: 水谷明子

「現代ミャンマーにおけるLGBT権利擁護運動の展開と性的少数者の地位の変容」日下渉・青山薫・伊賀司・田村慶子編『東南アジアと「LGBT」の政治－性的少数者をめぐって何が争われているのか』

《LGBT维权运动的发展与现代缅甸性少数群体地位的转变》，日坂涉、青山薰、石司司、田村惠子主编，《东南亚与LGBT政治》：什么是关于性少数群体的争议是真的吗？

• 发表时间: 2021
• 作者: Miura Daisuke;Kumada Takayuki;Sekine Yurina;Motokawa Ryuhei;Nakagawa Hiroshi;Oba Yojiro;Ohhara Takashi;Takata Shin-ichi;Hiroi Kosuke;Morikawa Toshiaki;Kawamura Yukihiko;Ohishi Kazuki;Suzuki Jun-ichi;Miyachi Yoshiyuki;Iwata Takahiro;小島敬裕
• 通讯作者: 小島敬裕