成人慢性腎臓病患者におけるネフロン癆の臨床的特徴と病態生理の解明
成人慢性腎臓病患者におけるネフロン癆の臨床的特徴と病態生理の解明
批准号:
22K16233
负责人:
藤丸 拓也
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、1.次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析手法を用いて、本邦の成人の末期腎不全患者において、ネフロン癆を含めた遺伝性腎疾患が潜在する割合を明確にすること。2.成人慢性腎臓病患者に潜在するネフロン癆患者を正しく診断するために、遺伝学的にネフロン癆と判明した患者にはどのような臨床的特徴があるのかを明らかにすること。3.NPHP1遺伝子が完全欠損したiPS細胞とモデルマウスの解析から病態生理を明らかにし、遺伝学的にネフロン癆と診断された患者の遺伝情報と腎生検サンプルで検証することを目的としている。1.および2.成人末期腎不全患者の遺伝学的背景を明らかにするために、のべ1100名以上が通院する複数の透析病院と共同研究を立ち上げた。慢性腎臓病の原疾患が明らかでない93名の成人患者から説明同意を得て血液検体の採取を行い、慢性腎臓病に関わる212の遺伝子について次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析を実施した。93名中14名(15%)が遺伝性腎疾患であることが判明した。多発性嚢胞腎を除いた7名は臨床診断が遺伝学的診断と異なっていた。遺伝学的にネフロン癆と診断した患者は、臨床診断は慢性糸球体腎炎であった。本研究結果は、成人の慢性腎臓病患者においても、臨床的に遺伝性腎疾患と診断されていなくとも遺伝性腎疾患が潜在していることが判明した。Fabry病やAlport症候群など、早期の治療介入により慢性腎臓病の進行を防ぐことのできる疾患も潜在しており、遺伝子解析の重要性が示された。本研究結果は2022年に開催された米国腎臓学会にて発表された。3.遺伝子改変マウスとiPS細胞のネフロン癆モデル作成に成功した。
英文摘要
本研究は、1.次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析手法を用いて、本邦の成人の末期腎不全患者において、ネフロン癆を含めた遺伝性腎疾患が潜在する割合を明確にすること。2.成人慢性腎臓病患者に潜在するネフロン癆患者を正しく診断するために、遺伝学的にネフロン癆と判明した患者にはどのような臨床的特徴があるのかを明らかにすること。3.NPHP1遺伝子が完全欠損したiPS細胞とモデルマウスの解析から病態生理を明らかにし、遺伝学的にネフロン癆と診断された患者の遺伝情報と腎生検サンプルで検証することを目的としている。1.および2.成人末期腎不全患者の遺伝学的背景を明らかにするために、のべ1100名以上が通院する複数の透析病院と共同研究を立ち上げた。慢性腎臓病の原疾患が明らかでない93名の成人患者から説明同意を得て血液検体の採取を行い、慢性腎臓病に関わる212の遺伝子について次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析を実施した。93名中14名(15%)が遺伝性腎疾患であることが判明した。多発性嚢胞腎を除いた7名は臨床診断が遺伝学的診断と異なっていた。遺伝学的にネフロン癆と診断した患者は、臨床診断は慢性糸球体腎炎であった。本研究結果は、成人の慢性腎臓病患者においても、臨床的に遺伝性腎疾患と診断されていなくとも遺伝性腎疾患が潜在していることが判明した。Fabry病やAlport症候群など、早期の治療介入により慢性腎臓病の進行を防ぐことのできる疾患も潜在しており、遺伝子解析の重要性が示された。本研究結果は2022年に開催された米国腎臓学会にて発表された。3.遺伝子改変マウスとiPS細胞のネフロン癆モデル作成に成功した。
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遺伝子診断の臨床応用 嚢胞性腎疾患ならびに遺伝性尿細管間質性腎疾患に対する遺伝子診断の実際.
基因诊断的临床应用:囊性肾病和遗传性肾小管间质性肾病的实用基因诊断。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森 崇寧, 藤丸 拓也, 蘇原 映誠.]
通讯作者:
蘇原 映誠.
Underlying Genetic Causes of Adult Patients With ESKD Undergoing Hemodialysis Therapy.
接受血液透析治疗的成年 ESKD 患者的潜在遗传原因。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fujimaru T, Mori T, Chiga M, Mandai S, Ando F, Mori Y, Susa K, Nakano Y, Shoji T, Fukudome Y, Inaba N, Kitamura K, Nakanishi T, Kimura T, Tamura T, Ozawa K, Uchida S, Sohara E.]
通讯作者:
Sohara E.
ADPKD患者における遺伝学的背景や総腎容積と脳動脈瘤の関係性について.
ADPKD 患者遗传背景、肾总体积和脑动脉瘤之间的关系。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[関根 章成, 藤丸 拓也, 諏訪部 達也, 水野 裕基, 井上 典子, 長谷川 詠子, 山内 真之, 田中 希穂, 森 崇寧, 蘇原 映誠, 内田 信一, 澤 直樹, 乳原 善文, 星野 純一.]
通讯作者:
星野 純一.
多発性嚢胞腎患者における遺伝学的背景と大腸憩室の関係性について.
多囊肾患者遗传背景与结直肠憩室的关系。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小澤 征良, 関根 章成, 藤丸 拓也, 諏訪部 達也, 水野 裕基, 井上 典子, 長谷川 詠子, 山内 真之, 大庭 悠貴, 井熊 大輔, 田中 希穂, 森 崇寧, 蘇原 映誠, 内田 信一, 澤 直樹, 乳原 善文, 星野 純一.]
通讯作者:
星野 純一.
腎臓学の進歩2022 慢性腎臓病に潜在する尿細管疾患.
2022 年肾脏病学进展 慢性肾病的肾小管疾病。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[蘇原 映誠, 森 崇寧, 藤丸 拓也.]
通讯作者:
藤丸 拓也.
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