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東海地方西部における石器ブロックの重複形成に関する研究

東海地方西部における石器ブロックの重複形成に関する研究
东海西部地区石器块重叠形成的研究
批准号:
24904008
负责人:
富樫 孝志
金额:
$0.38万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --

项目摘要

项目成果

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1 研究目的東海地方西部のように地層の堆積状況の良くない地域では、時期の異なる石器ブロックが同一地点で重複して形成されていることを明らかにする。2 研究方法(1)石器の接合関係や個体別資料の共有関係から、石器ブロックの間時性を再検討する。(2)昨年度までの研究で、静岡県磐田原台地では、瀬戸内系石器群を含む石器ブロックが縦長剥片系石器群を含むブロックと同時期になるという矛盾が各所で発生することを確認していることから、この点を重点的に再検討する。(3)本来、別時期とすべき石器群が、接合関係や個体別資料の共有関係から同時期と判定される場合は、異時期の石器ブロックが同一地点で重複している可能性が高いため、異時期石器群の分離を試みる。3 研究成果(1)瀬戸内系石器群のブロックは、例外なく縦長剥片系石器群のブロックと重複する。このことから、静岡県磐田原台地では、瀬戸内系石器群の石器ブロックが形成された後、同一地点に縦長剥片系石器群の石器ブロックが形成されたと解釈し、両者を分離することで、石器群の分析単位を設定し直した。(2)静岡県磐田市、広野北遺跡の下層文化層は存在しない。広野北遺跡で石器ブロックの重複形成を検討する過程で、ナイフ形石器を含む文化層として報告された2枚の文化層のうち、下層文化層の存在について重大な疑義が生じた。広野北遺跡の報告書では、これら2枚の文化層は間層を挟んで分離できると記載されているが、磐田市教育委員会で保管していた遺物台帳をデジタル化し、遺物の出土状況図を作成したところ、遺跡の大部分で間層を認めることはできず、遺物は地層の上から下まで連続して出土していることが判明した。さらに、石器の接合関係や個体別資料の共有関係、遺物台帳の記載、発掘直後に出された概報の記載などを精査したところ、下記のことが判明した。・時期差のある2枚の文化層とされた文化層同士で石器の接合関係や個体の共有関係が認められる。・遺物台帳の「出土層」の欄に書き換えの痕跡がある(文化層を分離するために書き換えた可能性あり)。・発掘直後に出された概報では間層を認めていない→現地調査では間層を確認していない可能性あり。以上から、広野北遺跡の下層文化層は、発掘後の資料操作で意図的に作り出されたもので、実際には存在しなかった疑いが強くなった。したがって、当遺跡の文化層は、瀬戸内系石器群と縦長剥片系石器群の二時期からなると判断した。以上の成果から、静岡県磐田原台地における旧石器時代石器群は、従来の編年を刷新し、石器群の分析単位を全面的に設定し直す必要があると結論付けた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
静岡県磐田原台地における礫群の初源と様相
静冈县岩田原高原砾石群的原始来源和出现
DOI: --
发表时间: 2012
期刊: 石器文化研究
影响因子: --
作者: [高島英幸, 東野裕子, 他11名, 富樫孝志]
通讯作者: 富樫孝志
ナイフ形石器製作における動作連鎖の研究
東海地方における国府型ナイフ形石器の形態学的研究
旧石器時代の礫群から見た遺跡形成過程の復元
  • 批准号:
    16904034
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
  • 资助金额:
    $0.42万
  • 财政年份:
    2004
  • 负责人:
    富樫 孝志
  • 依托单位:
東海地方における茂呂系ナイフ形石器の型式学的研究
  • 批准号:
    11904042
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
  • 资助金额:
    $0.13万
  • 财政年份:
    1999
  • 负责人:
    富樫 孝志
  • 依托单位: