光学活性支持電解質の創製と有機電極反応によるエナンチオ選択的不斉合成反応の開発
光学活性支持電解質の創製と有機電極反応によるエナンチオ選択的不斉合成反応の開発
批准号:
09750945
负责人:
前川 博史
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
本研究では、有機電極反応における支持電解質の果たす役割とその重要性に着目し、光学活性支持電解質を分子設計、合成すると共に、それを用いた電気化学的酸化還元反応により、エナンチオ選程的な不斉合成反応を開発することを検討した。前年度はメタノール中、D-カンファースルホン酸ナトリウムを用いてエノールエステル類及びウレタン類の電極酸化不斉メトキシ化反応について検討したが、効果は見られず、溶媒にアセトニトリルを添加した場合は塩の溶解性が低下するなどの問題点が出たため、カンファースルホン酸テトラエチルアンモニウムを合成した。今年度はまずその塩の収率の向上を検討し、精製収率42%まで向上させることができた。酢酸中におけるテトラロンエノールエステルのアセトキシ化反応ではα-アセトキシ化物とα-アセトキシナフタレンの混合物が得られたため、支持電解質に酢酸ナトリウムを添加して反応を行ったところ主生成物としてα-アセトキシ化物を得たが、その不斉導入率は1%前後であった。一方、還元反応に有効であることが期待される第四級アンモニウムイオンの合成に着手し、二つの三級窒素原子を有するキニーネのエチルp-トルエンスルホネートによるモノエチル化四級塩を合成することができた。しかし、スパルテインの四級塩の合成は容易ではなく、選択性、収率が悪く四級塩を得ることはできなかった。そこでキニーネ由来の支持塩を電極還元反応と同じ電子移動型反応であるMg金属還元法による芳香族アルデヒドの還元反応に適用することを試み、反応系に基質と当量の塩を添加して反応を行ったところ、塩が存在しない系と同様に反応は進行したが、その不斉導入率は同様に1%前後にとどまった。さらに、キニーネの四級アンモニウム塩は電極還元反応に有効なDMFに溶解性が悪く、新たな第四級アンモニウム塩の調製が必要であることも明らかになった。
英文摘要
本研究では、有機電極反応における支持電解質の果たす役割とその重要性に着目し、光学活性支持電解質を分子設計、合成すると共に、それを用いた電気化学的酸化還元反応により、エナンチオ選程的な不斉合成反応を開発することを検討した。前年度はメタノール中、D-カンファースルホン酸ナトリウムを用いてエノールエステル類及びウレタン類の電極酸化不斉メトキシ化反応について検討したが、効果は見られず、溶媒にアセトニトリルを添加した場合は塩の溶解性が低下するなどの問題点が出たため、カンファースルホン酸テトラエチルアンモニウムを合成した。今年度はまずその塩の収率の向上を検討し、精製収率42%まで向上させることができた。酢酸中におけるテトラロンエノールエステルのアセトキシ化反応ではα-アセトキシ化物とα-アセトキシナフタレンの混合物が得られたため、支持電解質に酢酸ナトリウムを添加して反応を行ったところ主生成物としてα-アセトキシ化物を得たが、その不斉導入率は1%前後であった。一方、還元反応に有効であることが期待される第四級アンモニウムイオンの合成に着手し、二つの三級窒素原子を有するキニーネのエチルp-トルエンスルホネートによるモノエチル化四級塩を合成することができた。しかし、スパルテインの四級塩の合成は容易ではなく、選択性、収率が悪く四級塩を得ることはできなかった。そこでキニーネ由来の支持塩を電極還元反応と同じ電子移動型反応であるMg金属還元法による芳香族アルデヒドの還元反応に適用することを試み、反応系に基質と当量の塩を添加して反応を行ったところ、塩が存在しない系と同様に反応は進行したが、その不斉導入率は同様に1%前後にとどまった。さらに、キニーネの四級アンモニウム塩は電極還元反応に有効なDMFに溶解性が悪く、新たな第四級アンモニウム塩の調製が必要であることも明らかになった。
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前川博史ほか: "Unusual Rearrangement by Anodic Oxidation of Cycloalkanones in the Presence of Trifluoroacetic Acid" Electrochimica Acta. 42・13/14. 2265-2266 (1997)
Hiroshi Maekawa 等:“三氟乙酸存在下环烷酮的阳极氧化的异常重排”Electrochimica Acta 42・13/14 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
前川博史ほか: "Indirect Anodic Oxidation of Primary Alcohols using Radical NO,as a Mediato" Denki Kagaku. 65・6. 479-482 (1997)
Hiroshi Maekawa 等人:“使用自由基 NO 作为介质的伯醇的间接阳极氧化”Denki Kagaku 65・6 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
前川博史ほか: "Facile Synthesis of Silyl Enol Ethers by Mg-Promoted Coupling of Aliphatic Carbonyl Compounds with Trimethylchlorosilane" Tetrahedron Letters. 40・7. 1349-1352 (1999)
Hiroshi Maekawa 等人:“通过镁促进脂肪族羰基化合物与三甲基氯硅烷的偶联轻松合成硅烯醇醚”Tetrahedron Letters 40・7 (1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
前川 博史ほか: "Unusual rearrangement by anodic oxidation of cycloalkanones in the presence of trifluoroacetic acid" Electrochimica Acta. 42・13-14. 2265-2266 (1997)
Hiroshi Maekawa 等:“三氟乙酸存在下环烷酮的阳极氧化的异常重排”Electrochimica Acta 42・13-14 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
官能基の還元電位差を利用した選択的炭素ー炭素結合形成反応開発と新材料合成への展開
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批准号:24K08425
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2024
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负责人:前川 博史
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依托单位:
特殊機能を付与した第四級アンモニウム塩の合成と酸化還元反応への機能展開
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批准号:15550086
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2003
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负责人:前川 博史
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依托单位:
有機塩類を鍵化合物として用いた高選択目未来型酸化還元反応の開発
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批准号:12750748
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:前川 博史
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依托单位:
海外基金