小児の受動喫煙と歯肉のメラニン色素沈着に関する研究
小児の受動喫煙と歯肉のメラニン色素沈着に関する研究
批准号:
22932007
负责人:
大谷 聡子
金额:
$0.31万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
1.唾液中コチニン測定による「受動喫煙あり」の判定が11名,「受動喫煙の可能性あり」が10名,「受動喫煙なし」が29名であった。「同居者に喫煙あり」群の唾液中コチニン濃度は,平均0.78ng/mlで,「同居者に喫煙なし」群の平均0.26ng/mlであり,2群間に有意差を認めた(Welch's t-test, p=0.03)。唾液中コチニン測定で「受動喫煙あり」と判定された小児11名のうち9名は同居者に喫煙者がおり,1名は母親の実家に喫煙者があった。また,「同居者の喫煙場所が同室」群の唾液中コチニン濃度は平均1.50ng/mlで,「同居者の喫煙場所が同室でない」群の平均0.58ng/mlに比較して高かった(Welch's t-test, p=0.08)。2.歯肉のメラニン色素沈着の濃さおよび沈着範囲と正の相関関係を示したのは,「日焼け」,「同居者の喫煙の有無」,「頭髪の色」,「口呼吸」の4項目であった。「皮膚の色」,「性別」,「上顎前歯部唇側歯肉の腫脹」,「上顎歯肉の露出」,「食べ物の好き嫌い」,「被験者の唾液中コチニン濃度」は,歯肉のメラニン色素沈着との間に相関関係を認めなかった。「年齢」は沈着の濃さとのみ相関関係を認め,沈着範囲との間には相関関係を認めなかった。小児歯肉のメラニン色素沈着は多様な因子が関連して起こり、受動喫煙もそのうちの1つであることが示された。さらに、受動喫煙が必ずしもメラニン色素沈着の誘因となるわけではないことも今回の研究で明らかとなった。臨床で歯肉の色素沈着に遭遇した場合,原因因子として「受動喫煙」のみを強調するのではなく他の因子も関係することも説明しなければならない。一方,「喫煙は家族の歯肉にメラニン色素沈着を生じることもある」という今回の結果は喫煙者の禁煙対策の一助となることも示された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
受動喫煙と小児歯肉のメラニン色素沈着に関する調査
被动吸烟与儿童牙龈黑色素沉着的调查
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[上田伊佐子, 川西千恵美, 中岡美由紀, 山部こころ, 大谷聡子]
通讯作者:
大谷聡子
海外基金