新規興奮性神経毒Dysiherbaineその絶対構造及び構造活性相関について
新規興奮性神経毒Dysiherbaineその絶対構造及び構造活性相関について
批准号:
09760196
负责人:
酒井 隆一
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 --
中文摘要
本研究では、ダイシハーベイン(DH)およびその関連化合物の構造、生理活性、絶対構造そして構造-活性相関について検討を行なった。DHはnon-NMDAタイプのグルタミン酸受容体に結合して、アゴニストとして作用することが示されたきたが、本研究では、さらにその薬理活性を詳しく評価するために、マウスを用いたin vivoでの活性、培養神経細胞およびラットのシナプス膜標本におけるin vitroでの挙動を既知の興奮性アミノ酸と詳しく比較した。その結果、DHはマウスに対して既知の興奮性アミノ酸中最強の、興奮性活性を示すことが明らかになった。一方、ラットのシナプス膜標本に対してDHはカイニン酸,/AMPA受容体に選択的ではあるが弱い結合を示したにとどまった。このような活性パターンをもつ興奮性アミノ酸は知られておらず、DHが受容体とのユニークな相互作用を有することが示唆された。我々はさらにDHの絶対構造、構造活性相関、生合成機構に関して有用な知見を得るためにD.herbaceaよりDH誘導体の作製および関連化合物の単離を試みた。DHの誘導体として、メチルエステルおよびFmoc化誘導体が得られたが。絶対構造情報を得るための誘導体作製の条件は現在検討中である。一方、DH関連化合物の探索の結果、新規アミノ酸誘導体であるダイシベタイン(DB)の単離、構造決定に成功した。DBは4-hydoroxy-5-oxoprolineのα位に(trimethylammonium)methyl基が置換した新しい骨格を有するベタイン化合物であるが、その構造単位にはDHのそれと重なる4-hydoroxyglutamateが含まれており、生合成上の関連性が示唆された.DBはマウスに対して、弱い興奮性の活性を示したことから中枢神経に何らかの作用があると推定されるが、詳しい薬理学的性質については現在検討中である。DHの詳しい構造活性相関に関しては今後さらに検討を加えていく予定である。
英文摘要
本研究では、ダイシハーベイン(DH)およびその関連化合物の構造、生理活性、絶対構造そして構造-活性相関について検討を行なった。DHはnon-NMDAタイプのグルタミン酸受容体に結合して、アゴニストとして作用することが示されたきたが、本研究では、さらにその薬理活性を詳しく評価するために、マウスを用いたin vivoでの活性、培養神経細胞およびラットのシナプス膜標本におけるin vitroでの挙動を既知の興奮性アミノ酸と詳しく比較した。その結果、DHはマウスに対して既知の興奮性アミノ酸中最強の、興奮性活性を示すことが明らかになった。一方、ラットのシナプス膜標本に対してDHはカイニン酸,/AMPA受容体に選択的ではあるが弱い結合を示したにとどまった。このような活性パターンをもつ興奮性アミノ酸は知られておらず、DHが受容体とのユニークな相互作用を有することが示唆された。我々はさらにDHの絶対構造、構造活性相関、生合成機構に関して有用な知見を得るためにD.herbaceaよりDH誘導体の作製および関連化合物の単離を試みた。DHの誘導体として、メチルエステルおよびFmoc化誘導体が得られたが。絶対構造情報を得るための誘導体作製の条件は現在検討中である。一方、DH関連化合物の探索の結果、新規アミノ酸誘導体であるダイシベタイン(DB)の単離、構造決定に成功した。DBは4-hydoroxy-5-oxoprolineのα位に(trimethylammonium)methyl基が置換した新しい骨格を有するベタイン化合物であるが、その構造単位にはDHのそれと重なる4-hydoroxyglutamateが含まれており、生合成上の関連性が示唆された.DBはマウスに対して、弱い興奮性の活性を示したことから中枢神経に何らかの作用があると推定されるが、詳しい薬理学的性質については現在検討中である。DHの詳しい構造活性相関に関しては今後さらに検討を加えていく予定である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
酒井隆一: "海綿から単離された新しい興奮性神経毒" 化学と生物. 37・1. 7-9 (1999)
Ryuichi Sakai:“从海绵中分离出一种新的兴奋性神经毒素”,化学与生物学 37・1(1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ryuichi Sakai 他: "Dysiherbaine:A New Neurotoxic Amino Acid from the Micronesian Marine Sponge Dysidea herbacea" Journal of the American Chemical Society. 119. 4112-4116 (1997)
Ryuichi Sakai 等人:“Dysiherbaine:来自密克罗尼西亚海洋海绵 Dysidea herbacea 的新神经毒性氨基酸”美国化学会杂志 119. 4112-4116 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
細胞の動的応答を制御する海洋天然物の探索
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批准号:23K23695
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.24万
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财政年份:2024
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负责人:酒井 隆一
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依托单位:
Exploring Marine Natural Products that Regulate Dynamic Responses of cells
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批准号:22H02430
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2022
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负责人:酒井 隆一
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依托单位:
ミクロネシア産海綿のグルタミン酸受容体アゴニスト様物質の構造と単離
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批准号:08760203
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1996
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负责人:酒井 隆一
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依托单位:
群体ボヤEcteinascidia turbinata体液中の水溶性生理活性物質
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批准号:07760207
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1995
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负责人:酒井 隆一
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依托单位:
海外基金