ペロブスカイト型チタン酸化物におけるモット転移近傍の金属相の核磁気共鳴による研究
ペロブスカイト型チタン酸化物におけるモット転移近傍の金属相の核磁気共鳴による研究
批准号:
09740256
负责人:
古川 裕次
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
ペロフスカイト型の結晶構造をもつLa_<1-x>Sr_xTiO_3は、強い電子相関の効果によりモット転移点に向かってキャリアの有効質量が発散的増大を示すことが知られている。本研究では、この系の電子相関の特徴を微視的に明らかにする目的で^<47/49>Ti及び^<139>Laの核磁気共鳴(NMR)を行った。以下にその結果の主なものを記す。(1)Sr濃度の異なるすべての試料(x=0.05-0.8)において、^<47/49>Ti核のスピン格子緩和時間T_1は、^<Ti>(T_1T)=一定のコリンハの関係に従い、系が金属状態にあることが微視的にも明らかになった。Ti核のT_1がT_1T=一定の関係に従うことから、高温超伝導銅酸化物のCuサイトで観測されるような反強磁性スピンゆらぎの温度減少に伴う増大に起因した(T_1T)^<-1>のキューリ-ワイス的な温度依存性はなく、この系では、反強磁性スピンゆらぎの温度減少に伴う増大が認められないことが明らかとなった。(2)Ti及びLa核の(T_1T)^<-1>のx依存性は、転移点近傍でどちらも顕著な増大を示すとともに、それぞれのx依存性がスケールしていることが明らかとなった。この結果はLa_<1-x>Sr_xTiO_3での動的帯磁率χ"(q、ω)が、xの減少に伴い、強い電子相関により波数q〜0から反強磁性波数ベクトルのq〜Qまでの成分が一様に増大していることを示唆しており、この系では、intre-atomicな電子相関によるTi-3dスピン間の反強磁性スピンゆらぎは重要ではなく、single-site(intra-band)の電子相関が「モット絶縁体-金属」転移には重要な役割を果たしていることが実験的に明らかになった。さらに、高温超伝導銅酸化物における「電荷移動型絶縁体-金属」転移に向かって金属相でintre-atomicなCu-3dスピン間の反強磁性スピンゆらぎが増大するのと対照的であることが分かった。
英文摘要
ペロフスカイト型の結晶構造をもつLa_<1-x>Sr_xTiO_3は、強い電子相関の効果によりモット転移点に向かってキャリアの有効質量が発散的増大を示すことが知られている。本研究では、この系の電子相関の特徴を微視的に明らかにする目的で^<47/49>Ti及び^<139>Laの核磁気共鳴(NMR)を行った。以下にその結果の主なものを記す。(1)Sr濃度の異なるすべての試料(x=0.05-0.8)において、^<47/49>Ti核のスピン格子緩和時間T_1は、^<Ti>(T_1T)=一定のコリンハの関係に従い、系が金属状態にあることが微視的にも明らかになった。Ti核のT_1がT_1T=一定の関係に従うことから、高温超伝導銅酸化物のCuサイトで観測されるような反強磁性スピンゆらぎの温度減少に伴う増大に起因した(T_1T)^<-1>のキューリ-ワイス的な温度依存性はなく、この系では、反強磁性スピンゆらぎの温度減少に伴う増大が認められないことが明らかとなった。(2)Ti及びLa核の(T_1T)^<-1>のx依存性は、転移点近傍でどちらも顕著な増大を示すとともに、それぞれのx依存性がスケールしていることが明らかとなった。この結果はLa_<1-x>Sr_xTiO_3での動的帯磁率χ"(q、ω)が、xの減少に伴い、強い電子相関により波数q〜0から反強磁性波数ベクトルのq〜Qまでの成分が一様に増大していることを示唆しており、この系では、intre-atomicな電子相関によるTi-3dスピン間の反強磁性スピンゆらぎは重要ではなく、single-site(intra-band)の電子相関が「モット絶縁体-金属」転移には重要な役割を果たしていることが実験的に明らかになった。さらに、高温超伝導銅酸化物における「電荷移動型絶縁体-金属」転移に向かって金属相でintre-atomicなCu-3dスピン間の反強磁性スピンゆらぎが増大するのと対照的であることが分かった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Y.Furukawa: "^<47/49>Ti and ^<139>La NMR studies on Mott transition in La_<1-x>Sr_xTiO_3" PHYSICA G. 282-287. 1103-1104 (1997)
Y.Furukawa:“La_<1-x>Sr_xTiO_3 中莫特转变的^<47/49>Ti 和^<139>La NMR 研究”PHYSICA G.282-287。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
核磁気共鳴法によるナノメートル領域に孤立した反強磁性三角スピンの量子揺動の研究
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批准号:20540328
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2008
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负责人:古川 裕次
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依托单位:
新規フラストレーション物質三角スピンチューブの磁気状態の核磁気共鳴による研究
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批准号:20046001
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2008
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负责人:古川 裕次
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依托单位:
ナノスケール分子磁性体における新しいスピン量子効果の核磁気共鳴法による研究
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批准号:14702009
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
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资助金额:$11.56万
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财政年份:2002
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负责人:古川 裕次
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依托单位:
核磁気共鳴法によるぺロフスカイト型チタン化合物のモット転移近傍の金属相の研究
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批准号:11740181
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1999
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负责人:古川 裕次
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依托单位:
スピネル型銅硫化物における反強磁性スピン相関と超伝導の核磁気共鳴法による研究
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批准号:08740259
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:古川 裕次
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依托单位:
海外基金