课题基金 / 基金详情

日本近代文学における宗教的言説の批判的考察-北村透谷を基軸として-

日本近代文学における宗教的言説の批判的考察-北村透谷を基軸として-
日本现代文学中宗教话语的批判性审视——以北村德国为中心——
批准号:
10710208
负责人:
尾西 康充
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999

项目摘要

项目成果

尾西 康充的其他基金

相关文献

中文摘要
翻译
上記の研究課題のもとで、宗教に関わる言説が近代日本の社会で、どのように構築されていったのかを検討した。本研究では、文芸雑誌「女学雑誌」・「文学界」・「三籟」をとりあげて、それぞれの雑誌に拠って活躍した北村透谷および松村介石らの著作に着目した。明治20年代において、キリスト教が文学に及ぼした影響、とりわけ「文学」概念そのものが近代日本の社会で成立しつつあった状況を念頭において、その影響を具体的に検証した。当時、実証主義的な見地からキリスト教を捉える「新神学」(自由主義神学)がドイツから輸入され、透谷・介石ともにその考え方に影響されながら、宗教活動・文学活動を行っていた。若いキリスト者らしくキリストの神秘性を払拭するような新神学の革新性に興味を持ったのである。ところが、明治の時代思潮を反映するような合理的な思考とは全く反対の、いわば神秘主義的な宗教性とでもいうような、非合理的な発想を透谷・介石ともに持ち合わせていたのである。彼らが使用した「インスピレーション」「秘宮」などの言葉は、まさにその現れであった。一見すれば、矛盾としかいいようのない局面を内在させていた点を追究して、近代日本文学の本質的な問題を解明した。「非合理」を克服して「合理」的なものが進展するのが「近代」であるとは、単純に言い切れない問題がそこに含まれており、近代のキリスト教がみずからの宗教性を保つためには、神秘性を否定してしまうことができないジレンマを抱えていたことにつながる問題である。そのような観点から近代文学を読み返し、あらためて「近代」を捉えなおした。
英文摘要
上記の研究課題のもとで、宗教に関わる言説が近代日本の社会で、どのように構築されていったのかを検討した。本研究では、文芸雑誌「女学雑誌」・「文学界」・「三籟」をとりあげて、それぞれの雑誌に拠って活躍した北村透谷および松村介石らの著作に着目した。明治20年代において、キリスト教が文学に及ぼした影響、とりわけ「文学」概念そのものが近代日本の社会で成立しつつあった状況を念頭において、その影響を具体的に検証した。当時、実証主義的な見地からキリスト教を捉える「新神学」(自由主義神学)がドイツから輸入され、透谷・介石ともにその考え方に影響されながら、宗教活動・文学活動を行っていた。若いキリスト者らしくキリストの神秘性を払拭するような新神学の革新性に興味を持ったのである。ところが、明治の時代思潮を反映するような合理的な思考とは全く反対の、いわば神秘主義的な宗教性とでもいうような、非合理的な発想を透谷・介石ともに持ち合わせていたのである。彼らが使用した「インスピレーション」「秘宮」などの言葉は、まさにその現れであった。一見すれば、矛盾としかいいようのない局面を内在させていた点を追究して、近代日本文学の本質的な問題を解明した。「非合理」を克服して「合理」的なものが進展するのが「近代」であるとは、単純に言い切れない問題がそこに含まれており、近代のキリスト教がみずからの宗教性を保つためには、神秘性を否定してしまうことができないジレンマを抱えていたことにつながる問題である。そのような観点から近代文学を読み返し、あらためて「近代」を捉えなおした。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
尾西 康充: "北村透谷と松村介石"北村透谷研究会会報. 9. 4-5 (1999)
Yasumitsu Onishi:“Tokoku Kitamura 和 Kaiseki Matsumura”Tokoku Kitamura 研究小组通报。9. 4-5 (1999)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
尾西 康充: "北村透谷と松村介石-雑誌「三籟」をめぐる考察"三重大学日本語学文学. 10. 123-138 (1999)
大西康光:“东京北村和怀石松村 - 对《未来》杂志的思考”三重大学日本研究和文学。 10. 123-138 (1999)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
尾西 康充: "北村透谷『井上博士と基督教徒』論" 三重大学日本語学文学. 9. 59-76 (1998)
大西康光:“东京北村的‘井上博士和基督徒’”三重大学日本研究和文学。 9. 59-76 (1998)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Japanese-German Comparison of Postwar Literature: An Empirical Study of the People's Front Movement and NOMA Hiroshi
  • 批准号:
    22K00315
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $1.83万
  • 财政年份:
    2022
  • 负责人:
    尾西 康充
  • 依托单位:
明治文学における宗教的言説の批判的考察-イギリス文学との比較を通して-
  • 批准号:
    16720039
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
  • 资助金额:
    $1.34万
  • 财政年份:
    2004
  • 负责人:
    尾西 康充
  • 依托单位:
明治文学における宗教的言説の研究―雑誌「文学界」を中心にして―
  • 批准号:
    12710234
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 资助金额:
    $0.64万
  • 财政年份:
    2000
  • 负责人:
    尾西 康充
  • 依托单位: