ニッケル酸化物における電荷整列の研究
ニッケル酸化物における電荷整列の研究
批准号:
09740268
负责人:
勝藤 拓郎
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
今年度はLa_<2-x>Sr_xNiO_4系のうちcommensurateな電荷整列を起こすx=1/3,1/2以外の組成の試料を作製し、その抵抗率、ホール係数、光学スペクトルの温度変化、ラマン散乱スペクトルなどを測定した。x=1/3から組成をずらすことによって電荷整列相転移にともなう抵抗率の異常が小さくなることがわかった。ホール係数の測定からはx=1/3前後の組成でキャリアの符号が反転し、x=1/3からのずれの分が余剰キャリアとして振る舞っていることを見いだした。x=1/3の組成で電荷整列転移温度以下で低エネルギー部分の光学伝導度が減少し、10Kにおいては0.26eVのギャップが開くことが我々の測定によって明らかにされていたが、x=1/3前後の組成、すなわちx=0.30,0.39の組成においても電荷整列転移温度以下でギャップ的な構造が成長することを見いだした。しかし最低温においてもそのギャップ構造はx=1/3に比してなまっており、この結果はホール係数の測定より得られた結論、すなわちx=1/3からのずれの分が余剰キャリアとして振る舞う、という描像と合致するものである。またラマン散乱スペクトルの測定から、電荷整列転移温度以下で電子ラマン散乱強度が急速に抑制され、2-マグノンによる散乱ピークが2本現れることを明らかにした。また、電荷整列にともない格子の対称性が低下フォノン散乱によるピークが活性化されるが、このフォノンピークは電荷整列転移温度以上から現れ始め、電荷整列転移の揺らぎをラマン散乱というダイナミカルなプローブによって観測した。
英文摘要
今年度はLa_<2-x>Sr_xNiO_4系のうちcommensurateな電荷整列を起こすx=1/3,1/2以外の組成の試料を作製し、その抵抗率、ホール係数、光学スペクトルの温度変化、ラマン散乱スペクトルなどを測定した。x=1/3から組成をずらすことによって電荷整列相転移にともなう抵抗率の異常が小さくなることがわかった。ホール係数の測定からはx=1/3前後の組成でキャリアの符号が反転し、x=1/3からのずれの分が余剰キャリアとして振る舞っていることを見いだした。x=1/3の組成で電荷整列転移温度以下で低エネルギー部分の光学伝導度が減少し、10Kにおいては0.26eVのギャップが開くことが我々の測定によって明らかにされていたが、x=1/3前後の組成、すなわちx=0.30,0.39の組成においても電荷整列転移温度以下でギャップ的な構造が成長することを見いだした。しかし最低温においてもそのギャップ構造はx=1/3に比してなまっており、この結果はホール係数の測定より得られた結論、すなわちx=1/3からのずれの分が余剰キャリアとして振る舞う、という描像と合致するものである。またラマン散乱スペクトルの測定から、電荷整列転移温度以下で電子ラマン散乱強度が急速に抑制され、2-マグノンによる散乱ピークが2本現れることを明らかにした。また、電荷整列にともない格子の対称性が低下フォノン散乱によるピークが活性化されるが、このフォノンピークは電荷整列転移温度以上から現れ始め、電荷整列転移の揺らぎをラマン散乱というダイナミカルなプローブによって観測した。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Y.Okimoto: "Variation of electronic structure in La_<1-x>Sr_xMnO_3 (0【.Itoreq.】x【.Itoreq.】0.3) as investigated by optical conductivity spectra" Phys.Rev.B. 55. 4206-4214 (1997)
Y.Okimoto:“通过光导光谱研究 La_<1-x>Sr_xMnO_3 (0【.Itorq.】x【.Itoreq.】0.3) 中电子结构的变化”Phys.Rev.B. 55. 4206-4214 (1997)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.katsufuji: "Transport and magnetic properties of a Mott-Hubbard system whose bandwidth and band filling are both controllable:R1_<-x>Ca_xTiO_<3+y>/2"Phys.Rev.B. 56. 10145-10153 (1997)
T.katsufuji:“带宽和能带填充均可控制的莫特-哈伯德系统的输运和磁特性:R1_<-x>Ca_xTiO_<3 y>/2”Phys.Rev.B。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Ishikawa: "Optical probe of anisotropic and incoherent charge dynamics in a layered ferromagnet:La_<1.2>Sr_<1.8>Mn_2O_7" Phys.Rev.B. 57(in press). (1998)
T.Ishikawa:“层状铁磁体中各向异性和非相干电荷动力学的光学探针:La_<1.2>Sr_<1.8>Mn_2O_7”Phys.Rev.B。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
複合自由度に由来する新規磁気伝導物質の探索と新規物性
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批准号:23K22443
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2024
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负责人:勝藤 拓郎
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依托单位:
Search for materials with novel magnetotransport properties arising from multi degrees of freedom
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批准号:22H01172
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2022
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负责人:勝藤 拓郎
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依托单位:
Ti,V酸化物における軌道自由度付フラストレーション系の物質開発と物性
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批准号:20046014
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2008
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负责人:勝藤 拓郎
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依托单位:
海外基金