サイトカインが抗HLA抗体による血管内皮細胞傷害に与える影響についての検討
サイトカインが抗HLA抗体による血管内皮細胞傷害に与える影響についての検討
批准号:
16H00673
负责人:
名倉 豊
金额:
$0.36万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016 至 --
中文摘要
抗ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen, HLA)抗体は様々な病態への関与が報告されており、血管内皮細胞への傷害による移植臓器の拒絶反応にも関連していると考えられている。血管内皮細胞上に発現するHLA抗原はin vitroでの長期培養で発現が減少もしくは消失するが、インターフェロンγ(IFN-γ)などのサイトカイン刺激により、その発現が回復、増強することが確認されている。本研究ではサイトカイン作用下の血管内皮細胞におけるHLA抗原発現増強が細胞傷害性に及ぼす影響について心臓、腎臓および肺臓の血管内皮細胞に着目し検討をおこなった。対象臓器として心臓(HMVEC-C)、肺臓(HMVEC-L)および腎臓(GMEC)の内皮細胞を用いた。しかし、HUMVEC-Lは初期培養時の増殖に問題があったためHMVEC-CおよびGMECのみ検討を加えた。HMVEC-CおよびGMECをIFN-γにて刺激することによりHLA-DRが発現されるだけでなくHLA classIの発現も増強することが確認された。IFN-γ濃度はHMVEC-Cで50ng/ml、GMECの場合10ng/mlで発現増強が確認された。一方、HLA発現増強を確認するためには3日以上の刺激が必要であった。この条件を用いてIFN-γ刺激細胞への抗HLA抗体の傷害性について検討を加えた。GMECでは、IFN-γで処理したもののみ抗HLA ClassI抗体で傷害が確認できたのに対し、HMVEC-CはIFN-γ未処理においても傷害が確認された。一方、HLA-DR抗体による傷害はいずれの内皮細胞でもIFN-γ処理未処理に関わらず確認されなかった。このことから、抗HLA ClassI抗体ではIFN-γの存在が移植臓器血管内皮細胞に対する抗体傷害性の影響度に関与する可能性があると考えられた。またHLA-DRは本モデルではIFN-γの影響は認めなかった。しかし、今回の検討では精製抗体1種類のみの確認であり、HLA-DRも含め複数種類使用することや実際の患者血清との反応を確認する必要があること、またin vitroだけでなく動物モデルなどのin vivoでこの現象を確認する必要があり、今後の検討課題であると考えられた。
英文摘要
抗ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen, HLA)抗体は様々な病態への関与が報告されており、血管内皮細胞への傷害による移植臓器の拒絶反応にも関連していると考えられている。血管内皮細胞上に発現するHLA抗原はin vitroでの長期培養で発現が減少もしくは消失するが、インターフェロンγ(IFN-γ)などのサイトカイン刺激により、その発現が回復、増強することが確認されている。本研究ではサイトカイン作用下の血管内皮細胞におけるHLA抗原発現増強が細胞傷害性に及ぼす影響について心臓、腎臓および肺臓の血管内皮細胞に着目し検討をおこなった。対象臓器として心臓(HMVEC-C)、肺臓(HMVEC-L)および腎臓(GMEC)の内皮細胞を用いた。しかし、HUMVEC-Lは初期培養時の増殖に問題があったためHMVEC-CおよびGMECのみ検討を加えた。HMVEC-CおよびGMECをIFN-γにて刺激することによりHLA-DRが発現されるだけでなくHLA classIの発現も増強することが確認された。IFN-γ濃度はHMVEC-Cで50ng/ml、GMECの場合10ng/mlで発現増強が確認された。一方、HLA発現増強を確認するためには3日以上の刺激が必要であった。この条件を用いてIFN-γ刺激細胞への抗HLA抗体の傷害性について検討を加えた。GMECでは、IFN-γで処理したもののみ抗HLA ClassI抗体で傷害が確認できたのに対し、HMVEC-CはIFN-γ未処理においても傷害が確認された。一方、HLA-DR抗体による傷害はいずれの内皮細胞でもIFN-γ処理未処理に関わらず確認されなかった。このことから、抗HLA ClassI抗体ではIFN-γの存在が移植臓器血管内皮細胞に対する抗体傷害性の影響度に関与する可能性があると考えられた。またHLA-DRは本モデルではIFN-γの影響は認めなかった。しかし、今回の検討では精製抗体1種類のみの確認であり、HLA-DRも含め複数種類使用することや実際の患者血清との反応を確認する必要があること、またin vitroだけでなく動物モデルなどのin vivoでこの現象を確認する必要があり、今後の検討課題であると考えられた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
持続型オゾン水が濃厚血小板製剤中の血小板機能に及ぼす影響
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批准号:15H00631
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2015
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负责人:名倉 豊
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依托单位:
輸血用血液中に蓄積する脂質の解析と産生機序の解明に関する研究
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批准号:26931030
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.51万
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财政年份:2014
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负责人:名倉 豊
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依托单位:
自己血の保存前白血球除去処理の効果に対する検討
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批准号:21931028
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2009
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负责人:名倉 豊
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依托单位:
新たな血小板機能評価方法の開発と緑茶カテキンによる血小板への影響についての検討
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批准号:20930016
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.37万
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财政年份:2008
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负责人:名倉 豊
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依托单位:
輸液ポンプを用いた血小板輸血における血小板機能の評価
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批准号:15922073
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.15万
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财政年份:2003
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负责人:名倉 豊
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依托单位:
国内基金
海外基金
HLA抗体阳性再障骨髓微环境区域免疫稳态失调与重建
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批准号:81800118
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:21.0万元
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批准年份:2018
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负责人:朱华
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依托单位:
肾移植受者血清多反应性抗体与HLA抗体的相关性及影响移植肾长期存活的机制
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批准号:81501381
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:18.0万元
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批准年份:2015
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负责人:高宝山
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依托单位:
人类记忆B细胞产生HLA抗体ELISpot标识体系的构建
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批准号:30571710
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项目类别:面上项目
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资助金额:24.0万元
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批准年份:2005
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负责人:廖爱华
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依托单位: