くも膜下出血後脳血管攣縮に対する蛋白セラピー
くも膜下出血後脳血管攣縮に対する蛋白セラピー
批准号:
16659388
负责人:
小野 成紀
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
11R蛋白による脳血管壁細胞外から細胞内への蛋白質導入に関する研究成果として、今回、我々は、11Rに緑色螢光色素であるEGFP(enhanced green fluorescent protein)を融合させて、脳血管壁への導入をex vivo, in vivoで検討した。生理食塩水でラットの脳を灌流後脳幹を摘出し、11R-EGFP+DMEM(12.5μM)およびEGFP+DMEM(12.5μM)に静置した。凍結切片を作成し螢光顕微鏡で脳底動脈を観察したところ、11R-EGFP群で脳血管壁への著明な導入を認めたが、EGFP群では殆ど導入を認めなかった。次に、11R-EGFPおよびEGFPをそれぞれ最終濃度12.5μMとなるようにラット大槽内注入した。注入後、生理食塩水で灌流し脳幹を摘出、凍結切片を螢光顕微鏡で観察した。11R-EGFP注入群では、2時間後には既に、脳血管壁全層への著明な導入を認めた。しかし、EGFP注入群では脳血管壁への導入は認めなかった。血管の部位別導入効率に関しては11R-EGFP注入群は、EGFP及び生食注入群と比較し、中膜に高い螢光強度を示した。以上のように脳血管壁へ11Rによる蛋白質導入が可能であることを確認した後、われわれは、一酸化窒素合成酵素と11Rの合成蛋白を作成し、脳血管壁へのくも膜下出血モデルに対する導入実験にも成功した。くも膜下腔への同蛋白質注入2時間後、くも膜下血腫存在下においても本合成蛋白は脳血管壁に導入可能であった。現在、この蛋白により産生される一酸化窒素による、くも膜下出血後惹起される脳血管攣縮の抑制効果について研究を進めている。また、これらのデータは第21、22回スパズムシンポジウム、第64回日本脳神経外科学会総会、第5、6回日本分子脳神経外科学会等において発表した。
英文摘要
11R蛋白による脳血管壁細胞外から細胞内への蛋白質導入に関する研究成果として、今回、我々は、11Rに緑色螢光色素であるEGFP(enhanced green fluorescent protein)を融合させて、脳血管壁への導入をex vivo, in vivoで検討した。生理食塩水でラットの脳を灌流後脳幹を摘出し、11R-EGFP+DMEM(12.5μM)およびEGFP+DMEM(12.5μM)に静置した。凍結切片を作成し螢光顕微鏡で脳底動脈を観察したところ、11R-EGFP群で脳血管壁への著明な導入を認めたが、EGFP群では殆ど導入を認めなかった。次に、11R-EGFPおよびEGFPをそれぞれ最終濃度12.5μMとなるようにラット大槽内注入した。注入後、生理食塩水で灌流し脳幹を摘出、凍結切片を螢光顕微鏡で観察した。11R-EGFP注入群では、2時間後には既に、脳血管壁全層への著明な導入を認めた。しかし、EGFP注入群では脳血管壁への導入は認めなかった。血管の部位別導入効率に関しては11R-EGFP注入群は、EGFP及び生食注入群と比較し、中膜に高い螢光強度を示した。以上のように脳血管壁へ11Rによる蛋白質導入が可能であることを確認した後、われわれは、一酸化窒素合成酵素と11Rの合成蛋白を作成し、脳血管壁へのくも膜下出血モデルに対する導入実験にも成功した。くも膜下腔への同蛋白質注入2時間後、くも膜下血腫存在下においても本合成蛋白は脳血管壁に導入可能であった。現在、この蛋白により産生される一酸化窒素による、くも膜下出血後惹起される脳血管攣縮の抑制効果について研究を進めている。また、これらのデータは第21、22回スパズムシンポジウム、第64回日本脳神経外科学会総会、第5、6回日本分子脳神経外科学会等において発表した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
脳血管障害への新しい治療戦略としての11Rによる脳血管壁への蛋白導入
通过11R将蛋白质引入脑血管壁作为脑血管疾病的新治疗策略
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
脳血管攣縮 21
影响因子:
--
作者:
[Nakagawa A, Sato J, Hirano T, Ohki T, Saito T, Takayama K, Tominaga T., 小川智之]
通讯作者:
小川智之
国内基金
海外基金
白介素-11R介导分子靶向探针对肝癌及转移灶靶向治疗机理研究
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批准号:81560297
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项目类别:地区科学基金项目
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资助金额:38.0万元
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批准年份:2015
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负责人:蒋天鹏
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依托单位: