ウシ腸管上皮幹細胞株の樹立とM細胞分化誘導モデルの確立
ウシ腸管上皮幹細胞株の樹立とM細胞分化誘導モデルの確立
批准号:
16658107
负责人:
麻生 久
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
限界希釈法により樹立した細胞株は、敷石状の形態を呈し、上皮細胞マーカーcytokeratinが陽性であることより、マウス腸管上皮細胞株(MIE細胞:murine intestinal epitheliocyte)であることが証明された。MIE細胞は、極めて優れた増殖能を有しており、その細胞表面上には微絨毛構造を形成し、その数は培養日数の経過に伴い増加することが判明した。また、tight junction関連タンパク質であるZO-1、claudin 1およびadherens junction関連タンパク質であるbeta-cateninが細胞間隙に局在し、上皮細胞の特徴である強固な細胞間接着装置が形成されていることが示唆された。MIE細胞は腸管上皮幹細胞のマーカーであるMusashi-1および未分化細胞マーカーのHes 1を発現していることより、腸管上皮幹細胞に近似した未分化な細胞であることが示唆された。トランスウエル上で3日間の前培養を行ったMIE細胞を用いて、腸管リンパ球と18時間共培養を行ったところ、MIE細胞は著しい高分子(microsphere)の基底側への輸送が確認された。共培養したMIE細胞は大量のmicrosphereを細胞内に取り込んでいることが明らかとなった。また、走査型電子顕微鏡で表面微細構造を観察したところ、共培養したMIE細胞では細胞表面の微絨毛構造が消失し、抗原取り込みに適した柔軟な可塑性を発現していることが判明した。以上の結果より、我々が樹立したMIE細胞は、未分化な腸管上皮幹細胞に近似した性質を示し、腸管リンパ球との共培養により高分子輸送能を有するM細胞への分化能を有することが判明した。よって、MIE細胞は、腸管における上皮細胞分化機構解明にとって有用な細胞株であると考える。
英文摘要
限界希釈法により樹立した細胞株は、敷石状の形態を呈し、上皮細胞マーカーcytokeratinが陽性であることより、マウス腸管上皮細胞株(MIE細胞:murine intestinal epitheliocyte)であることが証明された。MIE細胞は、極めて優れた増殖能を有しており、その細胞表面上には微絨毛構造を形成し、その数は培養日数の経過に伴い増加することが判明した。また、tight junction関連タンパク質であるZO-1、claudin 1およびadherens junction関連タンパク質であるbeta-cateninが細胞間隙に局在し、上皮細胞の特徴である強固な細胞間接着装置が形成されていることが示唆された。MIE細胞は腸管上皮幹細胞のマーカーであるMusashi-1および未分化細胞マーカーのHes 1を発現していることより、腸管上皮幹細胞に近似した未分化な細胞であることが示唆された。トランスウエル上で3日間の前培養を行ったMIE細胞を用いて、腸管リンパ球と18時間共培養を行ったところ、MIE細胞は著しい高分子(microsphere)の基底側への輸送が確認された。共培養したMIE細胞は大量のmicrosphereを細胞内に取り込んでいることが明らかとなった。また、走査型電子顕微鏡で表面微細構造を観察したところ、共培養したMIE細胞では細胞表面の微絨毛構造が消失し、抗原取り込みに適した柔軟な可塑性を発現していることが判明した。以上の結果より、我々が樹立したMIE細胞は、未分化な腸管上皮幹細胞に近似した性質を示し、腸管リンパ球との共培養により高分子輸送能を有するM細胞への分化能を有することが判明した。よって、MIE細胞は、腸管における上皮細胞分化機構解明にとって有用な細胞株であると考える。
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Role of caveolin-1 and cytoskeletal proteins, actin and vimentin, in adipogenesis of bovine intramuscular preadipocyte cells
Caveolin-1 和细胞骨架蛋白、肌动蛋白和波形蛋白在牛肌内前脂肪细胞脂肪形成中的作用
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Cell Biol.Int 28
影响因子:
--
作者:
[Takenouchi T]
通讯作者:
Takenouchi T
DOI:
10.1007/s00418-004-0704-y
发表时间:
2004-11-01
期刊:
HISTOCHEMISTRY AND CELL BIOLOGY
影响因子:
2.3
作者:
[Hayashi, S, Aso, H, Yamaguchi, T]
通讯作者:
Yamaguchi, T
Isolation of genes showing increased expression during bovine adipocyte differentiation.
分离显示牛脂肪细胞分化过程中表达增加的基因。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Animal Science Journal 76
影响因子:
--
作者:
[Tadashi Yamasaki, Koji Tahara, Shoichi Takano, Miho Inoue-Murayama, Michael T. Rose, Takeshi Minashima, Hisashi Aso, Shin'ichi Ito, M.Tohno, Yuko Miyake, Kohtaro Miyazawa, Kohtaro Miyazawa, Nagai Y., Tadashi YAMASAKI]
通讯作者:
Tadashi YAMASAKI
DOI:
10.1016/j.imlet.2004.10.026
发表时间:
2005-04-15
期刊:
IMMUNOLOGY LETTERS
影响因子:
4.4
作者:
[Shimosato, T, Tohno, M, Saito, T]
通讯作者:
Saito, T
Growth hormone acts directly on the synthesis and secretion of a-casein in bovine mammary epithelial cells.
生长激素直接作用于牛乳腺上皮细胞中α-酪蛋白的合成和分泌。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Journal of Dairy Science 72
影响因子:
--
作者:
[Tadashi Yamasaki, Koji Tahara, Shoichi Takano, Miho Inoue-Murayama, Michael T. Rose, Takeshi Minashima, Hisashi Aso, Shin'ichi Ito, M.Tohno, Yuko Miyake, Kohtaro Miyazawa, Kohtaro Miyazawa, Nagai Y., Tadashi YAMASAKI, K. SAKAMOTO]
通讯作者:
K. SAKAMOTO
共 9 条
Increasing effect of cyclophilin A on somatic cell counts in milk of dairy cow
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批准号:21H02340
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.23万
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财政年份:2021
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负责人:麻生 久
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依托单位:
腸管上皮細胞株を用いたM細胞分化特異的サブトラクション・ライブラリーの構築
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批准号:18658104
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:麻生 久
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依托单位: