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心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の退院と社会復帰を促進する要因の解析

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の退院と社会復帰を促進する要因の解析
分析促进在精神错乱等状态下对他人实施严重伤害行为的人出院和重新融入社会的因素。
批准号:
16659309
负责人:
吉川 和男
金额:
$2.18万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究の目的は心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の退院と社会復帰を促進するための複合的要因を明らかにすることである。このため、医療観察法制度が施行された平成17年7月より全国の指定医療機関を中心に人口統計学的変数や精神症状に関するデータ収集を行ってきた。しかし、1年半あまりでは退院者が十分発生していないことから、統計的な検証には不十分であった。このため、解析の対象者を1980年の1年間に心神喪失等を理由に不起訴処分を受け、精神病院に入院し、その後、退院となった489例を1991年末まで追跡した者とし、この間に、暴力的な犯罪で逮捕された者の要因について分析を行った。この結果489例中52例(10%)が暴力的な犯罪(殺人、傷害致死、傷害、強盗、強姦および強制わいせつ、暴行)で逮捕された。再犯に関わる種々の変数をコックス回帰分析によって解析したところ、静的変数である性質的要因と歴史的要因では45歳以上の年齢は保護的要因(相対危険率0.38)として働き、教育歴の低さ、指標犯罪が暴力犯罪(2.42)、暴力犯罪歴(2.54)はいずれもリスク要因であった(いずれも統計的に有意)。動的変数である状況要因、臨床要因では、住居不定(2.64)、6ヶ月未満の入院(2.64)、物質関連障害の診断(5.19)がいずれも統計的に有意なリスク要因となっていることが判明した。以上より、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の社会復帰を阻害する要因としては、年齢や過去の犯罪歴等の静的変数のみならず、介入によって変化可能な動的変数が重要であり、特に、アルコールや薬物などの物質関連障害に対する地域での対策が急務である。また、退院後の住居を確保したり、就労につけるような社会的支援も暴力犯罪の再発予防には有効であることが示唆された。
英文摘要
本研究の目的は心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の退院と社会復帰を促進するための複合的要因を明らかにすることである。このため、医療観察法制度が施行された平成17年7月より全国の指定医療機関を中心に人口統計学的変数や精神症状に関するデータ収集を行ってきた。しかし、1年半あまりでは退院者が十分発生していないことから、統計的な検証には不十分であった。このため、解析の対象者を1980年の1年間に心神喪失等を理由に不起訴処分を受け、精神病院に入院し、その後、退院となった489例を1991年末まで追跡した者とし、この間に、暴力的な犯罪で逮捕された者の要因について分析を行った。この結果489例中52例(10%)が暴力的な犯罪(殺人、傷害致死、傷害、強盗、強姦および強制わいせつ、暴行)で逮捕された。再犯に関わる種々の変数をコックス回帰分析によって解析したところ、静的変数である性質的要因と歴史的要因では45歳以上の年齢は保護的要因(相対危険率0.38)として働き、教育歴の低さ、指標犯罪が暴力犯罪(2.42)、暴力犯罪歴(2.54)はいずれもリスク要因であった(いずれも統計的に有意)。動的変数である状況要因、臨床要因では、住居不定(2.64)、6ヶ月未満の入院(2.64)、物質関連障害の診断(5.19)がいずれも統計的に有意なリスク要因となっていることが判明した。以上より、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の社会復帰を阻害する要因としては、年齢や過去の犯罪歴等の静的変数のみならず、介入によって変化可能な動的変数が重要であり、特に、アルコールや薬物などの物質関連障害に対する地域での対策が急務である。また、退院後の住居を確保したり、就労につけるような社会的支援も暴力犯罪の再発予防には有効であることが示唆された。
期刊论文(21)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: European Child Adolescent Psychiatry 14
影响因子: --
作者: [Izutsu T, Shimotsu S, Matsumoto T, Okada T, Kikuchi A, Kojimoto M, Noguchi H, Yoshikawa K]
通讯作者: Yoshikawa K
司法精神医学と医療観察法制度-その意義と課題
法医精神病学和医学观察法律制度——其意义和挑战
DOI: --
发表时间: 2007
期刊: OT作業療法ジャーナル 44(3)
影响因子: --
作者: [Fukui H, et al., Takeuchi Y. et al., Kinoshita Y. et al., Takagishi Y. et al., Sugimura Y. et al., Kinoshita Y. et al., Mizuno Y. et al., Hoshino et al., Shiohara T, Shiohara T, Shiohara T, Shiohara T, Shiohara T, Kano Y, Shiohara T, Shiohara T, 吉川和男]
通讯作者: 吉川和男
医療観察法制度の意義と課題
医学观察法律制度的意义和问题
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 精神神経誌 108(5)
影响因子: --
作者: [吉川和男, 山上皓]
通讯作者: 山上皓
破壊的行動障害の症状と反社会的傾向の関係-Psychopathy Checklist, Youth Versionと共分散構造分析を用いた研究-
破坏性行为障碍症状与反社会倾向之间的关系 - 使用精神病检查表、青年版和协方差结构分析的研究 -
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 犯罪学雑誌 72
影响因子: --
作者: [松本俊彦, 岡田幸之, 千葉泰彦, 安藤久美子, 吉川和男]
通讯作者: 吉川和男
共 14 条
    青少年の反社会的行動に対するマルチシステミックセラピーの有効性に関する研究
    海外基金