Study of electronic structure in heavy fermion Ce compounds through Compton scattering experiment
Study of electronic structure in heavy fermion Ce compounds through Compton scattering experiment
批准号:
18K03523
负责人:
小泉 昭久
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
希土類元素を含む金属間化合物には「重い電子」状態を示すものが多く発見されており、強相関電子系の大きな研究分野を形成している。希土類の4f 電子は、高温では局在的であるが、低温において伝導電子との混成を通じて遍歴性を獲得する。このとき、伝導電子の有効質量が、自由電子に比べて非常に大きくなることから重い電子系と呼ばれている。本研究では、Ce 系重い電子化合物である CeIn3 および CeIn3 を TIn2 (T = Co, Rh) で挟んだ構造をもつ擬二次元系層状物質 CeTIn5 を対象試料として、これらの系が示す「f 電子の遍歴⇔局在」、「磁性⇔非磁性」、「重い電子状態⇔超伝導」の変化に伴う電子構造の移り変わりを明らかにすることを目的とする。R04年度には、CeCoIn5を対象試料とし、放射光によるコンプトン散乱を用いて、電子運動量密度分布の二次元再構成実験を行った。この試料は、温度:Tc=2.3K以下で超伝導を示す。今回の測定では、試料温度を ~2 K まで冷却することに成功し、超伝導状態におけるコンプトン・プロファイルの角度依存性を得ることができた。測定されたデータを用いて再構成解析を行うことによって運動量密度分布を導出し、更に、Lock-Crisp-West法による解析を適用することにより電子占有数密度を得た。これは、二次元測定の場合、フェルミ体積を観測面に射影したものに相当する。前回に行った同様の実験は、Tcより少し高温の非フェルミ液体状態において行ったもので、反強磁性揺らぎに起因すると考えられる構造が観測されているが、今回の解析結果から、超伝導状態では揺らぎの構造が消失していることが確認された。これは、超伝導転移に伴い超伝導ギャップが開いたために、揺らぎの構造が消えたことによる変化を観測したものと考えられる。
英文摘要
希土類元素を含む金属間化合物には「重い電子」状態を示すものが多く発見されており、強相関電子系の大きな研究分野を形成している。希土類の4f 電子は、高温では局在的であるが、低温において伝導電子との混成を通じて遍歴性を獲得する。このとき、伝導電子の有効質量が、自由電子に比べて非常に大きくなることから重い電子系と呼ばれている。本研究では、Ce 系重い電子化合物である CeIn3 および CeIn3 を TIn2 (T = Co, Rh) で挟んだ構造をもつ擬二次元系層状物質 CeTIn5 を対象試料として、これらの系が示す「f 電子の遍歴⇔局在」、「磁性⇔非磁性」、「重い電子状態⇔超伝導」の変化に伴う電子構造の移り変わりを明らかにすることを目的とする。R04年度には、CeCoIn5を対象試料とし、放射光によるコンプトン散乱を用いて、電子運動量密度分布の二次元再構成実験を行った。この試料は、温度:Tc=2.3K以下で超伝導を示す。今回の測定では、試料温度を ~2 K まで冷却することに成功し、超伝導状態におけるコンプトン・プロファイルの角度依存性を得ることができた。測定されたデータを用いて再構成解析を行うことによって運動量密度分布を導出し、更に、Lock-Crisp-West法による解析を適用することにより電子占有数密度を得た。これは、二次元測定の場合、フェルミ体積を観測面に射影したものに相当する。前回に行った同様の実験は、Tcより少し高温の非フェルミ液体状態において行ったもので、反強磁性揺らぎに起因すると考えられる構造が観測されているが、今回の解析結果から、超伝導状態では揺らぎの構造が消失していることが確認された。これは、超伝導転移に伴い超伝導ギャップが開いたために、揺らぎの構造が消えたことによる変化を観測したものと考えられる。
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Electronic Structure in Heavy Fermion Compound UPd2Al3 through Directional Compton Profile Measurement
通过定向康普顿剖面测量重费米子化合物 UPd2Al3 的电子结构
DOI:
10.7566/jpsj.88.034714
发表时间:
2019
期刊:
J. Phys. Soc. Jpn.
影响因子:
--
作者:
[Akihisa Koizumi, Yasunori Kubo, Etsuji Yamamoto, Yoshinori Haga, and Yoshiharu Sakurai]
通讯作者:
and Yoshiharu Sakurai
How the Electronic Structure in URu2Si2 Changes with Temperature: A High-Resolution Compton Scattering Study
URu2Si2 中的电子结构如何随温度变化:高分辨率康普顿散射研究
DOI:
10.7566/jpsj.87.064703
发表时间:
2018
期刊:
J. Phys. Soc. Jpn.
影响因子:
--
作者:
[Akihisa Koizumi, Yasunori Kubo, Gaku Motoyama, Tomoo Yamamura, and Yoshiharu Sakurai]
通讯作者:
and Yoshiharu Sakurai
コンプトン散乱測定による重い電子系化合物CeCoIn5 の非フェルミ液体状態における電子構造の研究
利用康普顿散射测量研究非费米液态重电子化合物 CeCoIn5 的电子结构
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小泉昭久, 大森涼平,小林寿夫, 辻 成希, 筒井智嗣, 海老原孝雄]
通讯作者:
海老原孝雄
Review, 高分解能コンプトン散乱および磁気コンプトン散乱を用いた研究
使用高分辨率康普顿散射和磁康普顿散射进行回顾、研究
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤飛諒, 秋葉和人, 荒木新吾, 小林達生, 小泉昭久]
通讯作者:
小泉昭久
DOI:
10.1103/physrevb.103.115126
发表时间:
2021-03
期刊:
Physical Review B
影响因子:
3.7
作者:
[M. Güttler;K. Kummer;K. Kliemt;C. Krellner;S. Seiro;C. Geibel;C. Laubschat;Y. Kubo;Y. Sakurai;D. Vyalikh;A. Koizumi]
通讯作者:
M. Güttler;K. Kummer;K. Kliemt;C. Krellner;S. Seiro;C. Geibel;C. Laubschat;Y. Kubo;Y. Sakurai;D. Vyalikh;A. Koizumi
共 9 条
パルス高磁場下におけるX線磁気散乱・吸収測定法
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批准号:07740307
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1995
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负责人:小泉 昭久
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依托单位:
放射光X線を用いた磁気散乱・吸収へのパルスマグネットの応用
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批准号:05740239
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1993
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负责人:小泉 昭久
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依托单位:
海外基金