Regulation of immune function by dulse (Palmaria palmata) and prevention of non-alcoholic fatty liver disease
Regulation of immune function by dulse (Palmaria palmata) and prevention of non-alcoholic fatty liver disease
批准号:
21K14912
负责人:
趙 佳賢
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
未利用水産資源である紅藻ダルス (Palmaria palmata)の資源量は,函館市臼尻近郊だけでも,年間数千トンに到達すると推定されている。このようなダルスは,コンブ養殖の種苗ロープに繁茂して日光を遮断するため,そのほとんどが除去・廃棄されている。2022年度には,熱風乾燥処理したダルスから,有効成分であるフィコビリタンパク質由来ペプチド (PP) とクロロフィルa関連化合物 (Chls)を抽出し,免疫系全般に及ぼす影響を調べた。まず,2021年度の続きで,PP画分とChls画分の炎症抑制メカニズムについて,マウス初代マクロファージを用いて遺伝子レベルで検討を行った。また,ダルスの有効性について,自然免疫細胞であるマクロファージでの炎症抑制効果とともに,獲得免疫細胞による抗体産生への影響について調べた。その結果,ダルスから抽出したPP画分,Chls画分が初代細胞においても,リポ多糖によるマクロファージの炎症反応を抑制すること,その作用メカニズムが各成分によって異なることが示された。特に,Chls画分については,低濃度においても,強い炎症性抑制が見られ,重要成分としてChls画分を中心に実験を進めた。さらに,Chlsによる光過敏症の懸念を払拭するため,ChlsのMgをCuに置換した(Cu-Chls)を調製し,その効果を調べた。その結果,両画分がマクロファージでの炎症反応を抑制し,そのメカニズムとしてはリポ多糖の受容体であるTLR4の遺伝子発現量を低下させることが示された。また,マウスでChls画分の経口摂取により,スカシガイ・ヘモシアニンによるT細胞依存性抗体産生の増加傾向が見られた。さらにCu-Chls画分の経口摂取では,抗体産生の有意な増加が認められた。以上の結果は,ダルス由来のChls画分とCu-Chls画分の摂取が,マクロファージの炎症抑制とともに,獲得免疫系での抗体産生を増加させることを示し,両画分による免疫亢進効果を示唆している。
英文摘要
未利用水産資源である紅藻ダルス (Palmaria palmata)の資源量は,函館市臼尻近郊だけでも,年間数千トンに到達すると推定されている。このようなダルスは,コンブ養殖の種苗ロープに繁茂して日光を遮断するため,そのほとんどが除去・廃棄されている。2022年度には,熱風乾燥処理したダルスから,有効成分であるフィコビリタンパク質由来ペプチド (PP) とクロロフィルa関連化合物 (Chls)を抽出し,免疫系全般に及ぼす影響を調べた。まず,2021年度の続きで,PP画分とChls画分の炎症抑制メカニズムについて,マウス初代マクロファージを用いて遺伝子レベルで検討を行った。また,ダルスの有効性について,自然免疫細胞であるマクロファージでの炎症抑制効果とともに,獲得免疫細胞による抗体産生への影響について調べた。その結果,ダルスから抽出したPP画分,Chls画分が初代細胞においても,リポ多糖によるマクロファージの炎症反応を抑制すること,その作用メカニズムが各成分によって異なることが示された。特に,Chls画分については,低濃度においても,強い炎症性抑制が見られ,重要成分としてChls画分を中心に実験を進めた。さらに,Chlsによる光過敏症の懸念を払拭するため,ChlsのMgをCuに置換した(Cu-Chls)を調製し,その効果を調べた。その結果,両画分がマクロファージでの炎症反応を抑制し,そのメカニズムとしてはリポ多糖の受容体であるTLR4の遺伝子発現量を低下させることが示された。また,マウスでChls画分の経口摂取により,スカシガイ・ヘモシアニンによるT細胞依存性抗体産生の増加傾向が見られた。さらにCu-Chls画分の経口摂取では,抗体産生の有意な増加が認められた。以上の結果は,ダルス由来のChls画分とCu-Chls画分の摂取が,マクロファージの炎症抑制とともに,獲得免疫系での抗体産生を増加させることを示し,両画分による免疫亢進効果を示唆している。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1007/s12562-022-01619-9
发表时间:
2022-07
期刊:
Fisheries Science
影响因子:
1.9
作者:
[Daichi Sugita;G. Joe;Masafumi Masuoka;Y. Konishi;H. Saeki]
通讯作者:
Daichi Sugita;G. Joe;Masafumi Masuoka;Y. Konishi;H. Saeki
健康機能から見た未利用・廃棄水産資源の高度利用
从健康功能角度深度利用未利用和废弃的海洋资源
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Wang Taifeng, Huang Wei, Pham Cong Huy, Murata Satoshi, Herrera Steven, Kirchhofer Nathan D., Arkook Bassim, Stekovic Dejan, Itkis Mikhail E., Goldman Nir, Zepeda-Ruiz Luis, Freychet Guillaume, Zhernenkov Mikhail, Nemoto Michiko, Arakaki Atsushi, Kisailus David, 趙 佳賢]
通讯作者:
趙 佳賢
Involvement of immune system in non-obesity fatty liver and disorders
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批准号:16J02256
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2016
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负责人:趙 佳賢
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依托单位:
海外基金