课题基金 / 基金详情

赤泥で玉鋼を造る

赤泥で玉鋼を造る
用赤泥制作玉金
批准号:
22916013
负责人:
厚井 晶子
金额:
$0.36万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
かつて滋賀県の近江地方をはじめとして、製鉄原料として利用されていた褐鉄鉱は、今なお日本各地に豊富に存在しているにもかかわらず、現在ではほとんど利用されていない。本研究では、褐鉄鉱の中でも特に、この近辺に大量に堆積したまま利用されずに放置または廃棄されていきた赤泥を原料として、日本古来の製鉄法である「たたら」を操業し、「玉鋼」を造り、「玉鋼」とその副産物である「鋼津(こうさい)」を鉄資源として、有効に利用する方法の検証・検討を目的とし、主に次の実験を行った。1.赤泥の元素分析(蛍光X線分析)。2.赤泥を利用した「たたら」生成物「鋼」および副産物「鋼津」の元素分析(電子線マイクロアナライザ)。3.鋼滓を利用した植物プランクトン培養実験。4鋼滓を利用したイネの栽培実験。それぞれの結果については以下の通りである。1.赤泥の元素分析を行った結果、94%が鉄であった(炭素、水素、酸素を除く重量%)。化合物種としては、91.2%がベンガラと呼ばれる三酸化鉄(Fe203)、7.7%が二酸化ケイ素(SiO_2)であった。2.「たたら」によって、赤泥からも「玉鋼」と呼ばれる鉄と炭素からなる高品質の鋼が造られることが、元素分析により明らかとなった。3.植物プランクトン培養実験の結果、鋼津を使用した場合、使用しなかった対照区に比べ、明らかに植物プランクトンの顕著な増殖が見られた。4.鋼滓をイネに添加したところ、既に分けつが終わってからの添加にもかかわらず、鋼津を添加しなかったイネの約1.2倍の米の収穫があった。以上のことから、放置または廃棄物として処分されている赤泥について、「たたら」による火を加えることよって、鉄資源となり得る可能性が示されたと同時に、副産物である鋼滓には、水生生物活性の素となる植物プランクトンの増殖促進効果があること、さらにイネなどの陸上植物の生長および収穫促進効果があることが示され、地域環境改善への応用の可能性が示唆された。
英文摘要
かつて滋賀県の近江地方をはじめとして、製鉄原料として利用されていた褐鉄鉱は、今なお日本各地に豊富に存在しているにもかかわらず、現在ではほとんど利用されていない。本研究では、褐鉄鉱の中でも特に、この近辺に大量に堆積したまま利用されずに放置または廃棄されていきた赤泥を原料として、日本古来の製鉄法である「たたら」を操業し、「玉鋼」を造り、「玉鋼」とその副産物である「鋼津(こうさい)」を鉄資源として、有効に利用する方法の検証・検討を目的とし、主に次の実験を行った。1.赤泥の元素分析(蛍光X線分析)。2.赤泥を利用した「たたら」生成物「鋼」および副産物「鋼津」の元素分析(電子線マイクロアナライザ)。3.鋼滓を利用した植物プランクトン培養実験。4鋼滓を利用したイネの栽培実験。それぞれの結果については以下の通りである。1.赤泥の元素分析を行った結果、94%が鉄であった(炭素、水素、酸素を除く重量%)。化合物種としては、91.2%がベンガラと呼ばれる三酸化鉄(Fe203)、7.7%が二酸化ケイ素(SiO_2)であった。2.「たたら」によって、赤泥からも「玉鋼」と呼ばれる鉄と炭素からなる高品質の鋼が造られることが、元素分析により明らかとなった。3.植物プランクトン培養実験の結果、鋼津を使用した場合、使用しなかった対照区に比べ、明らかに植物プランクトンの顕著な増殖が見られた。4.鋼滓をイネに添加したところ、既に分けつが終わってからの添加にもかかわらず、鋼津を添加しなかったイネの約1.2倍の米の収穫があった。以上のことから、放置または廃棄物として処分されている赤泥について、「たたら」による火を加えることよって、鉄資源となり得る可能性が示されたと同時に、副産物である鋼滓には、水生生物活性の素となる植物プランクトンの増殖促進効果があること、さらにイネなどの陸上植物の生長および収穫促進効果があることが示され、地域環境改善への応用の可能性が示唆された。
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