規模の経済性と貨幣経済における経済成長に関する理論的・実証的分析

货币经济中规模经济和经济增长的理论和实证分析

• 批准号: 09730003
• 负责人: 福田 慎一
• 金额: $ 1.47万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09730003/
• 关键词: 収穫逓増; 経済成長; 東アジア経済; 規模の経済性; 内生的経済成長; サンスポット; 貨幣経済

本研究では、収穫逓増(規模の経済性)が存在する経済において、経済成長の経路がどのようなメカニズムによって決定されるかを、近年盛んに研究が行われている内生的経済成長モデルの枠組みを用いて理論的・実証的分析に考察した。これまでの研究でも、経済成長モデルにおいて資本に関する規模の経済性の存在を取り扱った研究は数多く行われている。しかし、本研究では、まず労働に関する規模の経済性が存在する貨幣経済モデルに注目し、その動学的性質を理論的に検討した。その結果、理論的には、労働に関する規模の経済性が「サン・スポット均衡」などの不決定の問題を生み出しやすくし、経済変動がファンダメンタルズ以外の要因によって決定される可能性が高めることを明らかにした。本研究ではまた、これら貨幣経済モデルに固有の不決定性の問題によって、これまでマクロ経済学では十分に説明できなかった経済変動や経済成長、それに国際間の資本移動を理論的に考察した。さらに、Summers-Hestonの国際比較データを用いて、クロス・カントリー・スタディーを行い、各国の成長の源泉を実証的に分析した。特に、東アジア経済の成長の源泉が何であったのかについて、東アジア地域の特殊性を考慮して分析した。なお、研究に際しては、京都大学経済研究所、名古屋市立大学経済学部、米国エール大学など国内外の各大学の研究者と活発に意見交換を行ったが、これらは論文の最終的な完成にむけて大いに役立った。また、研究成果の一部は、オーストラリア国立大学、明治学院大学、東京大学、京都大学、名古屋大学のワークショップでそれぞれ発表を行った。

This study examines the existence of growth mechanisms and growth pathways in recent years, and examines the theoretical and empirical analysis of endogenous growth mechanisms in recent years. This research, development, capital, scale and nature of the existence of research, development and development In this paper, we discuss the relationship between the scale and the nature of monetary system, and the relationship between the dynamics and the nature of monetary system. The results, theoretical aspects, the scale of the decision, the probability of the decision. This study examines the inherent indeterminacy of monetary policy and the theory of international capital movement. Summers-Heston's international comparison of the use of technology, technology and innovation, the source of growth of countries to achieve analysis In particular, the source of growth of the East China Sea is analyzed in consideration of the particularity of the East China Sea. Research Center, Kyoto University Institute of Economics, Nagoya City University Faculty of Economics, American University, and other international and domestic universities exchange views on the final completion of the thesis. A number of research results were published by National University, Meiji Gakuin University, Tokyo University, Kyoto University and Nagoya University.

项目成果

Shin-ichi Fukuda: "“Determinants of Long-term Loans:A Theory and Empirical Evidence in Japan"" Journal of Multinational Financial Management. 8. 113-135 (1998)

Shin-ichi Fukuda：“长期贷款的决定因素：日本的理论和经验证据”，《跨国金融管理杂志》，8. 113-135 (1998)。

福田慎一: "金融市場と経済成長:モニタリングの役割" 経済学論集. 64. 17-30 (1998)

福田新一：“金融市场和经济增长：监控的作用”《经济学杂志》64. 17-30 (1998)。

浅子和美(編著): "現代マクロ経済分析" 東京大学出版会, 372 (1997)

麻子和美（主编）：《现代宏观经济分析》东京大学出版社，372（1997）

Shin-ichi Fukuda: "“Sunspot Equilibria and Periodic Cycles Under Idiosyncratic Uncertainty"" Journal of Economic Behavior and Organization. 36. 127-138 (1998)

Shin-ichi Fukuda：“特殊不确定性下的太阳黑子平衡和周期循环”，经济行为与组织杂志，36。127-138（1998）。

福田慎一: "貿易取引面でみた円の国際化:その推移と現状" 浅子和美・福田慎一・吉野直行編『現代マクロ経済分析』第12章. 321-346 (1997)

福田真一：“贸易交易视角下的日元国际化：趋势和现状” Kazumi Asako、Shinichi Fukuda、Naoyuki Yoshino（编辑），现代宏观经济分析，第 12 章。321-346（1997 年）