血中microRNAを指標とした抗がん剤耐性の検出と克服への応用研究
血中microRNAを指標とした抗がん剤耐性の検出と克服への応用研究
批准号:
22K15320
负责人:
荻野 敬史
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本年度は、がん細胞の抗がん剤耐性獲得を予測するバイオマーカーとしての血中microRNA(miRNA)の探索について前段階の検証として、培養乳がん細胞を用いたin vitroでの検討を行った。乳がんの薬物治療に標準的に使用されるパクリタキセル(PTX)を用い、ヒト乳がん細胞株に低濃度から持続的にPTXを曝露してPTX耐性乳がん細胞株を樹立した。その結果、樹立したPTX耐性株では、ナイーブな乳がん細胞が50%死滅する濃度の5倍程度の濃度のPTXを曝露しても、50%以上の細胞が生存した。本細胞株を用いて、細胞外に分泌されるmiRNAのプロファイルの変化を検出することができることを検証し、段階的に患者検体を用いた検討に移る。また、バイオマーカーの探索にあたり、発現に変化のあったmiRNAがなぜ変化するか、すなわち①発現変動のメカニズム、または②その発現変動が抗がん剤耐性に与える機能的影響を解析することにより、同定されたmiRNAの発現が変化することと、がん細胞の抗がん剤耐性獲得が結びつき、マーカーとしての信頼性の担保につながると考えられる。本年度では、まず②の抗がん剤耐性に対する機能的影響を検討した。ナイーブな乳がん細胞株と、樹立したPTX耐性株の培養上清からエクソソームを濃縮し、それぞれのエクソソームをPTXに感受性のあるナイーブな細胞株に曝露して、PTXの感受性に影響があるか否かを検証した。その結果、PTX耐性株のエクソソームを曝露した群においてPTXの感受性に変化が認められた。エクソソームは細胞間の情報伝達のツールとしても注目を浴びているが、本研究においても、PTXに耐性を獲得したがん細胞が、周囲のがん細胞のPTX感受性にも影響を与えることを示唆しており、現在その再現性とメカニズムの検証中である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
体内時計の分子機構から迫る難治性乳がんの新規治療戦略
-
批准号:17J01969
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.6万
-
财政年份:2017
-
负责人:荻野 敬史
-
依托单位:
海外基金