课题基金 / 基金详情

ストレスによる味覚変動の脳内メカニズムの解明

ストレスによる味覚変動の脳内メカニズムの解明
阐明压力引起的味觉变化的大脑机制
批准号:
22KJ1048
负责人:
田中 まゆひ
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
人はストレスの種類や強度により食生活が大きく変化することが報告されており、ストレスを受けた際の摂食行動の変化には性差があることも知られている。しかし、これまでのところ、これらの現象の背後にあるメカニズムはほとんど分かっていない。近年、視床下部室傍核にあるコルチコトロピン放出神経(CRH神経)がストレス条件下において脂質よりも糖質を選んで食べる行動を誘引することがわかった。本研究では、視床下部のCRH神経がストレス時に味の感じ方を調節するという仮説を検証するため、ヒトのストレス研究のモデルとして用いられるマウスを用いて、CRH神経特異的にCreリコンビナーゼを発現する遺伝子改変マウスに様々な分子ツールを導入してCRH神経の活動を人工的に操作する。これにより、CRH神経の活動が味覚に与える影響を味覚行動アッセイにより評価し、ストレスによる味覚調節メカニズムの解明を目指す。初年度はまず、ヒトにおける精神的ストレスを再現するために用いられているストレスモデルである、社会性敗北ストレスをマウスに与え、その前後の味に対する嗜好性を調べた。その結果、精神的ストレス後には甘味に対する嗜好性は増加し、苦味の忌避性が低下していた。次に、視床下部CRH神経の活動を人工的に操作できる遺伝子改変マウスを用いて味溶液に対する嗜好性を測定した。神経活動を人工薬剤の投与によって制御できる抑制性DREADDにより視床下部CRH神経の活動を抑制したところ、精神的ストレス後に増加していた甘味に対する嗜好性が抑制された。一方で、CRH神経活動の抑制は苦味に対する忌避性の低下には影響しなかった。以上のデータより精神的ストレス依存的に甘味嗜好性が調節されることが示唆された。
英文摘要
人はストレスの種類や強度により食生活が大きく変化することが報告されており、ストレスを受けた際の摂食行動の変化には性差があることも知られている。しかし、これまでのところ、これらの現象の背後にあるメカニズムはほとんど分かっていない。近年、視床下部室傍核にあるコルチコトロピン放出神経(CRH神経)がストレス条件下において脂質よりも糖質を選んで食べる行動を誘引することがわかった。本研究では、視床下部のCRH神経がストレス時に味の感じ方を調節するという仮説を検証するため、ヒトのストレス研究のモデルとして用いられるマウスを用いて、CRH神経特異的にCreリコンビナーゼを発現する遺伝子改変マウスに様々な分子ツールを導入してCRH神経の活動を人工的に操作する。これにより、CRH神経の活動が味覚に与える影響を味覚行動アッセイにより評価し、ストレスによる味覚調節メカニズムの解明を目指す。初年度はまず、ヒトにおける精神的ストレスを再現するために用いられているストレスモデルである、社会性敗北ストレスをマウスに与え、その前後の味に対する嗜好性を調べた。その結果、精神的ストレス後には甘味に対する嗜好性は増加し、苦味の忌避性が低下していた。次に、視床下部CRH神経の活動を人工的に操作できる遺伝子改変マウスを用いて味溶液に対する嗜好性を測定した。神経活動を人工薬剤の投与によって制御できる抑制性DREADDにより視床下部CRH神経の活動を抑制したところ、精神的ストレス後に増加していた甘味に対する嗜好性が抑制された。一方で、CRH神経活動の抑制は苦味に対する忌避性の低下には影響しなかった。以上のデータより精神的ストレス依存的に甘味嗜好性が調節されることが示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Neural mechanism regulating psychological stress-induced sweet taste modification in mice
调节心理应激诱导小鼠甜味改变的神经机制
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [〇Mayui Tanaka, Rattanajearakul Nawarat, Shiki Okamoto, Yasuhiko Minokoshi, Tomiko Asakura, Ken-ichiro Nakajima]
通讯作者: Ken-ichiro Nakajima
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [〇田中 まゆひ, Rattanajearakul Nawarat, 箕越 靖彦, 朝倉 富子, 中島 健一朗]
通讯作者: 中島 健一朗
海外基金