课题基金 / 基金详情

北海道大学構内再生河川の珪藻を用いた水系環境教育教材の開発

北海道大学構内再生河川の珪藻を用いた水系環境教育教材の開発
使用北海道大学校园修复河流中的硅藻开发水生环境教育材料
批准号:
22923005
负责人:
田邉 大人
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
本研究対象の北海道大学構内を流れるサクシュコトニ川は,かつては産卵の鮭も遡上していたが,都市化の進展に伴う地下水位の低下により,戦後これらの水源は枯渇し河川の一部は埋められてしまった。本学では北海道大学創基125周年(平成13年)記念事業として,キャンパス内の埋められた河川を再生する「サクシュコトニ川再生事業」を実施し,札幌市とも連携し市水道局藻岩浄水場(札幌市中央区)の浄水過程で発生する放流水を導水するための施設整備を行った。現在再生されたサクシュコトニ川が流れる中央ローンは,学生や市民及び観光客の憩いの場であり,特に本学を代表する緑地として親しまれている。この河川再生は本学のエコキャンパスの創生理念に基づくものであるが,生物学サイドからの河川環境モニタリングはおこなわれていないので,再生河川の珪藻を用いた水系環境教育教材の開発を目的としたものである。珪藻採集は流出防止措置を施したプラスチック板を河川に沈め,45日後に回収しブラシで付着物を落とし,市販のパイプ洗浄剤を用いクリーニング処理で有機物除去し,採集珪藻をガラス質の被殻の状態にした後,永久プレパラートを作製し微分干渉顕微鏡で観察し,出現種の記録作業を行った。延べ2回の採集・観察作業を行い,三日月型をした30μm程のEncyonema silesiacum,ビンを横から見たような形状で50μm程のGomphonema trunctatumなど,他8種類程確認することができた。多様度指数は1回目0.66,2回目0.86を記録した。また河川の汚濁の度合いを判定する汚濁指数は,1回目1.0(貧腐水=きれいである),2回目1.87(β-中腐水=割合きれいである)と判定することができた。1回目は雪解け水の流入による影響で,河川内の有機物濃度が低下するため,実際は季節差が発生していると考察している。汚濁指数が3.5を超えてしまうと,深刻な汚染状況にあると判定することができる。概ね再生河川のサクシュコトニ川の汚濁は認められず良好である。しかし今後も珪藻採集・同定作業を行うことにより,長期的に河川環境モニタリングを継続することは,あまり知られていない水系環境を見守る上で,大変に有効で重要なことである。
英文摘要
本研究対象の北海道大学構内を流れるサクシュコトニ川は,かつては産卵の鮭も遡上していたが,都市化の進展に伴う地下水位の低下により,戦後これらの水源は枯渇し河川の一部は埋められてしまった。本学では北海道大学創基125周年(平成13年)記念事業として,キャンパス内の埋められた河川を再生する「サクシュコトニ川再生事業」を実施し,札幌市とも連携し市水道局藻岩浄水場(札幌市中央区)の浄水過程で発生する放流水を導水するための施設整備を行った。現在再生されたサクシュコトニ川が流れる中央ローンは,学生や市民及び観光客の憩いの場であり,特に本学を代表する緑地として親しまれている。この河川再生は本学のエコキャンパスの創生理念に基づくものであるが,生物学サイドからの河川環境モニタリングはおこなわれていないので,再生河川の珪藻を用いた水系環境教育教材の開発を目的としたものである。珪藻採集は流出防止措置を施したプラスチック板を河川に沈め,45日後に回収しブラシで付着物を落とし,市販のパイプ洗浄剤を用いクリーニング処理で有機物除去し,採集珪藻をガラス質の被殻の状態にした後,永久プレパラートを作製し微分干渉顕微鏡で観察し,出現種の記録作業を行った。延べ2回の採集・観察作業を行い,三日月型をした30μm程のEncyonema silesiacum,ビンを横から見たような形状で50μm程のGomphonema trunctatumなど,他8種類程確認することができた。多様度指数は1回目0.66,2回目0.86を記録した。また河川の汚濁の度合いを判定する汚濁指数は,1回目1.0(貧腐水=きれいである),2回目1.87(β-中腐水=割合きれいである)と判定することができた。1回目は雪解け水の流入による影響で,河川内の有機物濃度が低下するため,実際は季節差が発生していると考察している。汚濁指数が3.5を超えてしまうと,深刻な汚染状況にあると判定することができる。概ね再生河川のサクシュコトニ川の汚濁は認められず良好である。しかし今後も珪藻採集・同定作業を行うことにより,長期的に河川環境モニタリングを継続することは,あまり知られていない水系環境を見守る上で,大変に有効で重要なことである。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
生物系実験(自然科学実験2010)(北海道大学自然科学実験編集委員会編)
生物实验(自然科学实验2010)(北海道大学自然科学实验编辑委员会编)
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [堀家拓也, 田邉大人(分担執筆)]
通讯作者: 田邉大人(分担執筆)
海外基金