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国内において樹木病原性卵菌類による深刻な病害が発生しない要因の解明

国内において樹木病原性卵菌類による深刻な病害が発生しない要因の解明
日本树木病原卵菌引起严重疾病预防因素的阐明
批准号:
22K14917
负责人:
日恵野 綾香
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
植物病原菌にとって植物組織を分解する力は感染サイクルのあらゆる段階(植物体への侵入,栄養の摂取,離脱など)に欠かせない性質である.植物病原性卵菌類では,特定の糖質関連酵素ファミリーに属する遺伝子が感染時特異的に発現すること,幼苗期に感染して立ち枯れを引き起こす比較的病原性の弱い卵菌類がある種の糖質関連酵素遺伝子を欠くことが知られている.卵菌類の環境分離菌株がもつ植物組織の分解力を評価するため,代表菌株の選定,分解試験,フーリエ変換赤外分光(FT-IR)分析による分解度の評価を行った.分解試験に供する菌株は遺伝的に同一であるものの重複を避けるため,同じ環境試料から分離された同種の菌株についてはいずれか1菌株を代表とした.過去5年以内に国内で分離された約1500菌株から選抜を行い,約400菌株を代表として選んだ.分解試験に用いる植物はスギ,ヒノキ,ケヤキ,コナラとした.30 cm前後の苗木数本から直径2 mm未満の根を回収し,液体窒素で凍結したのち乳鉢と乳棒で粉砕し,高圧蒸気滅菌して分解試験に用いた.24穴プレートに根の粉末と滅菌水を入れ,含菌寒天を接種し,1か月間20℃の室内に静置して分解させた.その後,含菌寒天を除去して根の粉末を風乾し,FT-IR分析により分解度を評価した.FT-IR分析においては,水分,接種に用いた含菌寒天の培地成分,菌体の細胞壁成分が測定結果にもたらす影響を考慮した評価とするため,分解試験後に根の粉末を充分に乾燥させるとともに,滅菌水,V8寒天培地,菌体について単独のスペクトルを取得し参照することとした.
英文摘要
植物病原菌にとって植物組織を分解する力は感染サイクルのあらゆる段階(植物体への侵入,栄養の摂取,離脱など)に欠かせない性質である.植物病原性卵菌類では,特定の糖質関連酵素ファミリーに属する遺伝子が感染時特異的に発現すること,幼苗期に感染して立ち枯れを引き起こす比較的病原性の弱い卵菌類がある種の糖質関連酵素遺伝子を欠くことが知られている.卵菌類の環境分離菌株がもつ植物組織の分解力を評価するため,代表菌株の選定,分解試験,フーリエ変換赤外分光(FT-IR)分析による分解度の評価を行った.分解試験に供する菌株は遺伝的に同一であるものの重複を避けるため,同じ環境試料から分離された同種の菌株についてはいずれか1菌株を代表とした.過去5年以内に国内で分離された約1500菌株から選抜を行い,約400菌株を代表として選んだ.分解試験に用いる植物はスギ,ヒノキ,ケヤキ,コナラとした.30 cm前後の苗木数本から直径2 mm未満の根を回収し,液体窒素で凍結したのち乳鉢と乳棒で粉砕し,高圧蒸気滅菌して分解試験に用いた.24穴プレートに根の粉末と滅菌水を入れ,含菌寒天を接種し,1か月間20℃の室内に静置して分解させた.その後,含菌寒天を除去して根の粉末を風乾し,FT-IR分析により分解度を評価した.FT-IR分析においては,水分,接種に用いた含菌寒天の培地成分,菌体の細胞壁成分が測定結果にもたらす影響を考慮した評価とするため,分解試験後に根の粉末を充分に乾燥させるとともに,滅菌水,V8寒天培地,菌体について単独のスペクトルを取得し参照することとした.
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