抗がん剤による味覚障害に対する補中益気湯とポラプレジングの比較研究
抗がん剤による味覚障害に対する補中益気湯とポラプレジングの比較研究
批准号:
23928017
负责人:
西垣 美奈子
金额:
$0.26万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 --
中文摘要
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英文摘要
【研究目的】抗がん剤治療や放射線治療を受ける患者において味覚障害はしばしば発現する副作用である。味覚障害により抗がん剤の投与中止もしくは減量となることはほとんどないが、食事を味わう楽しみを失うことは、がん患者のQOLや治療意欲の低下など精神面に大きな影響を及ぼす。味覚障害の発生要因として、味覚伝導系障害、亜鉛欠乏、抗がん剤による味覚細胞、口腔粘膜への直接的な障害作用や唾液量の減少による口腔内乾燥などが考えられているが、確立された治療法がないのが現状である。東洋医学では人体の内臓器官を五臓六腑と表現し、五臓の一つに脾がある。脾の変調は口にもあらわれるとされ、味覚異常を引き起こすことがある。化学療法を受けた患者は基本的に気虚の状態であり、脾気虚の状態には補気剤である補中益気湯が効果的であると考えられる。本研究では、抗がん剤投与が行われる婦人科系癌入院患者を対象として、抗がん剤による味覚障害に対する補中益気湯およびポラプレジングの効果を比較する。【研究の実施】倫理員会の承認後、婦人科と薬剤部との共同で臨床研究として試験を開始した。対象は婦人科にて抗がん剤投与が行われる入院患者で、抗がん剤投与後に味覚異常症状を訴える患者とした。無作為にポラプレジング先行投与群と補中益気湯先行投与群に割り付け、クロスオーバー試験とし、味覚異常の有無と重症度を患者自身の日々の記録から判定した。1症例の結果であるが、味覚異常は(補中益気湯/ポラプレジング1=G2/G1、口腔内乾燥はG0/G1、口腔内疼痛はG1/G0、食欲不振はG1/G1であった。1症例であるため、効果について判断し難い。現時点での症例数は1症例とまだ少数であり、今後、さらに症例数を集積し、データの解析を行っていく予定である。
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