原子レベルで平坦な金属表面の拡張に関する研究
原子レベルで平坦な金属表面の拡張に関する研究
批准号:
16656230
负责人:
南條 弘
金额:
$1.92万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 --
中文摘要
アルゴンイオンスパッター装置でシリコンウエハー上に純鉄薄膜を作製し、卑な純鉄表面に自然に形成される空気酸化膜を硼酸緩衝溶液中で電気化学的にカソード還元して完全に除去し、十分清浄な金属地金を露出させる。この前処理は不働態皮膜の形成に際して著しく優勢な核が無くなり、至るところから皮膜形成が起こり、皮膜を非晶質にすることができる。こうすると、非晶質な水酸化物が空気中において徐々に水を放ちながら結晶化すると考えられる。低電位で不働態化処理するときに溶液温度を60℃に上昇すると、室温の場合に比べて結晶性が良くなり、また低電位の場合に比べて、高電位では3倍近く広いテラスが形成できることが分かった。不働態化処理時間も重要なパラメータであり、82分を境に短い処理時間では皮膜が不安定であり、大気中に取り出した後、引き続き、空気酸化が進行する。例えば、-400mVで30分間処理した場合、空気中に取り出して200分は空気中で0.22nm/minで酸化が進行し、300分以後は0.024nm/minと、酸化はあまり進行せず、安定な構造に達した。それに対して不働態化時間82分を過ぎると、電気化学処理中に安定構造を構築できることが分かった。また、空気にさらした後の皮膜の自然電位への復帰時間を測定したところ、空気暴露時間140分を越えると急に大気暴露時間に対する復帰時間が220sec/minから2600sec/minに増加した。このことから、140分を過ぎると溶解しにくい物質γFe_2O_3などに変化したと推測される。不働態皮膜の形成過程について、原子が格子間をホッピングすることにより皮膜成長するというモデルを構築して、皮膜の成長の特性や支配因子について解析した。初期酸化と不働態皮膜成長の理論的考察については、従来、純金属の研究に留まっていた。我々は、合金の理論的取り扱いを行うために多元系ホッピングモデルを提案し、二元合金の初期酸化と不働態皮膜成長の速度則、濃度分布の解析式を導いた。
英文摘要
アルゴンイオンスパッター装置でシリコンウエハー上に純鉄薄膜を作製し、卑な純鉄表面に自然に形成される空気酸化膜を硼酸緩衝溶液中で電気化学的にカソード還元して完全に除去し、十分清浄な金属地金を露出させる。この前処理は不働態皮膜の形成に際して著しく優勢な核が無くなり、至るところから皮膜形成が起こり、皮膜を非晶質にすることができる。こうすると、非晶質な水酸化物が空気中において徐々に水を放ちながら結晶化すると考えられる。低電位で不働態化処理するときに溶液温度を60℃に上昇すると、室温の場合に比べて結晶性が良くなり、また低電位の場合に比べて、高電位では3倍近く広いテラスが形成できることが分かった。不働態化処理時間も重要なパラメータであり、82分を境に短い処理時間では皮膜が不安定であり、大気中に取り出した後、引き続き、空気酸化が進行する。例えば、-400mVで30分間処理した場合、空気中に取り出して200分は空気中で0.22nm/minで酸化が進行し、300分以後は0.024nm/minと、酸化はあまり進行せず、安定な構造に達した。それに対して不働態化時間82分を過ぎると、電気化学処理中に安定構造を構築できることが分かった。また、空気にさらした後の皮膜の自然電位への復帰時間を測定したところ、空気暴露時間140分を越えると急に大気暴露時間に対する復帰時間が220sec/minから2600sec/minに増加した。このことから、140分を過ぎると溶解しにくい物質γFe_2O_3などに変化したと推測される。不働態皮膜の形成過程について、原子が格子間をホッピングすることにより皮膜成長するというモデルを構築して、皮膜の成長の特性や支配因子について解析した。初期酸化と不働態皮膜成長の理論的考察については、従来、純金属の研究に留まっていた。我々は、合金の理論的取り扱いを行うために多元系ホッピングモデルを提案し、二元合金の初期酸化と不働態皮膜成長の速度則、濃度分布の解析式を導いた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Effect of Ultraviolet Light Irradiation on Structure and Electrochemical Properties of Iron Surface
紫外光照射对铁表面结构和电化学性能的影响
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Japanese Journal Applied Physics 44・1B
影响因子:
--
作者:
[H.Nanjo, H.H.Dengl, I.S.Oconer, I.Ishikawa, T.M.Suzuki]
通讯作者:
T.M.Suzuki
Reconstruction in air of an iron passive film formed at -0.4 V in a borate buffer solution
在空气中重建硼酸盐缓冲溶液中 -0.4 V 下形成的铁钝化膜
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
Journal of Physical Chemistiy B 108・26
影响因子:
--
作者:
[H.Deng, I.Ishikawa, M.Yoneya, H.Nanjo]
通讯作者:
H.Nanjo
選択溶解と陽極酸化による自己組織化チタニアナノチューブの形状制御
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批准号:07F07568
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2007
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负责人:南條 弘
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依托单位:
構造緩和させた金属酸化薄膜のレイヤー・バイ・レイヤー形成に関する研究
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批准号:17656240
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2005
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负责人:南條 弘
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依托单位:
原子レベル平坦化表面に結合させた高配向高耐食性防食膜の開発
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批准号:04F04570
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2004
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负责人:南條 弘
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依托单位:
海外基金