インターロイキン-12受容体欠損症の遺伝子診断と免疫異常の病態解析
インターロイキン-12受容体欠損症の遺伝子診断と免疫異常の病態解析
批准号:
13877119
负责人:
駒田 美弘
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
長期間にわたって全身型の非定型抗酸菌感染症の再燃をくり返し、インターロイキン(IL)-12受容体欠損症が疑われる症例(13才男児)において、STAT4の核内移行障害がその病態に関与していることを示した。非定型抗酸菌に代表される細胞内寄生菌の免疫応答には、Th1リンパ球から分泌されるIFN-γが中心的な役割を果たしており、Th1経路の破綻により易感染性を示す。患児末梢血より分離した単核球をphytohemagglutinin(PHA)とIL-2で96時間刺激培養し、活性化T細胞を誘導した後、さらにIL-12で刺激すると、T細胞の増殖、およびインターフェロン(IFN)-γ産生能は正常コントロールに比べ著明に低下していた。さらに患児T細胞でのIL-12Rβ1鎖、β2鎖の発現は正常コントロールに比べ低下しているものの、塩基配列の検索からはIL-12Rβ1鎖、β2鎖遺伝子異常は見られず、またIL-12刺激によるSTAT4のリン酸化においても患児とコントロールとの間に差はなかった。しかし、ゲルシフト法と共焦点レーザー顕微鏡を用いたSTAT4の解析により、IL-12刺激におけるSTAT4の核内移行が患児T細胞において有意に低下していることが明らかになった。なおIFN-γ遺伝子のSTAT4結合部位とSTAT4遺伝子自体には塩基配列の異常は認められなかった。また、興味あることに、患児にIFN-γ補充療法を行うことにより臨床症状の著しい改善を認めた。以上の結果より、IL-12刺激にともなうSTAT4の核内移行障害が、本患児のT細胞の増殖及びIFN-γ産生能の低下に関与しており、非定型抗酸菌に対する易感染性をきたす病因であると考えられた。
英文摘要
長期間にわたって全身型の非定型抗酸菌感染症の再燃をくり返し、インターロイキン(IL)-12受容体欠損症が疑われる症例(13才男児)において、STAT4の核内移行障害がその病態に関与していることを示した。非定型抗酸菌に代表される細胞内寄生菌の免疫応答には、Th1リンパ球から分泌されるIFN-γが中心的な役割を果たしており、Th1経路の破綻により易感染性を示す。患児末梢血より分離した単核球をphytohemagglutinin(PHA)とIL-2で96時間刺激培養し、活性化T細胞を誘導した後、さらにIL-12で刺激すると、T細胞の増殖、およびインターフェロン(IFN)-γ産生能は正常コントロールに比べ著明に低下していた。さらに患児T細胞でのIL-12Rβ1鎖、β2鎖の発現は正常コントロールに比べ低下しているものの、塩基配列の検索からはIL-12Rβ1鎖、β2鎖遺伝子異常は見られず、またIL-12刺激によるSTAT4のリン酸化においても患児とコントロールとの間に差はなかった。しかし、ゲルシフト法と共焦点レーザー顕微鏡を用いたSTAT4の解析により、IL-12刺激におけるSTAT4の核内移行が患児T細胞において有意に低下していることが明らかになった。なおIFN-γ遺伝子のSTAT4結合部位とSTAT4遺伝子自体には塩基配列の異常は認められなかった。また、興味あることに、患児にIFN-γ補充療法を行うことにより臨床症状の著しい改善を認めた。以上の結果より、IL-12刺激にともなうSTAT4の核内移行障害が、本患児のT細胞の増殖及びIFN-γ産生能の低下に関与しており、非定型抗酸菌に対する易感染性をきたす病因であると考えられた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
神経芽腫細胞における生物学的特性の解析とin vivoでの変異
-
批准号:10670725
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.11万
-
财政年份:1998
-
负责人:駒田 美弘
-
依托单位:
多剤耐性白血病細胞に対するP糖蛋白質特異的細胞傷害性T細胞の誘導
-
批准号:03670489
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1991
-
负责人:駒田 美弘
-
依托单位:
ILー4で誘導したCTL(細胞障害性T細胞)による養子免疫療法
-
批准号:02670434
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1990
-
负责人:駒田 美弘
-
依托单位:
遊離白血病関連抗原(CALLA,p24抗原)の定量による白血病再発の早期診断
-
批准号:63770645
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.7万
-
财政年份:1988
-
负责人:駒田 美弘
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
mRNA纳米粒子通过抑制STAT4促进卵巢癌CD8T细胞浸润增强抗肿瘤效应研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:王伟
-
依托单位:
STAT4/Esyt1/VDAC1介导MAMs解偶联在Pg-LPS致内脏脂肪细胞葡萄糖转运异常中的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:15.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:苏媛
-
依托单位:
NPSR1通过JAK2/STAT4通路调控Th1型免疫反应参与肠炎发病的作用机制
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:
-
依托单位:
ALC方调控肝窦内皮细胞JAK2/STAT4通路抑制促炎型单核巨噬细胞募集改善肝硬化的作用机制
-
批准号:82374122
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:48万元
-
批准年份:2023
-
负责人:赵志敏
-
依托单位:
IRG1/衣康酸调控JAK2/STAT4轴抑制Th1细胞分化缓解慢性非细菌性前列腺炎的机制研究
-
批准号:82300873
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2023
-
负责人:华晓亮
-
依托单位:
STAT4基因多态与慢乙肝干扰素治疗应答间关联的分子机制研究
-
批准号:82272312
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2022
-
负责人:陈海涛
-
依托单位:
铁死亡介导的STAT4激活在腹主动脉瘤发生发展的作用及机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2022
-
负责人:沈甫明
-
依托单位:
IL-35通过STAT1:STAT4/IRF1信号轴调控Th细胞亚群改善内皮功能的机制研究
-
批准号:82160085
-
项目类别:地区科学基金项目
-
资助金额:34万元
-
批准年份:2021
-
负责人:吴延庆
-
依托单位:
STAT4/Epac1信号介导的线粒体代谢功能障碍在睡眠呼吸暂停相关肺血管重构中的作用及机制研究
-
批准号:82100109
-
项目类别:青年科学基金项目(C类)
-
资助金额:30.0万元
-
批准年份:2021
-
负责人:符翠萍
-
依托单位:
靶向抑制HDAC6对STAT4的去乙酰化修饰能够增强Th1细胞的分化和抗菌能力
-
批准号:32000620
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:24.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:张亚楠
-
依托单位: