ピリミジン塩基合成系を標的とする抗トリパノソーマ薬開発モデルの確立
ピリミジン塩基合成系を標的とする抗トリパノソーマ薬開発モデルの確立
批准号:
10770110
负责人:
奈良 武司
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
ピリミジン塩基合成系の第二酵素aspartate carbamoyltransferase(ACT)は、哺乳類では第1、第3酵素と融合した多機能蛋白として存在するが、クルーズトリパノソーマ(Tc)のACT(TcACT)は、単独の、調整サブユニットを持たない酵素として存在する。また、前年度の研究からTcACTは基質特異性が哺乳類酵素と大きく異なり(論文投稿中)、そのことから治療薬の標的候補としても有望であると考えられる。本年度はTcACTの高次構造解析のための結晶化を試みた。沈澱剤としてPEG及び硫安を用いて検討したが、現在のところ結晶は得られておらず、種々の条件について検討を進めている。またピリミジン合成経路のTcにおける特異性や哺乳類との相違点を、経路全体の分子進化の産物として位置付けた上で、ピリミジン合成に関わる全6酵素についてそれぞれ分子系統樹を作製した(投稿中)。その結果、第4、第6酵素を除く各酵素の系統樹上で、Tcは真核生物のごく初期に分岐したものと推定された。一方、Tcの第4酵素は酵母、乳酸菌のそれと同一のグループに属し、Tcが同酵素遺伝子を二次的に獲得したものと考えられた。この結果は第4酵素の生化学的性状と一致した。第6酵素は、Tcでは第6/第5の順に融合した蛋白(哺乳類では第5/第6の融合)で、トリパノソーマ科原虫に特徴的な細胞内小器官グリコソームに局在していると考えられている。第6酵素の分子系統樹を作製したところ、興味深いことにTcは好熱細菌や結核菌とのみグループを形成し、その起源が哺乳類型酵素とは異なること、生化学的にも哺乳類酵素とは異なる性質を持つことから、Tcの第6(第6/第5融合)酵素の、薬剤標的酵素としての可能性が示唆された。
英文摘要
ピリミジン塩基合成系の第二酵素aspartate carbamoyltransferase(ACT)は、哺乳類では第1、第3酵素と融合した多機能蛋白として存在するが、クルーズトリパノソーマ(Tc)のACT(TcACT)は、単独の、調整サブユニットを持たない酵素として存在する。また、前年度の研究からTcACTは基質特異性が哺乳類酵素と大きく異なり(論文投稿中)、そのことから治療薬の標的候補としても有望であると考えられる。本年度はTcACTの高次構造解析のための結晶化を試みた。沈澱剤としてPEG及び硫安を用いて検討したが、現在のところ結晶は得られておらず、種々の条件について検討を進めている。またピリミジン合成経路のTcにおける特異性や哺乳類との相違点を、経路全体の分子進化の産物として位置付けた上で、ピリミジン合成に関わる全6酵素についてそれぞれ分子系統樹を作製した(投稿中)。その結果、第4、第6酵素を除く各酵素の系統樹上で、Tcは真核生物のごく初期に分岐したものと推定された。一方、Tcの第4酵素は酵母、乳酸菌のそれと同一のグループに属し、Tcが同酵素遺伝子を二次的に獲得したものと考えられた。この結果は第4酵素の生化学的性状と一致した。第6酵素は、Tcでは第6/第5の順に融合した蛋白(哺乳類では第5/第6の融合)で、トリパノソーマ科原虫に特徴的な細胞内小器官グリコソームに局在していると考えられている。第6酵素の分子系統樹を作製したところ、興味深いことにTcは好熱細菌や結核菌とのみグループを形成し、その起源が哺乳類型酵素とは異なること、生化学的にも哺乳類酵素とは異なる性質を持つことから、Tcの第6(第6/第5融合)酵素の、薬剤標的酵素としての可能性が示唆された。
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Nara,et al.: "Localization of carbamoyl-phosphato synthetase II (CPSII) and Aspartate carbamoyl transferase (ACT) genes in Trypanosoma cruzi" Adv.Exp.Med.Biol.431. 227-230 (1998)
Nara 等人:“克氏锥虫中氨基甲酰磷酸合成酶 II (CPSII) 和天冬氨酸氨基甲酰转移酶 (ACT) 基因的定位”Adv.Exp.Med.Biol.431。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Nara,et al.: "Carbamoyl-phosphate synthetase II in kinetoplastids" Biochem.Biophys.Acta. 1387. 462-468 (1998)
Nara 等人:“动质体中的氨基甲酰磷酸合成酶 II”Biochem.Biophys.Acta。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Chen,et al.: "Molecular cloning and expression of a Schistosoma Japonicum tegumental membrance-associated antigour from Japanese Strain" Parasitol.Int. 47. 289-300 (1998)
Chen,et al.:“日本血吸虫皮膜相关抗痛剂的分子克隆和表达”Parasitol.Int。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Gao,et al.: "Novel organization and segmences of five genes enceding all six enzymes for denovo phrimiding biosynthesis in Tuypanosoma cruzi" J.Mol.Biol.285. 149-161 (1999)
高等人:“Tuypanosoma cruzi 中用于从头进行生物合成的所有六种酶的五个基因的新组织和片段”J.Mol.Biol.285。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
トランスジェニックおよび遺伝子ノックアウト住血吸虫の確立とその応用
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批准号:15659102
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2003
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负责人:奈良 武司
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依托单位:
発現スクリーニングを用いた寄生原虫の細胞分化機構の解析
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批准号:12770127
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2000
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负责人:奈良 武司
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依托单位:
海外基金