魚類寄生粘液胞子虫類の宿主認識と侵入のメカニズム
魚類寄生粘液胞子虫類の宿主認識と侵入のメカニズム
批准号:
09760175
负责人:
横山 博
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
サケ科魚類の神経系に寄生する粘液胞子虫Myxobolus arcticusと、コイの結合組織に寄生するThelohanellus hovorkaiについて、宿主特異性の発現メカニズムをin vivoとin vitroにおける実験系により調べた。in vivo感染実験は、各粘液胞子虫の放線胞子を蛍光色素CFSEで標識してから感染させ、攻撃試験直後に固定して侵入した胞子原形質を蛍光顕微鏡で検出・計数した。その結果、M.arcticusの場合は感受性魚種のサクラマスにも非感受性のベニザケにも同程度侵入したが、最終的にはベニザケでは胞子形成に到らなかった。一方、T.hovorkaiの場合は、感受性のコイには侵入したが、非感受性のキンギョには侵入がほとんどみられなかった。In vitroにおける実験では、各種魚類の体表粘液を採取し、粘液中の含有タンパク量を数段階に設定して放線胞子と接触させた後、胞子原形質離脱率を測定した。その結果、T.hovorkaiはコイとキンギョのどちらの粘液に対しても反応したが、反応が起こるタンパク量の閾値に大きな差があった。すなわち、コイの粘液ではタンパク量16μg/mlでも反応したが、キンギョの場合は600μg/mlでないと反応しなかった。さらに、放線胞子が粘液中のどのような糖鎖を認識するのかを調べるため、粘液に各種レクチンを添加してから胞子と反応させる方法を標準化した。以上より、T,hovorkaiは、放線胞子の侵入時点において魚の体表粘液中のある種の特異的糖鎖構造を認識してコイに選択的に侵入することがわかった。一方、M.arcticusの場合は、侵入時点では魚種に非特異的であったことから、感染後の発育過程で適合魚種とそうでない魚種との間に違いが出てくると推察された。
英文摘要
サケ科魚類の神経系に寄生する粘液胞子虫Myxobolus arcticusと、コイの結合組織に寄生するThelohanellus hovorkaiについて、宿主特異性の発現メカニズムをin vivoとin vitroにおける実験系により調べた。in vivo感染実験は、各粘液胞子虫の放線胞子を蛍光色素CFSEで標識してから感染させ、攻撃試験直後に固定して侵入した胞子原形質を蛍光顕微鏡で検出・計数した。その結果、M.arcticusの場合は感受性魚種のサクラマスにも非感受性のベニザケにも同程度侵入したが、最終的にはベニザケでは胞子形成に到らなかった。一方、T.hovorkaiの場合は、感受性のコイには侵入したが、非感受性のキンギョには侵入がほとんどみられなかった。In vitroにおける実験では、各種魚類の体表粘液を採取し、粘液中の含有タンパク量を数段階に設定して放線胞子と接触させた後、胞子原形質離脱率を測定した。その結果、T.hovorkaiはコイとキンギョのどちらの粘液に対しても反応したが、反応が起こるタンパク量の閾値に大きな差があった。すなわち、コイの粘液ではタンパク量16μg/mlでも反応したが、キンギョの場合は600μg/mlでないと反応しなかった。さらに、放線胞子が粘液中のどのような糖鎖を認識するのかを調べるため、粘液に各種レクチンを添加してから胞子と反応させる方法を標準化した。以上より、T,hovorkaiは、放線胞子の侵入時点において魚の体表粘液中のある種の特異的糖鎖構造を認識してコイに選択的に侵入することがわかった。一方、M.arcticusの場合は、侵入時点では魚種に非特異的であったことから、感染後の発育過程で適合魚種とそうでない魚種との間に違いが出てくると推察された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Yokoyama H.& Urawa S.: "Fluorescent labelling of a ctinospates for determining the portals of entry into fish" Diseases of Aquatic Organisms. 30・3. 165-169 (1997)
横山 H. 和浦和 S.:“用于确定进入鱼类的门户的荧光标记”水生生物疾病 30・3(1997 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Pathogenicity of microsporidian infecting masu salmon from Lake Biwa
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批准号:21K05733
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2021
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负责人:横山 博
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依托单位:
魚類寄生粘液胞子虫に超寄生する微胞子虫の病害性
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批准号:13760136
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2001
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负责人:横山 博
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依托单位:
魚類寄生微胞子虫と粘液胞子虫の宿主侵入における細胞生物学
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批准号:11760132
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1999
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负责人:横山 博
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依托单位:
魚類寄生粘液胞子虫類の宿主特異性に関する研究
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批准号:08760176
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:横山 博
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依托单位:
魚類寄生粘液胞子虫類の生活環-放線胞子虫の魚への侵入経路と発達過程-
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批准号:07760178
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1995
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负责人:横山 博
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依托单位:
海外基金