天保の飢饉による被害とその回復-近世盛岡藩と仙台藩の史料から
天保の飢饉による被害とその回復-近世盛岡藩と仙台藩の史料から
批准号:
24904005
负责人:
村上 一馬
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
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本研究の目的は、天保の飢饉に際して、盛岡藩および仙台藩の領民がどのような打撃を受け、そして回復してきたのかを明らかにするものである。とくに中山間地域に着目し、そこで暮らす猟師や杣びとなど非農業者の盛衰を考察する。研究の手法としては、盛岡藩と仙台藩の古文書から未翻刻・未公刊の一次史料を収集した。具体的には盛岡藩の藩日記「盛岡藩家老席日記雑書」と「同覚書」(もりおか歴史文化館所蔵)を調査し、ひろく安永年間(1772~)から文久年間(~1861)の記事を収集した。この数万頁分の日記から、天候不順、米価・酒価、領内人口や猟師の記録を抽出した。あわせて仙台藩本寺村(現一関市厳美町)の宗門人別改帳(東北芸術工科大学、写所蔵)から山立猟師の田畑の持高を抽出した。これらの史料を現在分析中であるが、必ずしも望ましい結果は出ていない。たとえば天保の飢饉に限らず、その他の困難な状況において多くの領民が死亡したり、その生業を廃絶しており、村から「欠落」(失踪)して行方不明となる者も少なくない。ただし、こうした窮地は冷害や凶作による飢饉のみが原因ではなかった。とりわけ、18世紀末以降は蝦夷地に出没するロシア船への警備のために、盛岡藩から数多くの猟師が駆り出されていた。そして、その猟師の多くが病気や栄養不良などによって蝦夷地で落命していたことが判明した。領民を苦しめるのは飢饉だけではなく、外敵への備えという国防による疲弊も大きな要因であった。今後は、天保年間以降に領民がどのように回復していったのか、とりわけ山間集落の猟師人数の増減を分析し、数ヶ月以内に結論を導き出したい。また、仙台藩の宗門人別改帳を分析したところ、(1)猟師は標準以上の持高のある者が多いこと。(2)そうした猟師はそれ以外の百姓に比べて、天保の飢饉後の生存率が高いことが判明した。つまり、農耕のみの単一な生業に頼らずに、多様な生産手段を持つ者の方が、凶作や飢饉を乗り越える力があったと考えられる。これは本寺村において当てはまる事項であるが、その他の村にも言えることであるのかは不明である。そこで、今後はより多くの村の宗門人別改帳を調査して、天保年間の前後の変化を分析することが必要であると思われる。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
人馬を喰う狼、狼を獲る人びと-「盛岡藩家老席日記 雑書」から
吃人、吃马的狼和猎狼的人——摘自《盛冈氏族长日记杂书》
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
東北歴史博物館研究紀要 14
影响因子:
--
作者:
[栗田晃宜(香川県立盲学校教諭), 横川善正(金沢美術工芸大学教授), 関口怜子(ハート&アート空間ビーアイ代表), 山本和雄, 山本和雄, 渡邉裕美子, 渡邉裕美子, 石田卓生, 石田卓生, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 高橋学時, 藤井賢二, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, 村上一馬]
通讯作者:
村上一馬
「弘前藩庁御国日記」狩猟関係史料集 第三巻
《弘前藩事务所悟空日记》狩猎相关资料集第3卷
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
平成23年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「東北地方における環境・生業・技術に関する歴史動態的総合研究」報告書I
影响因子:
--
作者:
[栗田晃宜(香川県立盲学校教諭), 横川善正(金沢美術工芸大学教授), 関口怜子(ハート&アート空間ビーアイ代表), 山本和雄, 山本和雄, 渡邉裕美子, 渡邉裕美子, 石田卓生, 石田卓生, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 高橋学時, 藤井賢二, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, 村上一馬, 村上一馬, 村上一馬]
通讯作者:
村上一馬
猟師(マタギ)居村の変遷-「弘前藩庁御国日記」から-
猎人(亦木)居住的村庄的变迁 - 来自“弘前藩事务所悟空日记” -
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
平成19~22年度私立大学学術研究高度化推進事業文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業研究成果報告書
影响因子:
--
作者:
[栗田晃宜(香川県立盲学校教諭), 横川善正(金沢美術工芸大学教授), 関口怜子(ハート&アート空間ビーアイ代表), 山本和雄, 山本和雄, 渡邉裕美子, 渡邉裕美子, 石田卓生, 石田卓生, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 佐藤和道, 高橋学時, 藤井賢二, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, ローレンス桜井静, 村上一馬, 村上一馬]
通讯作者:
村上一馬
江戸時代の奥羽におけるシカによる農作物被害と降雪の相関に関する地域教材の開発
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批准号:24H02355
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.29万
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财政年份:2024
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
核酸アプタマーによる細胞内認識の構造化学と脳関門透過戦略による神経変性疾患治療
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批准号:23K26786
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.07万
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财政年份:2024
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
Structural chemistry of intracellular recognition by nucleic acid aptamers and brain barrier permeation strategies for the treatment of neurodegenerative disease
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批准号:23H02093
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2023
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
江戸時代の奥羽における獣害の対策と獣肉の利用に関する地域教材の開発
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批准号:23H04991
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.3万
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财政年份:2023
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
Bioorganic studies on the genotoxicity of colibactin produced from human microbiome in colorectal cancer
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批准号:20K05849
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
熊用木製罠復元による製作技術の記録と展示用資材としての保存
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批准号:16H00034
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.33万
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财政年份:2016
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
近世盛岡藩の環境における野生鳥獣と民衆との関係―「盛岡藩家老席日記 雑書」から―
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批准号:22904006
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.29万
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财政年份:2010
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
βアミロイドの病的コンホメーションを標的としたアルツハイマー病治療薬の設計
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批准号:07J00403
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$5.31万
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财政年份:2007
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负责人:村上 一馬
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依托单位:
βアミロイドの凝集機構に関する有機化学的研究
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批准号:04J01215
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2004
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负责人:村上 一馬
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依托单位: