西欧中世の倫理学に関するデータベースの作成とそれに基づく文献的・思想史的研究
西欧中世の倫理学に関するデータベースの作成とそれに基づく文献的・思想史的研究
批准号:
10710003
负责人:
加藤 和哉
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
本研究では,CETEDOC Library of Christian Latin Texts"と『トマス・アクィナス全著作データベース』を基礎として,他のすでに電子化されたテクストを用い,またそれ以外のものについても電子化を進めながら,西欧中世の倫理学を中心とする語彙データベースを構築し,これに基づいて,哲学的諸概念に関する思想史的研究を行った。1.語彙については,(1)学問論全般(哲学・倫理学・神学など),(2)徳論の諸概念(倫理徳,知的徳,枢要徳,神学的徳,聖霊の賜物など),(3)法学的概念(自然法,永遠法など),(4)人間論(人格,自由意志,良心など),(5)その他,を大項目として整理した。2.思想史的研究としては,(1)13世紀における神学概念の成立,(2)ペルソナ(神の位格および人格)概念の成立,(3)倫理的資質(ハビトゥス)概念を中心に行った。その結果,(1)については,12世紀に翻訳・移入されたアリストテレスの学問論(『分析論後書』『形而上学』など)が,論証的な学問としての神学の原理および方法の確立に重要な役割を果たしたこと,(2)については,中世倫理学における「人格」としてのペルソナ概念は最終的なものではないにしても,近代的人格概念の萌芽と考えることができること,(3)については,アリストテレス倫理学の基本概念である資質(ヘクシス)・徳(アレテー)概念が中世の資質(ハビトゥス)・徳(ヴィルトゥス)概念に引き受けられた際の連続性と断絶を明らかにした。3.データベースの公開に関してはネットワーク的に提供するには至っていないが,今後とも,技術的な問題とともに,著作権的・ネットワーク的問題について研究を進めることで実現をはかっている。
英文摘要
本研究では,CETEDOC Library of Christian Latin Texts"と『トマス・アクィナス全著作データベース』を基礎として,他のすでに電子化されたテクストを用い,またそれ以外のものについても電子化を進めながら,西欧中世の倫理学を中心とする語彙データベースを構築し,これに基づいて,哲学的諸概念に関する思想史的研究を行った。1.語彙については,(1)学問論全般(哲学・倫理学・神学など),(2)徳論の諸概念(倫理徳,知的徳,枢要徳,神学的徳,聖霊の賜物など),(3)法学的概念(自然法,永遠法など),(4)人間論(人格,自由意志,良心など),(5)その他,を大項目として整理した。2.思想史的研究としては,(1)13世紀における神学概念の成立,(2)ペルソナ(神の位格および人格)概念の成立,(3)倫理的資質(ハビトゥス)概念を中心に行った。その結果,(1)については,12世紀に翻訳・移入されたアリストテレスの学問論(『分析論後書』『形而上学』など)が,論証的な学問としての神学の原理および方法の確立に重要な役割を果たしたこと,(2)については,中世倫理学における「人格」としてのペルソナ概念は最終的なものではないにしても,近代的人格概念の萌芽と考えることができること,(3)については,アリストテレス倫理学の基本概念である資質(ヘクシス)・徳(アレテー)概念が中世の資質(ハビトゥス)・徳(ヴィルトゥス)概念に引き受けられた際の連続性と断絶を明らかにした。3.データベースの公開に関してはネットワーク的に提供するには至っていないが,今後とも,技術的な問題とともに,著作権的・ネットワーク的問題について研究を進めることで実現をはかっている。
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稲垣良典(編): "教養の源泉をたずねて"創文社(近刊). (2000)
Yoshinori Inagaki(编辑):“质疑教育的来源”Sobunsha(即将出版)(2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
加藤和哉: "トマス・アクィナスにおける人間の「ペルソナ」(persona)の理解"哲学雑誌「ギリシア・中世哲学研究の現在」. 113巻・784号. 147-164 (1998)
加藤和也:“理解托马斯·阿奎那的人类“人格””哲学杂志“希腊和中世纪哲学的当前研究”,第 113 卷,第 784 期。147-164 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
加藤和哉: "「従属的学」としての神学----トマス・アクィナスの神学論の一考察"中世思想研究(予定). 42号. (2000)
加藤和也:“神学作为‘从属科学’——对托马斯·阿奎那神学的研究”,《中世纪思想研究》(计划)第42期。(2000年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
上智大学中世思想研究所(編): "トマス・アクィナスの倫理思想"創文社. 416 (1999)
上智大学中世纪思想研究所(编辑):“托马斯·阿奎那的伦理思想”Sobunsha 416(1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
加藤和哉: "トマス・アクィナスにおける人間の「ペルソナ」(persona)の理解" 『ギリシア・中世学研究の現在』(哲学雑誌). 113・784. 147-164 (1998)
加藤和也:“理解托马斯·阿奎那的人类“人格””《希腊和中世纪研究的当代研究》(哲学杂志)113・784(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
The Development and Influence of Catholicism in the History of Moder Japanese Thought
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批准号:21K00097
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2021
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负责人:加藤 和哉
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依托单位:
海外基金