多系統萎縮症の発症素因解明に関する基礎的研究
多系統萎縮症の発症素因解明に関する基礎的研究
批准号:
16659227
负责人:
佐々木 秀直
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
多系統萎縮症の発症や進行には酸化ストレスやnitrative stressに対して神経保護効果作用を有する遺伝子群が関与しているとの仮説がある。最近、培養神経細胞にストレス誘導物質である6-hydroxydopamine (6-OHDA)又は1-methyl-4-phenylpyridinium (MPP^+)を暴露した際の遺伝子発現量の変化が報告されている。発現量が増加した遺伝子の一部には細胞保護作用を有する可能性があり、同時に疾患感受性遺伝子である可能性もある。今回我々は、これらの遺伝子が多系統萎縮症の素因遺伝子である可能性を考え、疾患との関連解析を行った。研究は倫理委員会で承認を得た。説明は文書で行ない、文書で同意を得た。対象患者群は119人であり、その内訳は男性59人,女性60人である。平均発症年齢59.4±8.5(41-79)歳,病型はMSA-C 93人,MSA-P 26人である。正常対照群は123人(男性61人,女性62人),平均年齢58.7±8.9(41-83)歳である。SNP多型解析はDDIT3,ATF3,CEBPB,SQSTM1,CARS,SLC1A4,ATF4,EIF4EBP1の8遺伝子について行なった。遺伝子各々について4ないし7箇所のSNPを解析し,genotypeを決定した後ハプロタイプを統計学的に推定した。カイ二乗検定で二群間を比較した結果,SLC1A4のSNP +28833(V398I,rs759458)のgenotype頻度に有意な差を認めた(Pc=0.0093,Pc;Bonferroni補正後p値)。今回の結果は、多系統萎縮症の疾患素因遺伝子としてSLC1A4が候補の一つであることを示唆している。結果の確認には、異なる母集団での追試、SLC1A4の生物学的機能解析など、今後の研究が必要である。
英文摘要
多系統萎縮症の発症や進行には酸化ストレスやnitrative stressに対して神経保護効果作用を有する遺伝子群が関与しているとの仮説がある。最近、培養神経細胞にストレス誘導物質である6-hydroxydopamine (6-OHDA)又は1-methyl-4-phenylpyridinium (MPP^+)を暴露した際の遺伝子発現量の変化が報告されている。発現量が増加した遺伝子の一部には細胞保護作用を有する可能性があり、同時に疾患感受性遺伝子である可能性もある。今回我々は、これらの遺伝子が多系統萎縮症の素因遺伝子である可能性を考え、疾患との関連解析を行った。研究は倫理委員会で承認を得た。説明は文書で行ない、文書で同意を得た。対象患者群は119人であり、その内訳は男性59人,女性60人である。平均発症年齢59.4±8.5(41-79)歳,病型はMSA-C 93人,MSA-P 26人である。正常対照群は123人(男性61人,女性62人),平均年齢58.7±8.9(41-83)歳である。SNP多型解析はDDIT3,ATF3,CEBPB,SQSTM1,CARS,SLC1A4,ATF4,EIF4EBP1の8遺伝子について行なった。遺伝子各々について4ないし7箇所のSNPを解析し,genotypeを決定した後ハプロタイプを統計学的に推定した。カイ二乗検定で二群間を比較した結果,SLC1A4のSNP +28833(V398I,rs759458)のgenotype頻度に有意な差を認めた(Pc=0.0093,Pc;Bonferroni補正後p値)。今回の結果は、多系統萎縮症の疾患素因遺伝子としてSLC1A4が候補の一つであることを示唆している。結果の確認には、異なる母集団での追試、SLC1A4の生物学的機能解析など、今後の研究が必要である。
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DOI:
10.1016/b978-0-444-51892-7.00036-x
发表时间:
2012-01-01
期刊:
Handbook of clinical neurology
影响因子:
--
作者:
[Chen, Dong-Hui, Raskind, Wendy H, Bird, Thomas D]
通讯作者:
Bird, Thomas D
Four mutations of the spastin gene in Japanese families with spastic paraplegia.
日本痉挛性截瘫家族中 spastin 基因的四种突变。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
J Human Genet 51
影响因子:
--
作者:
[飯島一誠, 塚口 裕康, 塚口 裕康, Basri R]
通讯作者:
Basri R
脊髄小脳変性症-我が国と世界の現状
脊髓小脑变性——日本和世界的现状
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Clinical Neuroscience 23・12
影响因子:
--
作者:
[Ono K, Noguchi M, Matsumoto Y, Yanase D, Iwasa K, Naiki H, Yamada M, 佐々木秀直]
通讯作者:
佐々木秀直
片頭痛発作を伴う常染色体優性遺伝性小脳皮質萎縮症
常染色体显性遗传性小脑皮质萎缩伴偏头痛发作
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
神経内科 60
影响因子:
--
作者:
[Chen, D.H., Cimino, P.J., Ranum, L.P.W., Zoghbi, H.Y., Yabe, I., Schut, L., Margolis, R.L., Lipe, H.P., Feleke, A., Matsushita M., Wolff, J., Morgan, C., Lau, D., Fernandez, M., Sasaki, H., Raskind, W.H., Bird, T.D., 矢部 一郎, 矢部 一郎, 相馬 広幸]
通讯作者:
相馬 広幸
脊髄小脳変性症のすべて-診療および療養のポイント
关于脊髓小脑变性的一切 - 医疗和治疗要点
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
難病と在宅ケア 11・4
影响因子:
--
作者:
[辻 幸子, 佐々木秀直]
通讯作者:
佐々木秀直
共 6 条
皮質性小脳萎縮症の病因遺伝子および発症機序解明に関する研究
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批准号:15016003
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2003
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负责人:佐々木 秀直
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依托单位:
海外基金