近代北海道の旧和人地及び日本海沿岸地方におけるアイヌ教育史に関する基礎的調査研究
近代北海道の旧和人地及び日本海沿岸地方におけるアイヌ教育史に関する基礎的調査研究
批准号:
20906033
负责人:
小川 正人
金额:
$0.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
中文摘要
○研究目的 本研究課題は、早くから和人の移住があり近代初頭において既にアイヌが地域の中で圧倒的な少数者となっていた、北海道南部の旧和人地及び日本海沿岸地方のアイヌ児童に対する教育について、地域に学校が設置され始める時期(1870~1880年代)を主たる対象時期として、アイヌ児童の就学実態や地域のアイヌと学校の関わりなどを明らかにしようとするものである。○研究方法 近代アイヌ史に関する資料が全般的に乏しい中で、本研究課題が対象とした地域ではアイヌの生活実態やアイヌ児童に対する教育実践に関する直接の資料はこれまでほとんど知られていない。そこで本研究課題では、先ず開拓使・函館県・札幌県の公文書及び当時の新聞記事や紀行文などの調査の徹底を図るとともに、改めて各地の学校文書や郷土史資料を調査し、各地域で就学したアイヌ児童の人数とその割合、通学の状況、地域社会の対応などについて基礎的な統計や記録を確認し蓄積することに重点を置いた(本課題を「基礎的調査研究」とした所以である)。具体的には、北海道立文書館と北海道大学附属図書館北方資料室における公文書及び北海道史資料の調査と、函館市中央図書館が所蔵する道南地方の新聞及び郷土史資料の調査を継続的に進めながら、そこで得た情報をもとに、八雲町、森町、せたな町、乙部町等で学校文書や郷土史関係文献を調査した。なおこの過程で、函館市での調査日数を増やし、寿都、岩内、留萌などについては現地調査よりも道立文書館等での調査を優先させ、八雲については徳川林政史研究所にやはり多くの関係資料があることが確認できたことから東京での調査を組み込む等、資料調査の用務地を当初計画から若干変更した。○成果 以上の調査を通して、地域・年次によるデータの濃密の差はあるものの、アイヌ児童の就学者数などの基礎的な統計や就学督励策の事例などを確認することができた。また、久遠(せたな町)など幾つかの地域で、公立の学校に先駆けて設置されていた私塾的な教育施設にアイヌ児童が修学していたことに関する資料も確認できた。これらの知見は、地域のアイヌ教育の実態分析の手がかりとなるものであり、従来のアイヌ史・アイヌ教育史ではほとんど取り上げられてこなかったこれらの地域におけるアイヌの歴史を明らかにするという点でも重要な意義を有するものである。成果の発表については、収集した資料の整理に一定の期間を要すると判断し、発表の機会を次年度に設定した。すなわち函館のキリスト教アイヌ学校に焦点を当てた報告を2009年5月に、調査全体の概要を同10月に、それぞれ学会発表として行う予定である。
英文摘要
○研究目的 本研究課題は、早くから和人の移住があり近代初頭において既にアイヌが地域の中で圧倒的な少数者となっていた、北海道南部の旧和人地及び日本海沿岸地方のアイヌ児童に対する教育について、地域に学校が設置され始める時期(1870~1880年代)を主たる対象時期として、アイヌ児童の就学実態や地域のアイヌと学校の関わりなどを明らかにしようとするものである。○研究方法 近代アイヌ史に関する資料が全般的に乏しい中で、本研究課題が対象とした地域ではアイヌの生活実態やアイヌ児童に対する教育実践に関する直接の資料はこれまでほとんど知られていない。そこで本研究課題では、先ず開拓使・函館県・札幌県の公文書及び当時の新聞記事や紀行文などの調査の徹底を図るとともに、改めて各地の学校文書や郷土史資料を調査し、各地域で就学したアイヌ児童の人数とその割合、通学の状況、地域社会の対応などについて基礎的な統計や記録を確認し蓄積することに重点を置いた(本課題を「基礎的調査研究」とした所以である)。具体的には、北海道立文書館と北海道大学附属図書館北方資料室における公文書及び北海道史資料の調査と、函館市中央図書館が所蔵する道南地方の新聞及び郷土史資料の調査を継続的に進めながら、そこで得た情報をもとに、八雲町、森町、せたな町、乙部町等で学校文書や郷土史関係文献を調査した。なおこの過程で、函館市での調査日数を増やし、寿都、岩内、留萌などについては現地調査よりも道立文書館等での調査を優先させ、八雲については徳川林政史研究所にやはり多くの関係資料があることが確認できたことから東京での調査を組み込む等、資料調査の用務地を当初計画から若干変更した。○成果 以上の調査を通して、地域・年次によるデータの濃密の差はあるものの、アイヌ児童の就学者数などの基礎的な統計や就学督励策の事例などを確認することができた。また、久遠(せたな町)など幾つかの地域で、公立の学校に先駆けて設置されていた私塾的な教育施設にアイヌ児童が修学していたことに関する資料も確認できた。これらの知見は、地域のアイヌ教育の実態分析の手がかりとなるものであり、従来のアイヌ史・アイヌ教育史ではほとんど取り上げられてこなかったこれらの地域におけるアイヌの歴史を明らかにするという点でも重要な意義を有するものである。成果の発表については、収集した資料の整理に一定の期間を要すると判断し、発表の機会を次年度に設定した。すなわち函館のキリスト教アイヌ学校に焦点を当てた報告を2009年5月に、調査全体の概要を同10月に、それぞれ学会発表として行う予定である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
勤務先にはWebページがあり、現在は本研究課題の研究成果に関しては掲載しておりませんが、次年度以降に研究成果を学会等で発表した後には掲載される可能性がありますので、URLを記載しておきます
我的单位有一个网页,目前这个研究项目的研究成果还没有发布,但是明年开始在学术会议上发表研究成果后可能会发布,我会记下网址。 。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
学校安全衛生管理体制の運用実態分析と自治体間比較による効果と課題に関する調査研究
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批准号:23K25621
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$9.82万
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财政年份:2024
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负责人:小川 正人
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依托单位:
学校安全衛生管理体制の運用実態分析と自治体間比較による効果と課題に関する調査研究
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批准号:23H00924
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.73万
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财政年份:2023
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负责人:小川 正人
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依托单位:
近代日本におけるアイヌ民族の〈社会への参画〉の歴史に関する基礎的研究
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批准号:20K00952
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2020
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负责人:小川 正人
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依托单位:
近代北海道におけるアイヌの高等小学校・中等諸学校への進学要求に関する歴史的研究
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批准号:24907034
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.26万
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财政年份:2012
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负责人:小川 正人
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依托单位:
近代北海道におけるアイヌ児童を対象とした私立学校に関する歴史的研究
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批准号:23907033
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.26万
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财政年份:2011
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负责人:小川 正人
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依托单位:
新規な徴生物セルロースを生産する回転培養装置の支持体の開発
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批准号:06915001
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.13万
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财政年份:1994
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负责人:小川 正人
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依托单位: