歯髄創傷治癒過程におけるglucose transporterの機能解析
歯髄創傷治癒過程におけるglucose transporterの機能解析
批准号:
19K21393
负责人:
竹内 亮祐
金额:
$1.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-08-24 至 2020-03-31
中文摘要
グルコースを輸送するグルコーストランスポーター(Glut)と呼ばれる輸送担体のsubtypeであるGlut1は骨芽細胞で発現し、骨芽細胞や象牙芽細胞の分化を制御するrunt related transcription factor (Runx) 2 との相互作用によって分化促進に関与する。以上の知見から、歯髄創傷治癒過程において象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成の制御に、Glut1とRunx2との相互作用が関与していると予想されるが、不明であった。そこで本研究では、歯髄創傷治癒過程での象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成にGlut1-Runx2連関が関与していると仮説を立て、mineral trioxide aggregate (MTA)断髄による歯髄創傷治癒モデルラット(Naoto Ohkura et al, Sci Rep, 2017)を用いてGlut1およびRunx2の免疫組織染色および遺伝子発現解析を行い、その発現様式を検証することを目的とした。Glut1の免疫組織染色の結果、正常歯髄では血管内皮細胞、シュワン細胞および象牙芽細胞でGlut1の発現を認めた。歯髄創傷治癒モデルラットでは、処置後3日目の断髄部直下でGlut1の陽性細胞を認め、5-7日後では象牙芽細胞様細胞でGlut1陽性反応を認めた。また、処置後3-7日後で歯髄細胞の核内にRunx2の陽性反応を認めた。さらに処置後5日目のmammalian target of rapamycin (mTOR)の免疫染色では象牙芽細胞様細胞と歯髄細胞に陽性反応を認めた。Slc2a1、Runx2、NestinおよびMtorのmRNA発現レベルをリアルタイムPCRで解析したところ、処置後3日目あるいは5日目をピークに有意に上昇した。以上の結果から、歯髄創傷治癒過程においてGlut1とRunx2、あるいはGlut1とmTORとの相互作用が象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成に関与していることが示唆された。Glut1-Runx2あるいはGlut1-mTOR連関は、修復象牙質形成を可能にする新規創薬ターゲットとして重要であり、新しいう蝕治療のエポックメイキングとなりうると考えられる。
英文摘要
グルコースを輸送するグルコーストランスポーター(Glut)と呼ばれる輸送担体のsubtypeであるGlut1は骨芽細胞で発現し、骨芽細胞や象牙芽細胞の分化を制御するrunt related transcription factor (Runx) 2 との相互作用によって分化促進に関与する。以上の知見から、歯髄創傷治癒過程において象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成の制御に、Glut1とRunx2との相互作用が関与していると予想されるが、不明であった。そこで本研究では、歯髄創傷治癒過程での象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成にGlut1-Runx2連関が関与していると仮説を立て、mineral trioxide aggregate (MTA)断髄による歯髄創傷治癒モデルラット(Naoto Ohkura et al, Sci Rep, 2017)を用いてGlut1およびRunx2の免疫組織染色および遺伝子発現解析を行い、その発現様式を検証することを目的とした。Glut1の免疫組織染色の結果、正常歯髄では血管内皮細胞、シュワン細胞および象牙芽細胞でGlut1の発現を認めた。歯髄創傷治癒モデルラットでは、処置後3日目の断髄部直下でGlut1の陽性細胞を認め、5-7日後では象牙芽細胞様細胞でGlut1陽性反応を認めた。また、処置後3-7日後で歯髄細胞の核内にRunx2の陽性反応を認めた。さらに処置後5日目のmammalian target of rapamycin (mTOR)の免疫染色では象牙芽細胞様細胞と歯髄細胞に陽性反応を認めた。Slc2a1、Runx2、NestinおよびMtorのmRNA発現レベルをリアルタイムPCRで解析したところ、処置後3日目あるいは5日目をピークに有意に上昇した。以上の結果から、歯髄創傷治癒過程においてGlut1とRunx2、あるいはGlut1とmTORとの相互作用が象牙芽細胞様細胞への分化と修復象牙質形成に関与していることが示唆された。Glut1-Runx2あるいはGlut1-mTOR連関は、修復象牙質形成を可能にする新規創薬ターゲットとして重要であり、新しいう蝕治療のエポックメイキングとなりうると考えられる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
創傷治癒モデルラットを用いたSmad ubiquitination regulatory factor 1 (SMURF1)およびmammalian target of rapamycin (mTOR)の免疫局在と遺伝子発現解析
使用伤口愈合模型大鼠对 Smad 泛素化调节因子 1 (SMURF1) 和哺乳动物雷帕霉素靶标 (mTOR) 进行免疫定位和基因表达分析
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[竹内亮祐, 大倉直人, 遠間愛子, 白柏麻里, 枝並直樹, 吉羽永子, 吉羽邦彦, 野杁由一郎]
通讯作者:
野杁由一郎
歯髄組織におけるM2マクロファージの創傷治癒機能を向上させるmTORの機能解析
-
批准号:20K23103
-
项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
-
资助金额:$1.83万
-
财政年份:2020
-
负责人:竹内 亮祐
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
基于BMP2/Smad1/Runx2通路调控干细胞成骨分化及桃红四物汤促进骨折愈合的研究
-
批准号:2026JJ80308
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2026
-
负责人:贺渊哲
-
依托单位:
基于E3泛素连接酶SMURF1/2靶向Runx2降解研究补肾活血方促进骨髓间充质干细胞成骨分化防治骨质疏松的作用机制
-
批准号:JCZRLH202601520
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2026
-
负责人:
-
依托单位:
RUNX2/SOX9表达比值调控骨折愈合细胞命运决定的分子开关机制研究
-
批准号:2026JJ82203
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2026
-
负责人:贺啊萍
-
依托单位:
党参炔苷调控RUNX2/DRP1轴介导的线粒体动力学失衡治疗急性肾损伤的作用机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:辛旺
-
依托单位:
Fbn1通过Gpc3/Runx2调控血管平滑肌细胞成骨重编程在利伐沙班促血管钙化中的作用及机制研究
-
批准号:2025JJ50666
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:吴甜
-
依托单位:
促炎型驻留巨噬细胞分泌Lumican介导成纤维细胞Runx2核转位加重肥厚型心肌病心肌纤维化的作用及机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:黄凡翼
-
依托单位:
miRNA-582-5p/Runx2信号轴调控软骨下骨间充质干细胞成骨分化纠正KOA软骨下骨异常骨重塑的分子机制
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:金敏伟
-
依托单位:
虫草素3’-脱氧腺苷通过激活血管平滑肌细胞SIRT1表观遗传抑制Runx2表达改善慢性肾脏病相关血管钙化
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:王双双
-
依托单位:
镍-LDHA相互作用介导组蛋白H3K18乳酸化修饰调控RUNX2在镍
致颅缝早闭中的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:翁振坤
-
依托单位:
RUNX2突变通过组蛋白乳酸化修饰调控牙囊细胞衰老介导牙齿萌出的机制研究
-
批准号:82370911
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:48万元
-
批准年份:2023
-
负责人:郑树国
-
依托单位: